ピュアシステアミンでダメージレスパーマ?
においやダメージの原因となるHCL(塩酸塩)を
電気分解で取り除いた、アルカリ度を持つ
唯一のカール形成成分“ピュアシステアミン”を採用。
においとダメージをしっかりと抑えます。
従来のシステアミン塩酸塩は、ダメージの原因となる
アルカリ剤(アンモニア・モノエタノールアミン)の
使用が不可欠でした。
しかし、ピュアシステアミンはアルカリ剤フリーなので、
髪への負担を抑え、弾力のあるカールを作ります。
ぢ〜ぢの愛孫 ひまりちゃんです!
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んじゃ 今日の読者さんからの質問ね
・・・・・・・・・・
ぢ~ぢさん教えてください
ピュアシステアミンはアルカリ度を持っているから、
アルカリ剤を使わなくてもパーマがかけられる
アンモニア等のアルカリ剤による傷みが大きいので、
ピュアシステアミンを使えばダメージレス
と教えられたのですが、
ピュアシステアミンの持つアルカリ度と
アンモニアのアルカリでは 同じPHでも
髪の毛への影響は違うのでしょうか?
なぜシステアミンから
ピュアシステアミンに変化させると
アルカリ度を持つようになるのでしょうか?
よろしくお願いします。
・・・・・・・・・・
ホイホイ!
ナンバースリーさんが出してる
tocosmeのピュアシステアミンのことだよね?
まず 順序が反対になるけど
>なぜシステアミンから
ピュアシステアミンに変化させると
アルカリ度を持つようになるのでしょうか?
これね システアミンから
ピュアシステアミンに変化させてる
訳じゃ〜ないんだよ。
たぶん・・・というか
まず 間違いなくというか・・・
ピュアシステアミンというのは
2-アミノエタンチオール
っていう成分だと思う。。。
実はコレ 韓国の方が
システアミン塩酸塩は含まず
2−アミノエタンチオールのみからなる
システアミンベースを有効成分として含む、
アルカリ無添加パーマ剤組成物。
ってので
日本でも2015年に特許を出願して
2017年に特許公開されてるんだ。
ピュアシステアミンは たぶん この
2−アミノエタンチオール の事だと思う。
ま 大手メーカーのナンバースリーさん
だから大丈夫だと思うけど・・・
特許問題とか 大丈夫なのか!?
なんて ちょいと心配しちゃうよね。
システアミンとして
一般的にパーマ剤に使われてる
システアミン塩酸塩は
pH3.5〜4.5ぐらいなんだけどね
この2−アミノエタンチオール
(システアミンベース)ってのは
そもそも pH9.0〜10.0ぐらいの
アルカリ性なんだよね。
普通に使われてる酸性のシステミン塩酸塩を
パーマでちゃんと還元するような
アルカリ性にしようとすると
モノエタノールアミンなどの
アルカリ剤を混ぜないといけないんだけど
そもそもpH9以上もあるアルカリ性の
2−アミノエタンチオールならアルカリ剤を
入れなくてもいいって事になるんだね。
だから ノンアルカリ・・・
アルカリ無添加パーマってことなんだ。
っていうことで
ピュアシステミンは
システアミンを変化させてる訳じゃなく
2−アミノエタンチオールって名称で
原材料屋さんで普通に売られてる薬品だ♪
※もしも ピュアシステアミンっていう代物が
システアミンベースと違う(特許的に?)としても
どう考えても 同じような仕組みの類似薬剤なので
このまま説明を続けていきます。
>ピュアシステアミンはアルカリ度を持っているから、
アルカリ剤を使わなくてもパーマがかけられる
アンモニア等のアルカリ剤による傷みが大きいので、
ピュアシステアミンを使えばダメージレス
と教えられたのですが、
ノンアルカリだから ダメージレスとか
ノンダメージなんていうのは 絶対に嘘だね!
パーマによるダメージの根本を
考えたらわかるんだけど
そりゃ アルカリ剤が髪に悪いのは
間違いないけど そんなことよりは
そもそも 還元剤で
髪の毛の シスチン結合を
ぶった斬り(切断し)
酸化剤で再結合させるんだけど
いくらかは 切断されっぱなしで
放置プレイしてる!
↑ これのが 髪の毛のダメージは
断然 多いからね♪
例えば 普通のシステアミンでも
ピュアシステアミンでも 同じpHで
同じシスアミ濃度で 同じ髪質に
同じようにパーマをかけたとすると
この還元による髪の損傷具合は
ほぼ同じようなもんだと思うよ!
普通のシステアミンでも
ピュアシステアミンでも
還元でのダメージは ほぼ同じ!
ダメージレスは言い過ぎだ♪
>ピュアシステアミンの持つアルカリ度と
アンモニアのアルカリでは同じPHでも
髪の毛への影響は違うのでしょうか?
アルカリ度とpHを混同しちゃダメだよ♪
例えば 普通のシステアミン塩酸塩を
モノエタノールアミンで pH9.5にしたのと
2−アミノエタンチオールが
元々pH9.5だったのでは・・・
同じpHでも アルカリ度は低いんだね。
だから 同じpHでも ピュアシステアミンの
アルカリ残留はしにくいんだ!
ってことで ピュアシステアミンのほうが
アルカリによる損傷は軽減されると思うよ♪
ピュアシステアミンは
還元ダメージは 同じようなもんだけど
アルカリダメージは 軽減される薬剤だ!
そんな感じだね。。。
ただ だいぶ前に 場末のぢ〜ぢも
この2−アミノエタンチオールの検証を
したことがあるんだけど・・・
確かにアルカリ度が低いのはダメージ的には
すごいメリットではあるんだけど
パーマをかけるっていうコントロール性には
デメリットでもあるんだよね・・・
それは どういうことかと言うとね
たとえば pH9.5とかの強いアルカリ性の薬剤で
パーマをするような 健康毛の人とかなら
アルカリ残留が少なく まったく問題はないけど
髪がダメージしてたりして 1剤の pHの低い薬剤、、、
たとえばpH8 ぐらいの弱いアルカリの薬を
使いたい時があるでしょ そういう時は
酸性の溶剤を混ぜて pHを下げて行くんだけど・・・
この時に
2−アミノエタンチオールだと
アルカリ度が少ないので
薬剤のpHが安定しないのだ!
あと 微妙な髪のウェット状態の違いとかでも
pHの移動が起こりかかりが計算しにくいなどの
デメリットがあるんだよね・・・
そう アルカリ度が低いと
ヘアダメージ的には良いけど
pHが変動しやすくなるので
ダメージ毛とかにパーマをかける時の
コントロール性は悪くなるんだよね。
アルカリ度が低いのも
メリット、デメリットがあるんだよね〜
外国の特許は面倒なことも多いしね〜
だから 場末のぢ〜ぢのとこでは
こいつの採用は見送ったんだよね・・・
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