縮毛矯正での トラブルや失敗は 非常に多い!
縮毛矯正っていうのは 美容室のメニューの中でも
1、2を争う ヘアダメージの多いメニュー
そして 美容師さんの ちょいとした油断なんかでも
ハイダメージや 取り返しのつかないトラブルに見舞われる
美容室で 危険なメニューの筆頭かもしんない。。。
んで その 縮毛矯正のトラブルの中でも
特に 美容師のスキル不足で起こるのが
根折れ(根元折れ) っていう 人災なのだ。。。
んで この 根折れ(根元折れ)の一番の原因は・・・
縮毛矯正の1剤が 根元、頭皮付近に ついちゃう!
これなんだけどね・・・
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んじゃ 今日の読者の美容師さんからの質問ね
・・・・・・・・・・
こんにちは!
美容師のジゼルです。
何回か縮毛矯正をさせて頂いてるお客様で今まではうまくいってたのですが、
3ヶ月前くらいからカラーをし始めて、
カラー履歴があるところにも縮毛矯正当てたこともありますが、
そのお客様はケアもすごくされる方で軟化もゆっくりな感じでした!
カラーはどんどん明るくして行き、12、13レベルの明るさにし、
最近はずっとリタッチで、月に2回くらいトリートメントにこられてるお客様なのです。
先日その方の縮毛矯正をしたのですが
前回の縮毛矯正は3ヶ月前。
商材はミルボン リシオネオで
前回H単品で行ったら軟化に時間がかかったので、今回 H⑤.SH①で施術しました。
軟化スピードが早く結構すぐ流しました。
お流しはアシスタントに任せて流し方も少しあまい感じだったと思います( ; ; )
ですか、あとが詰まってたのでそのまま乾かしアイロン。
結構クタッとした髪の毛になりハリもなかったです。
そのあと固定剤つけて5分放置してお流し。
そのあとトリートメントしてドライ。
そしたらアンダーからミドルにかけてパックリ分け目が後ろについてたのです。
そんなことになったことなかったので どうしてよいか分からず、
今回様子見で帰ってもらい、やはりパックリ分け目ついたままだとのこと。
固定剤はそんな付け方してませんし、アイロンもクレパスつかないようにチェックしました。
それはお流しが甘いのが原因なのでしょうか?
髪の毛ちょっと過軟化っぽい感じしてました。
あとそのクレパスを直す方法はございましたら教えていただきたいです!!
お答えいただければ幸いです(;_;)
よろしくお願いいたします。
・・・・・・・・・・
ほいほい!
>3ヶ月前くらいからカラーをし始めて、
>カラーはどんどん明るくして行き、12、13レベルの明るさにし
ここ 3ヶ月の間に バージン毛から
12、13レベルの明るさに染めたんだね・・・
>そのお客様はケアもすごくされる方で
>月に2回くらいトリートメントにこられてるお客様
それって サロントリートメントかな???
そのお客さんの髪は むちゃくちゃ 傷んでるよね・・・
どうも この文章を読む限り 君は美容師として
薬剤知識とか ヘアダメージに関する知識がちょい少ないのかな?
◉使用した薬剤 ミルボン リシオネオの HとかSHの
還元剤の種類、濃度と pHとアルカリ度は知ってる?
◉縮毛矯正の1剤での 還元と軟化の違いはわかるよね?
◉縮毛矯正前に 最後いつ頃ヘアカラーで染めたのかはわからないけど
13レベルぐらいの ヘアカラー剤のpHとかアリカリ度は知ってる?
また その時のアルカリ除去は ちゃんと行ったのかな?
◉バージン毛を13レベルの明るさで染めて そんな髪に
月2回もサロントリートメントなんかして
もしかして ダメージが少なくなってるとでも思ってる?
そんなにブリーチして 月2回もサロントリートメントなんかしたら
髪の毛は かなりダメージ増加してるんだよ・・・(汗)
あと ヘアカラーの残留アルカリの影響も怖い・・・
たぶん 今回の縮毛矯正では
今までのヘアカラーしてない時は 還元(軟化じゃない)するのに
薬剤の放置時間が 結構かかってたとしても・・・
今回 13レベルまでブリーチされてる髪の毛に
リシオのそんなに強い1剤を塗布したら 数分間の放置でも
過還元になりそうな感じは 十分にするよ!
13レベルに染めた人に 月2回も
サロントリートメントなんかしちゃダメだし(汗)
その状態の人に 縮毛矯正する時に
アルカリの強い薬剤選定するのは 大間違いだね。
13レベルで染めてるような人の縮毛矯正は
そんなに簡単な技術ではないよ!
