海外・国内他社製品とハナヘナ・DO-Sシャンプーの違い(あくまで一般的なお話です)
まずは この美容師さんの記事を読んでごらん
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原産国インドで視察【ハナヘナ】ができるまで♪ ③(ヘナマーケット・製粉工場)
ヘナ・インディゴは収穫されてから
インド国営の市場で売られるんですが。。。
さすがインド(笑)
ちゃんとした屋根付きの倉庫もあるし、中には 雨晒し でそのまま放置されていたり・・・
すると。。。
きちんと屋根付き倉庫で保管されてれば、こんなに緑の綺麗な乾燥ヘナもあるし・・・
悲しいかな雨晒しで、濡れたり乾燥したりを繰り返し、すでに発色完了しちゃったような茶色に変色した『枯葉ヘナ』もある。
そう 天然ヘナといってもすべてが同じじゃなく、保管状態などでも品質はすんごく変わります。
この段階から、いかにこだわって良い物を仕入れるのか!ってのも品質に雲泥の差を生むのです。
あと『ハナヘナ』だと、手選別といって人間の力で出来るだけ茎の部分を取り除くのでかなりのハイクオリティーになってます。
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ま こんだけの高いクオリティーのヘナ・インディゴだから、染めた直後にDO-Sシャンプーしてもちゃ〜んと発色するんだけどね。
あと シャンプーについてだとね・・・
基本的に、欧米人向けのシャンプーは、地域によって硬水の影響や食生活などの影響もあり日本製と比べると かなりきつい(洗浄力も強い)
DO-Sシャンプーなんて海外の基準でいうと、かなりのマイルドシャンプーだよね(笑)
DO-Sのように表面コーティングしないで しかも洗浄力も強くない、すっぴん髪シャンプーなどは多分どこにも存在してない!
少し前のヘナ関連の記事
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この質問の方から2回目の質問を頂きました。
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早速のご回答をありがとう存じます。
まずお詫びですが、ハナヘナはヘナの書き間違いです。申し訳ありません。海外在住ゆえハナヘナは入手出来ませんので、ドイツのオーガニック協会認証のピュアなインディゴ、ヘナ、カッシアがミックスされたものを使用しています。
この製品の説明書に、またインターネットでの情報に、インディゴの発色を良くするために、洗い流すにはまず少しのぬるま湯で乳化させるようにした後、シャンプーは使わずぬるま湯で洗い流し、その後48時間以上は時々霧吹きなどで髪を濡らし、3日目オイルを髪に塗り3時間から一晩置いた後にシャンプーとありますので、これを信じてそのようにしてきました。。
3日間シャンプーをしないのはひたすらインディゴの発色促進のためを思ってのことで、頭皮や髪に良いと思ってではないのです。インディゴはヘナとは異なりトリートメント効果は望めないと言う実感もありますので、ヘナ後の初シャンプー前のオイルパックは油分補給になるかという期待もありました。。ちなみにこの製品の説明書はこの色(赤みを抑えた濃い目のブラウンです)の放置時間は2時間とあるのでそれに従っています。
次回からはお教えに従い、放置時間は1時間以内にし、ヘナ後はオイルなど使わずシャンプーできちんと落とすようにいたします。ハナヘナと同様、海外ではDO-Sのシャントリも入手は叶わないのですが、出来るだけコーティングをしないシャントリで代用します。本当にありがとうございました。
もう一つ質問をお許しいただきたいのですが、ヘナ後10日ほどは、シャンプーの泡と濯ぎ水はブルーっぽく、トリートメントの濯ぎ水は薄いオレンジ色になります。これはシャンプーでは髪の表面に残留したインディゴのカスが、トリートメントでは髪内部のヘナやカッシアが押し出されたと言う事でしょうか。
重ねての質問ですが、どうぞ宜しくお願いいたします。
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はいはい!
そうか〜 海外にお住まいの方だったんだね・・・
インディゴ入りで染めた直後にシャンプーするのは、あくまで『ハナヘナ』と『DO-S』のコンビの場合のお話だね!
