久しぶりに 昨日の記事で
デジタルパーマについて書いたよね〜
↓
デジタルパーマで 低温が良いとか
高温じゃないと意味が無い?とか
乾燥させるか?させないか?
いろいろ ごちゃごちゃになってる
美容師さんは多いんだよね〜!
そこで 今回は できるだけわかりやすく
正しいデジタルパーマの基本工程を書いておくね。
まず 前回も書いたけど
デジタルパーマには 二つある!
①しっかりかかるデジパー
デジロッドで加温することで
つよ〜く還元できるので
しっかりかける事ができるデジパー
パーマの基礎理論の
・中間水洗して1剤を流しても 還元剤は流れない
・パーマの反応は髪が濡れてる時に起こる
この二つから・・・
髪が濡れてる時に デジタルロッドで加温することで
強く還元するので パーマのかかりがすごく良くなる。
②ギャップの少ないデジパー
濡れてる時と乾いた時の
ウェーブギャップの少ない
再現性の良いパーマができるデジパー
パーマの基礎理論の
・濡れてる時の反応は濡れてる時に出て、
乾いた時の反応は乾いた時に出る。って事で・・・
デジタルならロッド巻いたまま完全乾燥させて
そのまま過酸化水素の2剤で一気に酸化させる事で可能になる。
まず
①しっかりかかるデジパー
から説明すると
これは 低温デジタルパーマや
デジタルクリープパーマとか言われるもので
シンプルに パーマの1剤を加温することで
還元力を強くして パーマを強くかけてあげる!
っていう技法だね。
昔ながら スチーマーや遠赤などの機械で 加温して パーマをしっかりかける技法と同じなので デジタルパーマだからと難しく考える必要はないからね。
あと よく こんなに優しい(弱い)薬剤で こんなにしっかりかかります!だからダメージが少ないんですよ〜 なんて説明をする人もいるけど 弱い還元剤でも加温してしっかり還元してるので 薬剤でのダメージ差なんてそんなに無いよ。
このデジパーのやり方は 実にシンプル!
最近は 防水型のデジタルロッドが
ほとんどなので こういう防水型のロッドなら
水巻きでもつけ巻きでもいいので
ワインディング
↓
液体タイプのパーマ1剤塗布
↓
60℃前後で加温する
↓
テストカール
↓
2剤処理
デジロッドで髪を乾燥させる必要はない! もし かかりがゆるいようなら逆に霧吹きかアプリケーターで水分を与えたほうがよりしっかりとかかります。
防水型のロッドでは無い場合は クリームタイプの薬剤で前還元して水洗してかければ出来るんだけど
そんな めんどくさい事するなら わざわざデジタルパーマなんぞでしないで スチーマーか遠赤で加温したほうが良いかも知れないね(笑)
そんで
②ギャップの少ないデジパー
の施術方法は・・・
こいつは クリーム系の薬剤で前還元して水洗後
ワインディングしてもいいし
上記と同じようにワインディングして
液体のパーマ1剤でもいいけど・・・
施術工程的に簡単なので基本としては
クリームかジェル系の1剤で還元して水洗し
ある程度 乾かしてからワインディング
↓
60℃程度から乾燥とともに温度を高くしていき
乾燥手前では100℃以上にして完全乾燥させる!
↓
完全乾燥の状態から過酸化水素水(オキシ)
の2剤で一気に酸化させる(どっかん酸化)
デジロッドの温度は 髪質、長さ、毛量とかで変えなければいけないけど 水分がある時は60℃から始めて 8分乾き程度で80℃程度 もうすぐ乾くって時に100℃以上にするイメージで行うのがいい。水分が多く残ってる時に高温にするとヘアダメージが多くなるので注意が必要である。
この2つが 令和の
最新デジタルパーマの瀬術方法だね♪
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