んで 今回の質問の パックリ分け目 の件だけど・・・
はっきり言って 文章を読んだだけでは
なんでなったのかは まったく わかんない(涙)
ただ 上記した 毛髪診断・薬剤選定のミスによる
過還元 が原因の一つってのは確実だね!
ま 簡単に言えば
これは 場末のぢ〜ぢの 妄想だけだと・・・
症状的には 軽い根折れ かな〜!?
あ あくまで 妄想だよ 妄想・・・
3ヶ月という 短い周期の縮毛矯正で
クレパスというか パックリ分け目だよね・・・
根元から 少し離れた場所で 横スライスで折れてるんなら
アイロン操作ミスのクレパスって感じだけど
たぶん 綺麗な横スライスじゃなく 縦とか斜めとかで
バックのネープ付近とか ちょい上あたりの場所じゃない?(妄想)
どうしてなったのか? 勝手に妄想すると・・・
まず 3ヶ月という周期なんで 新生部は 3〜4センチ
ここに 薬剤選定を間違えた かなりアルカリの強い1剤が塗布される。
んで 塗布の失敗か 放置する時に上の毛束の薬剤がついたとかで
根元部分や頭皮部分に1剤が付着し 体温も影響し過還元になる。
ここまで初歩的なミスでは なかったとしたら・・・
中間水洗の時に シャンプー台に寝た時に
ネッククッションで ベチャっと 髪が頭皮に押さえつけられて
ネープの根元部分が パックリと割れた癖がついちゃった。
※塗布した時には 根元についていなかったとしても
このシャンプー台で流す時に 押さえつけられて薬剤がつき
顔まわりからすすいでいる ほんの短い時間でも 髪質によっては
今回のようにクレパスのような根折れ毛になる危険性があるから
縮毛矯正の中間水洗は 薬剤が根元につきやすい ネープから始める!
これを 君のサロンでは 徹底してるかい?
今回の件も 短時間で過還元を起こすような状況なんで
この中間水洗の流す順番でトラブルになった可能性もあるので
流したアシスタントの子によく状況を聞いてごらん。
でも これなら アイロン時に気付くよね・・・?
ここで 気になるのが
>固定剤はそんな付け方してませんし、
もしかして その根元に還元剤がついたのに
根元には きちんと2剤(固定剤)を塗布してなかったんじゃないの?
ってことは 1剤を流した時に ネープの根元に付着した還元剤は
乾いてる時以外は ずっと 還元反応を続け(水洗では還元剤は流れない)
そのまま アイロンして 2剤を塗布するんだけど その時に
過還元されてる 根元や頭皮付近に 2剤(固定剤)がついてなかった!
それで 2液後 酸化されないでシャンプー台でプレーンリンスを行い
ここで ネッククッションのとこで ベチャっと押さえつけられて
ネープの根元部分が パックリ割れた癖がついちゃった。
しかも その流す時に 他の部分の2剤が流れて ついてしまい
その ぱっくり割れた状態の形で酸化固定されてしまった。。。
普通なら 折れないような場合でも 過還元されてれば
このぐらいの事でも 髪が折れ曲がっちゃう可能性は十分にある!
すべて 妄想だけどね・・・(汗)
ただ 確実な事実としては・・・
パックリ分け目がついて曲がった部分には
縮毛矯正の1剤がついて 還元され
なにかの力が加わって 曲がってしまい
酸化剤がついて 固定されている!
これだけは 間違いのない事なんだね。。。
いままでは 大丈夫だったのに・・・!? ってのは
今回のような 薬剤選定ミスによる 過還元がなかっただけ。
>あとそのクレパスを直す方法はございましたら教えていただきたいです!!
これは 残念ながら・・・
>そんなことになったことなかったので どうしてよいか分からず、
どうしてよいか分からず どうしてなったのかもわからない人が
簡単に直す事が出来るなんて どうも思えないんだけど・・・(涙)
その曲がった部分が 切れ毛などのトラブルにならないように
適切なアルカリや還元剤の1剤を 適切に使用して 適切な還元反応させて
適切な手段で曲がりを修正し 適切な2剤で 適切に酸化固定する。
根元から どのくらいの部分が折れ曲がってるのか?
その部分は どのくらいの強さで折れ曲がってるのか?
13レベルの髪が どのくらいの薬剤スペックまで耐えられるのか?
ここらへんが わかんないので
場末のぢ〜ぢがアドバイスできるのは このぐらいだね・・・
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