他社や海外製品の場合は色々と事情が変わってくるよね。。。
>ドイツのオーガニック協会認証のピュアなインディゴ、ヘナ、カッシアがミックスされたものを使用しています。
カッシア、カシア、またはカッシャ? が入ってるんだ・・・
カッシアっていうのは、センナの一種で世界中に300種類くらいあるんだけど、その中の1種をハナヘナではアワル(ニュートラル)で使っています。
ハナヘナのアワルは ほぼ無色なんだけど・・・ たぶん君の使用してるメーカーさんのカッシアも色味としては ほぼ無色 か、色がついたとしてもかな〜り薄いベージュ程度(しかもすぐ取れます)だと思うよ。
だから君の使用してる商品にカッシアが入ってるとしたら・・・ハナヘナのようにヘナとインディゴのみよりは染まりは薄い(悪い)と思っていいんじゃないかな・・・
天然ヘナ・インディゴ等・・・欧米人に比べて、元々が黒髪の東洋人の場合は白髪を染めるにはかなり暗い色に発色しないといけないのでインディゴの配合量が多めだし、他の無色に近いハーブをミックスすることは少ない。
君の使用してるのはドイツ製なんだよね、それって多分 欧米人向けの製品 なんで、黒髪&白髪をカバーするための日本人向けのハナヘナ製品みたいに染まりは良くないんだと思うよ。
>ハナヘナと同様、海外ではDO-Sのシャントリも入手は叶わないのですが、出来るだけコーティングをしないシャントリで代用します。
DO-Sシャントリは決してコーティングをしないシャントリなどで代用できるもんじゃないよ。
特に海外製のシャンプーの場合は、洗浄力が強すぎる場合があるので気をつけてね。
『ハナヘナ』も『DO-S』も
他のモノでは 代用できません!
日本国内ですら、唯一無二の製品 と言われてるぐらいですから・・・
ま〜 少しアドバイスすると
出来るだけ100%の ヘナ(ヘンナ)とインディゴを別々に購入して、白髪染めなら1回目ヘナ、2回目インディゴの2度染めにするか、ヘナ:インディゴ→1:1〜1:4程度に混ぜて染めてみるかするともう少しはしっかり染まると思うよ。(カッシアを入れない)
シャンプーは海外製の場合なら、残念ながらDO-Sの代用なんて絶対に不可能なので、コーティングに拘らず、洗浄力の優しいマイルドタイプのほうがマシかも知れないよ。。。
あと 染めた直後にシャンプーしても発色するのは、あくまで『ハナヘナ』と『DO-S』のコンビだから可能なお話で
海外製品のヘナやシャンプーの場合は、やはりそのメーカーさんの説明通り3日間はシャンプーしたらダメなのかも知れませんね。
※ただし、オイルマッサージやオイルパックはいくら考えても、そんなことする意味もわかりませんが。
>もう一つ質問をお許しいただきたいのですが、ヘナ後10日ほどは、シャンプーの泡と濯ぎ水はブルーっぽく、トリートメントの濯ぎ水は薄いオレンジ色になります。これはシャンプーでは髪の表面に残留したインディゴのカスが、トリートメントでは髪内部のヘナやカッシアが押し出されたと言う事でしょうか。
多分、水質(硬水)とシャンプー、トリートメントの関係だとは思いますが、海外製品のヘナとシャンプーのお話なので なぜそうなるのか?は全くわかりません。
ただ 発色したけど髪に定着(吸着)できなかったものが流れ出てるので、あまり気にする必要はないと思いますよ。
コメント
お礼が遅れまして申し訳ありません。
2度にわたっての質問に、ご丁寧にまた親身にお返事をいただき神藤しています。
DO-Sシャントリが入手できない事は本当に残念ですが、出来るだけマイルドなシャンプーを使うようにします。
白髪染めにはヘナとインディゴの2度染めが良いとは聞いていましたが、どうにも面倒でついついインディゴ・ヘナ・カシアミックスの製品を使ってきましたが、次回は頑張って2度染めをしようと思います。
ちなみにわたくしの使用しているヘナはドイツのKhadi社のもので、色はアッシュブラウンです。地毛より数段明るいというか薄い色なので、ハイライト的に色が入るのが気に入っております。
またおっしゃるように、重ねて染まって真っ黒になってしまわないようになんとか根本のリタッチだけにしています。毎回てんてこ舞いです。。
重ね重ねのお礼を申し上げます。これからもバイブルとして読ませていただきます。
日本は猛暑とお聞きします。どうぞお身お大事に。