ハナヘナで染めると髪の毛はどんな色に染まりますか？

天然ヘナのハナヘナで染めるとどんな色に染まりますか？

ハナヘナでナチュラルな栗色に染めたいのですがどれを使えばいいですか？

な〜んて質問をよくいただきます。

でもね、ケミカルヘナ（化学薬品入りヘナ）ではなく天然のヘナ&インディゴで染めるヘナカラーリングの場合、どんな色に染まるのか？ちゃんと予想通りに発色してくれるのか？どのくらい持つのか？等は個人差がとても大きいし、同じ方でも染める度に毎回違いがあったりするものなのです。

天然ヘナとインディゴでの毛染めは髪の毛をほとんどダメージさせないし、ハリをだしたりダメージを誤魔化したりできる。

でも染まる色に関していうとどのくらい髪が染まるのかアテにならないしムラもあったりする、しかも普通のヘアカラーのように脱色（ブリーチ）作用がないので自毛より明るく染まらない。
だから白髪をしっかり染めようとすると全体的に見るとカラスのような真っ黒な色に染まっちゃう場合もあるんだよね。

天然ヘナやインディゴでの毛染めは どんな色に染まるかわからない！

染まるトコ染まらないトコとかムラがある、しかもそれは毎回違ったりする。そして脱色もしないので自毛より明るい色に染めのは不可能！白髪染めなどで回数を重ねると真っ黒になる可能性もある。

天然ヘナ&インディゴのハナヘナで髪が染まる原理とは？

天然１００％のヘナとインディゴのみを使用したハナヘナで髪が染まる原理とは？

一般的なヘアカラー剤は白髪染めでもフッションカラーでも同じなのですが、黒髪のメラニン色素をブリーチ剤（脱色剤）で破壊し明るくしながら同時にカラー剤の色素を入れて色味を変えるのです。

そう、、、ブリーチ剤による脱色と化学反応による色素の発色を同時に行なっています。

だから日本人の黒髪がブラウンに染まったり、白髪染めでも自毛より少し明るめの茶色で白髪も染まったりするんですよね。

天然ヘナやインディゴなどの場合は

ブリーチ・脱色は一切しないので髪色は明るくなりません。

あと化学反応で色素が発色するのではなく、ヘナなら赤っぽいオレンジでインディゴならブルーの色味が 髪のケラチンタンパク質に絡みつくように吸着するだけです。

色素が付着するだけなので染まりにも個人差も大きく、同じ方でもその時の髪の状態等で毎回染まり具合が変わったり染まりムラがあったりもします。

ハナヘナだけではなく天然のヘナやインディゴでのカラーリングは通常の毛染めと全く違い、脱色効果がないので明るくはなりませんし、髪が染まるというより髪に色が付着する というイメージで捉えていただければと思います。

ハナヘナはどんな色に染まりますか？

ブリーチ（脱色）はしないで、色が付着するだけの天然ヘナ&インディゴでの毛染め。

場末のパーマ屋が取り扱う『ハナヘナ』は実際にどんな色に染まるのでしょうか？

☆ハナヘナ　ナチュラル（ヘナ）

ソジャット産のナチュラルへナ100%商品です。

髪質、ダメージ具合により濃い薄いはありますが、白髪は赤っぽいオレンジ色に染まります。

脱色しないので自毛が明るくはならないのですが、ヘアマニキュアのような感じで赤みのあるオレンジ色が着色する感じなので髪質によっては明るくなったような気がする場合もあります。

☆ハナヘナ　インディゴ

天然のインディゴ100％の製品です。

白髪は薄いブルーから藍色程度に染まります。また２度染めで最初にナチュラル（ヘナ）で染めたあとインディゴで染めた場合は白髪がブラウン〜焦茶程度に染まります。
黒髪〜暗めの髪色の方はブルーがかるためかなり暗く見えるようになります。

☆ハナヘナ　ハーバルブラウン

ヘナ：インディゴ→４：６にミックスした商品です。

白髪は薄いベージュ〜茶色程度に染まります。黒髪はほとんど変わりません。

☆ハナヘナ　ハーバルマホガニー

ヘナ：インディゴ→２：８にミックスした商品です。

白髪は青みがかった薄い茶色〜こげ茶色程度に染まります。黒髪はブルーがかり少し暗く見えます。

実際に天然のヘナやインディゴは『染まる』というより『色が付着する』という感じだし、発色にしてもハナヘナのナチュラルのようにヘナ１００％の商品は染めた直後に発色した感じになりけど、インディゴが入ってる【インディゴ】【ハーバルブラウン】【ハーバルマホガニー】は染めてから発色するまで１〜２日かかるのでその間のシャンプーやヘアケアなどや湿度などの環境でも染まり加減や持ちも随分変わったりします。

天然ヘナやインディゴでのヘアカラーリングはどんな色味に染まるのかや持続性などは個人差も大きいし、同じか人物でもその時その時で変化すると思ったほうがいいです。