パナソニックのナノイーなヘアドライヤー!

どS美容師に質問

ちょいと前に
高級ドライヤーの記事を書いた

最近流行の高級ドライヤーっていいの?

ダイソン、レプロナイザー、パナソニックなど最近流行の高級ドライヤーっていいの?
んじゃ 今日の読者さんからの質問ね ・・・・・・・・・・ こんばんは、デジパーで失敗してビビリ毛になり DO-Sシャンプーを愛用して5年間・・・ 最初の1年間はビビリ毛を誤魔化すのに 悪戦苦闘しましたが、それを脱出してからは 髪の毛...

 

んで この記事に
美容師さんから質問が届いた

・・・・・・・・・・

いつもお世話になっております!
今回の高級ドライヤーの件ですが、
僕も前からとても気になっておりました。
もしお時間があればご回答いただきたいのですが、

 

ご紹介されているパナソニックの広告の
『水分発生量18倍 髪のうるおい1.9倍』は
Do-S理論だと 髪のキューティクルは濡れると開き、
乾くと閉じ、髪に適切な水分量を自動調節でき
その機能を阻害する、コーティング剤のカスを
取り除くのがDo-Sシャンプーで、
髪にとって不要な水分は結合水を除き、
出ていくべきものと思っていました。

それでもしっとり感が欲しいときは、
ヒアルロン酸やリピジュア(Do-SウォーターBなど)
で水分を取り込むしかないと思っていましたし、

それ以外に水分を閉じ込めるために油分で
コーティングするとダメージするはずですが

そういった髪や薬品の特性以外に
うるおいを2倍近く持たせるには、

ドライヤーなどの化学で
原理的に可能なことなのでしょうか?

 

ご家族の方の使用感は”サラサラ”で、
”しっとり”ではないかもしれませんが
以前お使いのドライヤーと今回絶賛されていたものとでは、
どこに違いや改良があってここまで評価が高くなるのかが
気になって仕方がなく質問させていただきました。

 

メーカーの企業秘密な部分であれば
分からないかもしれませんが、
ウチの店の、営業の核でもある
Do-S理論を超越した世界があるのか?

 

広告のキャッチコピーからは
アルマダのようなオカルト臭さを
どうしても感じてしまうのですが、、、

またお時間がございましたらご回答くださいまし。

・・・・・・・・・・

 

ホイホイ! お疲れ様〜!

 

マイナスイオン、ミネラルに
よ〜わからん ナノイーとか・・・

アルマダ様のように
オカルト臭を感じるかい(笑)

 

 

>ウチの店の、営業の核でもある
Do-S理論を超越した世界があるのか?

あはは そんな大したお話じゃ〜ないよ(笑)

美容師さんが 勉強するような
毛髪理論や薬剤理論とはあんま関係ないからね。

 

 

レプロナイザーの
バイオプログラミングなんかは

一体 何を言ってるのか?
何のお話なのか? ぢ〜ぢにも
まったく理解すらできないんだけど・・・

パナソニックのナノイー程度なら
それなりに理解してるし
簡単にだけど説明もできるよ。

 

 

まず 最初に
君は少し誤解してるみたいだね・・・

>そういった髪や薬品の特性以外に
うるおいを2倍近く持たせるには、

ドライヤーなどの化学で
原理的に可能なことなのでしょうか?

 

ナノイーは うるおいを
2倍近く持たせるものではないよ!

 

『水分発生量18倍 髪のうるおい1.9倍』

水分発生量18倍っていうのは
パナソニックのナノイードライヤーの

前のモデル より18倍も
水分を発生するって事ね♪

 

 

そう 新型になって
なんと 18倍も水分を発生しちゃうんだ!

 

そんで 髪のうるおい1.9倍 ってのも

前のモデル(EH-NA9B)より
毛髪の水分増加量 が 1.9倍になった!
って事なんだね ↓

 

 

 

簡単にいうと 今回販売開始された
新型で 以前のモデルよりは

2倍近く しっとりするようになった!

 

2倍近く 長持ちする

って意味じゃ〜なく

単に 2倍近く水分を補うだけだよ!

 

 

んで ここまでの解説でも
すんごく 違和感を覚えないかい・・・

 

どうして? ドライヤーが

水分を発生するの???

 

 

今までのヘアケア理論だと
ドライヤーで乾かす というのは

髪の毛の自由水を温風で
外に出してあげる って事だよね!?

 

ドライヤーで乾かす

毛髪から水分を奪う!

 

だから ドライヤーをしすぎると
乾燥しすぎて髪の水分が少なくなり
バサバサになってしまうんだよね!

 

そこで ナノイー なんだ!

 

 

パナソニックの ナノイーというのは

空気中の水分に高電圧を加えて生成される

ナノサイズの微粒子イオンのこと。

 

わかりやすくいうと・・・

 

ナノイーってのは

空気中の水分を沢山持ってる

目に見えないほどの

小さ〜な 粒子みたいなもん!

 

 

すんご〜く 小さくて

目に見えないような アクアミストが

ドライヤーから出てるイメージだね♪

 

すんごい細かいので
ドライヤーをかけてるうちに
空気中の水分を髪の内部まで
入れちゃう事ができるんだ。。。

 

ドライヤーで髪を乾かしながら

空気中の水分を 髪の中に補ってる。

 

 

たとえば 冬場に空気が乾燥してたら 髪もパサパサするのも 空気中の水分が少ないから 髪の毛の水分も奪われやすくなる理屈だし・・・
梅雨時期の湿気が多い時なんか 癖のある人はスタイリングした後に 空気中の水分を吸っちゃって 癖が出てきたりもするでしょ!?

毛髪は空気中の水分を自由水として取り込む事ができるんだね。

そこで ナノイーのような空気中の水分をもったイオンを入れちゃうと 髪が乾燥してパサパサになりにくくなるんだよね。

 

ま プロの美容師なら お客さんの髪質に合わせて 乾燥しすぎないように ドライヤーで乾かす事が可能だけど
一般の方がホームケアで乾かすなら 乾燥しすぎでパサパサにならなくて良いんじゃないの?

 

 

コメント

  1. 伊藤裕 より:

    お忙しい中、早速のご回答本当にありがとうございました!
    やはり僕のまったく知らない世界で勉強不足でした。
    一般人が毎日がドライするのに、技術で補えない部分をカバーできるんですね。
    そこに幾らお金を出せるか、の問題ですが、たしかにそんな高度なメカニズムであれば
    コストもかかり高額になるのもわかる気がします。
    もしサロンで有意義に活かせるアイデアが出れば、購入もありかなと思いました。
    とても参考になりました!どうもありがとうございました!

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