今までの記事
↓
アレルギー性皮膚炎と
肌が弱いとか 強いとかは
まったく関連性がない!
だから・・・
アレルギー性接触皮膚炎の方は
優しいシャンプーじゃないといけない
ってことは 全然ない!
ってことで 今回は
②刺激性接触皮膚炎の方
こういう症状が出やすい方への
アドバイスという形で説明しよう
刺激性接触皮膚炎ってのは
ヘアカラーやパーマ剤に含まれてる
強いアルカリ剤や きついオキシドール等で
肌が攻撃されて 炎症を起こすんだけど・・・
こういうパターンの方のシャンプーは
施術前と施術後とか シャンプー剤というより
洗い方が重要だったりする。
◎ヘアカラーやパーマなどの施術前のシャンプー
まず シャンプー剤については 洗浄力の高いシャンプーもダメ 優しいシャンプーもダメ! 適度な洗浄力のシャンプーがおすすめである。
なぜかというと 洗浄力の高いシャンプーで洗うと 頭皮の脂質を取りすぎたりして その後のアルカリやオキシの刺激を高めてしまう可能性がある。
また 優しいシャンプーで洗うと 髪の毛への薬剤の浸透を弱めてヘアカラーやパーマの薬剤の浸透の妨害をして 薬剤の放置時間を長くしてしまう傾向にあり 刺激性の成分の皮膚への滞在時間が長くなってしまうから。
んで 施術前はシャンプーの仕方も大切で 頭皮をゴシゴシ洗ったりなどすると その後にアルカリやオキシの刺激が強くなってしまうので 頭皮は優しく洗うようにしないといけないよ。
◎施術後のシャンプー
ヘアカラーやパーマの施術後は??? 刺激性接触皮膚炎を起こしやすい人の多くは ここで優しいシャンプーって考えがちだけど ここはちょいと注意が必要なんだね、ってのはアルカリやオキシなどは残留しやすいって事。 アルカリなんかは1週間程度残留すると言われてるぐらいだからね。
だから施術後に あまりに洗浄力の優しいシャンプーで洗うと刺激性の成分が長く残留し 逆に症状を激しくしてしまう可能性があるって事だね。
昭和の時代は パーマ後は1週間はシャンプーしちゃいけない!な〜んて言ってた時代もあるけど 頭皮や髪に残留する薬品は早く落としたほうが良いので ここはちゃんと洗えるシャンプーを使用した方が良い。
ってことは・・・
どっちも あまり洗浄力の弱い
優しいシャンプーは向いてないって事なんだよね。
で でもね・・・
多くの 一般の人たちは・・・
いやいや
そこらのプロの理美容師さんたちすら
頭皮や肌の弱い人は
優しいシャンプーが良い!
と思ってる。。。
優しいシャンプーのほうが
安全性が高いと思ってるんだよね・・・
こんどは シャンプーとアレルギー
シャンプーが合う 合わないのお話をしよう。
続く・・・
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