ヘアカラーはゼロテク塗布がオススメ!?

ヘアカラーリング

ゼロテク ゼロタッチ マニ塗布 マニキュア塗り

ギリ塗布 浮かせ塗り ヘルシー塗り(笑)

 

ま いろんな呼び方があるみたいだけど
一番 メジャーなのは ゼロテク かな・・・

 

地肌が敏感なお客様にも安心なヘアカラー剤の塗布技術
目の細かいコームとか 毛染め用のハケを使って、
地肌に薬剤をつけないように染める塗布テクニック

 

それが ヘアカラーの

ゼロテク という薬剤塗布技法です♪

 

 

 

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ゼロテクの始まりは 昭和の時代にさかのぼります・・・

 

そう 昭和の終わり頃・・・
まだ 場末のぢ〜ぢが駆け出しの美容師だった時代に
美容業界では ヘアマニキュアというカラーが登場しました。

 

ヘアマニキュアってのは 爪のマニキュアと同じように
髪の毛の表面に 付着して染まるカラーですが
こいつが 頭皮や肌に着くと どうなるのか?

ふふふ・・・ 皮膚にも ばっちり着色します♪

 

たとえば 真っ赤なマニキュアを頭皮につけたら?
恐ろしい真っ赤な頭皮の出来上がりです(笑)
しかも シャンプーしても なかなか取れません・・・

 

そう そこで 当時の美容師連中は
ヘアマニキュアを 頭皮につけないように

でも できるだけ 頭皮ギリギリまで
ヘアマニキュアを塗れるように 試行錯誤しました。

 

そこで生まれた 塗布技術が ゼロテクです!

ま 当時は マニキュア塗り という昭和な言い方を
してたような記憶がありますけどね・・・(笑)

 

ゼロテクの基本的な方法は、目の細かいコームの
歯と歯の間に薬を溜めて、溜めた薬を頭皮につかない様に
染めたい部分めがけて 置いてくる感覚で塗布したり

ハケでは 塗布する時の角度や スライスの取り方を工夫して
コームなどよりも 多めの薬剤を置いてくる技法を考えたり・・・

当時 若手美容師だったぢ〜ぢも 鍛錬しましたよ〜♪

 

 

その後 このヘアマニキュアの塗布技術だった ゼロテクを

ブリーチや ヘアカラーにも応用し始めたんですね。

 

場末のぢ〜ぢなどは 平成になりギャルブームとかの頃
ダブル、トリプルカラーのアッシュとかが流行した時代に

ブリーチ剤で 頭皮がしみるギャルが多かったので
マニキュア塗り(ゼロテク)で脱色しまくった記憶があります(笑)

 

 

 

ここで たまに ゼロテクを誤解してる美容師さんもいます・・・

 

☆ジアミンアレルギーの方でも ゼロテク塗布なら安心!

これ 大きな勘違いですから注意しましょう。

 

 

いくらゼロテク塗布で頭皮に薬剤をつけないようにしても
プレーンリンスやシャンプーの時に どうしても頭皮に薬剤はつきます。

 

ジアミンアレルギーの方は このぐらいでも

反応してしまう方が多いので注意しましょう!

 

 

ゼロテク塗布は ヘアカラー剤が しみるとか 痛いとか
刺激などを 感じる方には有効ですが・・・

ジアミンアレルギーを起こさないような技法ではございません。

 

 

☆ゼロテクは 髪質の見極めや塗布量が重要!?

 

たまに見かけるのですが・・・
何がなんでも ゼロテクっていう美容師さん(汗)

やっぱ ゼロテクも
キャッチボール バランス コントロール が大切です!

 

たとえばだと・・・

ゼロテクが一番得意なのは 細毛、軟毛、猫っ毛、薄毛ではなく
普通〜硬毛、多毛、太い毛などが 適しててね・・・

ファッションカラーの2〜3センチ程度のリタッチ塗布とかは 得意だけど
猫っ毛、薄毛の方の 白髪染めなんぞは かなり難しいんだよね。。。

 

やはり

 

髪質や毛量などや 根元から何センチのリタッチ塗布とかの
ヘアカラー技法などと よくキャッチボールして

薬剤の種類、塗布量、塗布時間などのバランスをとり

全体のヘアカラー工程をコントロールするのが重要♪

 

 

↑ こんな 白髪染めって 意外に難しいよ〜

こんな塗布で 細毛、軟毛、薄毛などなら
ゼロテクはかなり困難だったりするよね〜

 

 

難しい条件で 無理やり ゼロテク塗布しても
塗布量が足りずに 白髪の染まり具合が悪化したり
塗布時間が長くなり 染まりムラが発生したりとか・・・

ヘアカラー技法や髪質に合わせて 塗布量をコントロール
塗布の手法、技法なども しっかり研究してね〜!

条件によっては 塗布時間も長くなるので
それに合わせた カラー剤選定なんかも重要になってくるからね。

 

 

ゼロテクには すごく良い部分も多いので

理美容師さんたちの健闘を祈る♪

 

コメント

  1. ママポコ より:

    こんにちは。いつもお世話になっています。
    ゼロテクって昭和の頃からあったのは知りませんでした。
    ゼロテク。じいじさまの仰る通りです。
    アレルギーは誤解されるのでアレルギー対応ではない事を説明します。
    軟毛、細毛、薄毛は難しいですね。リタッチなどディバイディングラインに薬が溜まらないような塗布量、コーム、タイム、チェック工程など試行錯誤しながら営業で、使えるようになりました。髪の毛が密集していない所は、頭皮に付着するか最根元が染まらない等、お客様に説明の上ゼロテクか頭皮に塗布するか伺って行います。
    今はまだ、説明してもどうしてもゼロテクで!!と仰られるお客様はおられませんが
    髪質によっては塗布時間、塗布ムラ、傷める原因になると思った時は
    出来ない髪質の方には、出来ないと伝える事も大切ですね。

    ウェーブ、縮毛矯正、全てにおいて同じですね。こちらのブログに出会ってからは、ロングヘアー、ホームカラーを、されていた等、髪の体力の残っていない損傷毛の方には新生部施術だけ、または出来ないと、はっきり言い切る事が出来るようになりました。

    いつも、いつも一つの質問の細部まで
    気にして頂き、こうしてお返事頂きありがとうございます。

    先日、酸性チオ使いました。
    今までにないあたり具合で
    感動でした。
    ありがとうございます。
    これからも、宜しくお願い致します。

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