これからのパーマは 酸化で変わる!
2年ほど前に クリープパーマの理論を
完全否定した 場末のぢ〜ぢ
↓
今まで 中間水洗で流れていたと思っていた
還元剤が実は 流れてなんかいなかった!
これが パーマの大変換を起こした。。。
そして 根本からパーマ反応を考え直した
還元剤 ↓
RSH ⇄ RS + H+
還元反応 ↓
KSSK + RSH ⇄ KSSR + KSH (1)
KSSR + RSH ⇄ RSSR + KSH (2)
酸化反応 ↓
2KSH + O → KSSK + H2O
はい また嫌がらせ〜(爆)
復習するなら この記事熟読
↓
今日も元気に キィちゃんをクリック♩
↓
パーマでテストカール後に
ジチオを増やすことで
バックリアクションを起こし
ミックスジスルフィドを少なくし
SSの再結合を増やし
より ダメージが少なく
持ちの良いパーマを実現したい!
いよいよ 最新のパーマ酸化法の発表です(笑)
んで その前に
ちゃんと書いておかないといけないことが・・・
前回の記事を もう一度読んで
↓
キャッチボール バランス コントロール のとこね
カチオンまみれの還元剤じゃ 無理だし
1剤のチオ濃度やpHによっては ブロム3で
バックリアクションしないで酸化しちゃう場合もあるし
そう リバースアクションをきちんと行うには
使用する1剤や処理剤とかの関係性が重要ということ!
だから これから書くレシピや工程は
基本的に 場末のぢ〜ぢのトコの薬剤に限ります!
他メーカーのパーマ剤、処理剤などでの結果には
一切 責任は持ちませんので 悪しからず。
DO-S式 ブロム酸化法 2016年版 使用薬剤
まずは 場末のぢ〜ぢのトコの還元剤は
チオグリコール酸のみのチオローションシリーズと
システアミンとチオの
ハイブリッドのカールLシリーズの2種類
どれも 余分なカチオンや
感触向上成分など入れずに
シンプルに還元のみ行う薬剤だ。。。
詳細は
↓
現在求められる パーマには
システアミンとチオグリコール酸の
ミックスした還元剤がベストである!
これが 場末のぢ〜ぢのベースである。
どんなパーマ剤でも
バックリアクションすると
思ったら大間違いですから♩
そして DO-S式ブロム酸化法で使用するのが
DO-S R−STOP
実は まもなく ちょいと内容が変更になり
少し価格も高くなっちゃうんだが
ジチオグリコール酸の溶剤だね。。。
こいつで ジチオを増加させて
バックリアクションを加速させる。
そして 最重要なのが
DO-S ブロム3
pH8のアルカリ性 ブロム濃度が3%だ!
ただ こいつには 新配合で とある成分が入ってる
↓
実は
イオン結合したアミノ酸が
ブロム3を塗布して
チオをジチオに変えるのを
いくらかは 妨害しちゃうんだ!
そこで
新型ブロム3には このアミノ酸とかが
還元剤に くっつかないようになる成分を
配合して プチリニューアルしちゃいました♩
新型ブロム3は ゴミ取り機能がつきました!
もう 変更してから 1ヶ月半だから
多分 みんなこいつに変わってるだろうね。。。
この
余分なアミノ酸をイオン結合させないことと
pH8のアルカリ性ってことで
飛躍的に バックリアクションが起こるんだ!
はっきり言って このブロム3が一番重要!
よく安易に ブロム酸の6%とかを
薄めて使っときゃOKなんて思っちゃいけないよ〜。
アルカリ度が少ないので pHも変動しちゃうし
普通の2剤にゃ アミノ酸のイオン結合の
防止剤なんて入ってないからね!
あと pHが下がっちゃうと
ブロム酸の働きが良くなって
3%濃度でも バックリアクションしないで
すぐに 酸化を始めちゃう
パターンもありえるからね。
水で薄めるな 危険!!! だ(笑)
あとは
バックリアクション後に完全酸化させるための
DO-S ブロム6(ブロム酸6%)
そして アルカリ抹消のための
DO-S アシッド
ご購入は
↓
DO-S式 ブロム酸化法 2016年版 工程
ここまでの解説が長かったけど
工程なんか 実にカンタン(笑)
ベーシックな工程は
還元後 テストカールしてOKなら
DO-S ブロム3を塗布
⇩
すぐに DO-S R-STOPを塗布して
5分間ほど 自然放置
⇩
DO-Sブロム6を塗布して
5分間×2回程度 自然放置
⇩
DO-Sアシッドを塗布して2〜3分後
ロッドアウトする
こいつにちょいとプロの味付けを加えると・・・
DO-Sチオローションシリーズだけの1剤なら
チオ濃度が6%と高いので R−STOPは特に使用しなくてもOK
これは チオ濃度があるので
ジチオを加えなくても ブロム3だけで
十分にバックリアクションは起こるからだね。
あと
カールLシリーズのように シスアミが多い場合は
R−STOPとブロム3を混ぜて つける方法もあり!
これは ブロム3の濃度を薄くすることで
チオ濃度が少ないので バックリアクションより
酸化しちゃう危険性を減らすため。。。
ちょいと ここらのマニアックなとこは
これから 解説するけどね(笑)
でも
まずは このベーシックな工程で
チャレンジしてみるといいよ〜!
念願の一品 DO-S業務用商品の購入は
↓
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