DO-S式 ブロム酸化法 2016年版

DO-S的 パーマ解体新書

これからのパーマは 酸化で変わる!

 

2年ほど前に クリープパーマの理論を
完全否定した 場末のぢ〜ぢ

クリープパーマ理論は間違いでした!

 

今まで 中間水洗で流れていたと思っていた
還元剤が実は 流れてなんかいなかった!

これが パーマの大変換を起こした。。。

 

そして 根本からパーマ反応を考え直した

 

還元剤 ↓

RSH ⇄ RS + H+

 

還元反応 ↓

KSSK + RSH ⇄ KSSR + KSH  (1)

KSSR + RSH ⇄ RSSR + KSH  (2)

 

酸化反応 ↓

2KSH + O → KSSK + H2O

 

はい また嫌がらせ〜(爆)

 

 

復習するなら この記事熟読

DO-S的 新パーマ論 まとめ1

DO-S的 新パーマ論 まとめ2

 

 

 

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パーマでテストカール後に
ジチオを増やすことで
バックリアクションを起こし
ミックスジスルフィドを少なくし
SSの再結合を増やし

より ダメージが少なく
持ちの良いパーマを実現したい!

 

いよいよ 最新のパーマ酸化法の発表です(笑)

 

んで その前に
ちゃんと書いておかないといけないことが・・・

 

前回の記事を もう一度読んで

DO-S式 ブロム酸化法 リバースアクション

 

キャッチボール バランス コントロール のとこね

 

 

カチオンまみれの還元剤じゃ 無理だし

1剤のチオ濃度やpHによっては ブロム3で
バックリアクションしないで酸化しちゃう場合もあるし

 

そう リバースアクションをきちんと行うには
使用する1剤や処理剤とかの関係性が重要ということ!

 

だから これから書くレシピや工程は
基本的に 場末のぢ〜ぢのトコの薬剤に限ります!

他メーカーのパーマ剤、処理剤などでの結果には
一切 責任は持ちませんので 悪しからず。

 

 

DO-S式 ブロム酸化法 2016年版 使用薬剤

 

まずは 場末のぢ〜ぢのトコの還元剤は

チオグリコール酸のみのチオローションシリーズと

システアミンとチオの
ハイブリッドのカールLシリーズの2種類

DSC_5090

 

どれも 余分なカチオンや
感触向上成分など入れずに
シンプルに還元のみ行う薬剤だ。。。

 

 

詳細は

パーマに効く パーマ液♩

美容室のパーマに最適な還元剤とは?

パーマに最適な還元剤とは?(理美容師限定記事)

 

現在求められる パーマには
システアミンとチオグリコール酸の
ミックスした還元剤がベストである!

これが 場末のぢ〜ぢのベースである。

 

どんなパーマ剤でも

バックリアクションすると

思ったら大間違いですから♩

 

 

 

 

そして DO-S式ブロム酸化法で使用するのが

DO-S R−STOP

D-14

 

実は まもなく ちょいと内容が変更になり
少し価格も高くなっちゃうんだが

ジチオグリコール酸の溶剤だね。。。

こいつで ジチオを増加させて
バックリアクションを加速させる。

 

 

そして 最重要なのが

 

DO-S ブロム3

D-15

pH8のアルカリ性 ブロム濃度が3%だ!

 

ただ こいつには 新配合で とある成分が入ってる

新薬配合ブロム3 その仕組みとは?

 

実は

イオン結合したアミノ酸が

ブロム3を塗布して

チオをジチオに変えるのを

いくらかは 妨害しちゃうんだ!

 

そこで

新型ブロム3には このアミノ酸とかが
還元剤に くっつかないようになる成分を
配合して プチリニューアルしちゃいました♩

新型ブロム3は ゴミ取り機能がつきました!

 

 

もう 変更してから 1ヶ月半だから
多分 みんなこいつに変わってるだろうね。。。

 

この

余分なアミノ酸をイオン結合させないことと
pH8のアルカリ性ってことで
飛躍的に バックリアクションが起こるんだ!

 

はっきり言って このブロム3が一番重要!

 

よく安易に ブロム酸の6%とかを
薄めて使っときゃOKなんて思っちゃいけないよ〜。
アルカリ度が少ないので pHも変動しちゃうし
普通の2剤にゃ アミノ酸のイオン結合の
防止剤なんて入ってないからね!

あと pHが下がっちゃうと
ブロム酸の働きが良くなって
3%濃度でも バックリアクションしないで

すぐに 酸化を始めちゃう
パターンもありえるからね。

水で薄めるな 危険!!! だ(笑)

 

 

あとは

バックリアクション後に完全酸化させるための

DO-S ブロム6(ブロム酸6%)

 

そして アルカリ抹消のための

DO-S アシッド

 

ご購入は

DO-S商品の業務用販売について

 

 

 

DO-S式 ブロム酸化法 2016年版 工程

 

ここまでの解説が長かったけど

工程なんか 実にカンタン(笑)

 

 

ベーシックな工程は

 

還元後 テストカールしてOKなら

 

DO-S ブロム3を塗布

すぐに DO-S R-STOPを塗布して
5分間ほど 自然放置

DO-Sブロム6を塗布して
分間×2回程度 自然放置

DO-Sアシッドを塗布して2〜3分後
ロッドアウトする

 

 

 

こいつにちょいとプロの味付けを加えると・・・

 

DO-Sチオローションシリーズだけの1剤なら
チオ濃度が6%と高いので R−STOPは特に使用しなくてもOK

これは チオ濃度があるので
ジチオを加えなくても ブロム3だけで
十分にバックリアクションは起こるからだね。

 

あと

カールLシリーズのように シスアミが多い場合は
R−STOPとブロム3を混ぜて つける方法もあり!

これは ブロム3の濃度を薄くすることで
チオ濃度が少ないので バックリアクションより
酸化しちゃう危険性を減らすため。。。

 

ちょいと ここらのマニアックなとこは
これから 解説するけどね(笑)

 

 

でも

まずは このベーシックな工程で
チャレンジしてみるといいよ〜!

 

 

 

 

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