ブログ「場末のパーマ屋の美容師日記」では
DO-Sシャンプー&トリートメントをはじめとする
ヘアケア商品やスキンケア商品だけでなく
理美容師さん向けに 業務用の
パーマ剤、縮毛矯正剤、ヘアカラー剤や
各種処理剤、ハナヘナ、スタイリング剤などを
全国にインターネット通信販売もしています。
詳しくは
↓
DO-Sのパーマ剤の使い方を教えてください!
こんな質問を よく頂くので
ちょいと 各商品の説明や
基本の使い方なんぞを紹介したいと思います。
ぢ〜ぢの愛孫 きぃちゃん 1日1回 クリックは必須ですよ♩
↓
DO-S印のパーマ薬剤 商品説明
DO-S印のパーマ剤の基本コンセプトは
シンプルで 現場の理美容師さんたちが
コントロールしやすく 失敗の少ない薬剤。。。
パーマは重力に逆らって 髪を曲げるモノ!
業務用のパーマ剤にも
すっぴん髪理論や
引き算のヘアケアが活かされていて
余分な手触り向上のための成分や
無駄な被膜成分などは 使わず
きっちりと パーマをかける事に専念しています♩
んじゃ 使い方の前に
基本のパーマ剤シリーズから紹介しましょう。
DO-S印の基本の還元剤は 4種類
DO-Sの還元剤(パーマ1剤)の強さ調整は
基本的に アルカリの強さで 調整しています。
薬剤のpHやアルカリ度を基準に
還元剤の種類や混合比は
場末のぢ〜ぢが設計しています。
4種類を 薬剤的パワーの
弱いものから紹介すると
チオグリコール酸2%
pH5
システアミン 4%
チオグリコール酸 2%
pH7.3 アルカリ度 0.3ml
システアミン 4%
チオグリコール酸 2%
pH8.3 アルカリ度 2.7ml
システアミン 4%
チオグリコール酸 2%
pH9 アルカリ度 7ml
他にも
チオグリコール酸のみの
DO-Sチオローション8.5と9.2
チオグリセリンのみの
TGS7ってのもありますが
場末のぢ〜ぢは 基本的には
このDO-SカールLシリーズの4本のみで
コールドパーマ、デジタルパーマ、エアウェーブ
に 対応しております。
キャッチボール・バランス・コントロール
こいつを大切にするためには
わかりやすい シンプルな還元剤が一番!
そう 場末のぢ〜ぢは思っておるんだ♩
酸化剤は オキシとブロム
酸化剤(パーマ2剤)は2種類
濡れてる時と乾いた時のウェーブ差が少ない
デジタルパーマやエアウェーブでは
オキシで DO-S式どっかん酸化。
↓
どっかん酸化用の
オキシ(過酸化水素水)は
DO-S オキシ1.5
↓
過酸化水素 約1.5%
pH 3.0
酸化力 約1.8(120mL使用時)
通常のコールドパーマ、クリープパーマは
3%と6%の二つを使用して ゆっくり還元を行う。
↓
ゆっくり酸化用の
ブロム酸(臭素酸ナトリウム)の2剤は
DO-S ブロム3
↓
臭素酸ナトリウム3%
pH 8.0
DO-S ブロム6
↓
臭素酸ナトリウム6%
pH 8.0
パーマは2剤でかける!
これが口癖の場末のぢ〜ぢは
酸化剤には こだわりがある♩
パーマに不可欠な 引き算の処理剤
前処理剤などで使う ケラチンなどや
中間処理で行う 内部補強剤や
そして くだらん被膜処理など・・・
ここらはまた別の機会に詳しく書くけど
処理剤なんぞ 下水の肥やし!
なんて 暴言を吐く 場末のぢ〜ぢだが
パーマに必要不可欠な処理剤もある!!!
ここも 徹底したポリシーがあり
髪に悪さをする 残留物質を
できるだけ 残さない!
何かを足して そのときだけ
綺麗に見せるのは好きではないんだが
いらないモノは 出来るだけ残さない!
これが 場末のパーマ屋流だ♩
んじゃ その処理剤たちを紹介しとこう、、、
残留アルカリを最小限にする
DO−Sアシッド
↓
世にも珍しい pH5のくせに
酸度は 80ml程度という アシッド剤
パーマだけでなく ヘアカラーや縮毛矯正でも
アルカリを使用する場合の必需品。。。
原液で同量使用で カールL9などの
強い アルカリを中和する程度のパワーがあります。
使用する還元剤のアルカリ度に
応じて 薄めて使用してもOKですし
pHが弱酸性なので 過収斂の心配も無し♩
場末のぢ〜ぢが 一番最初に作った
業務用商品のキモです♩
反応できなかった 残留オキシを抹消
DO−S OX−ZERO
↓
カタラーゼ 高濃度液
オキシ(過酸化水素水)を使用した
パーマやヘアカラー直後に
反応しきれなかった 残留オキシを
カタラーゼという酵素で除去する処理剤です。
使用後は 反応したものが髪につくので
使用後にDO-Sシャンプーは必須です。
パーマの残留物質
ミックスジスルフィドを減少させる
DO-S R-STOP
↓
ジチオジグリコール酸3%
pH 約7.2
パーマでの薬剤的なダメージで
問題視されている ミックスジスルフィド
こいつを なんとか減少させるための処理剤です
ここらは ちょいと難しいので
まとめで よ〜く復習してね
↓
パーマの施術前 施術後の
引き算の処理剤のベーシック
DO-Sシャンプー&トリートメント
↓
いらないモノを除去し
パーマの薬剤の浸透を良くするシャンプー
施術後はできるだけコーティングしないで
残留物質を早くサヨナラさせる・・・
これも 大切な ベーシック♩
何かを足して 質感向上を考えるのではなく
パーマでどうしても出来てしまう
残留物質をできるだけ少なくすることで
髪の毛の損傷を最小限にする。。。
それが 引き算の処理剤です♩
その他の 必要な処理剤
基本的には 何かを足したりする
処理剤は必要なしと考えている場末のぢ〜ぢだか
それ以外に 必要なモノは???
デジタルパーマの必需品
DO-Sカチセロ
↓
カチオン化セルロース(ポリクオタニウム10)
液体100mlあたり1.5g〜2gぐらいを
目安に使用してね(粘度は好みで)
DO-SカールLシリーズを
このDOーSカチセロで
ジョルタイプに変更して
デジタルパーマ専用の
薬剤にすることが出来ます。
また DO-Sチオローションなどで
縮毛矯正剤も作れます。
カールl8やカールl9などの
アルカリの溶剤の場合はすぐに溶けますが
ダマになりやすいので 少しづつ加えて
よく混ぜてください。
中性や酸性の場合は溶けるまでに時間がかかります
カールl7で 7〜10分程度
カールl5の場合は40分〜1時間程度かかります。
かかりにくい髪質の
応力緩和や かかりの調整
還元剤の濃度の加減とかに
応力緩和水
↓
pH9 アルカリ度1.4
かかりにくい髪質での 使い方は
Wガラス化エアウェーブの
ファーストクリープ時に つけ巻きするか
ワインディング後に 塗布して 乾燥行程です!
健康毛〜ノーマル毛で そのまま
ダメージ毛は 水で半分程度に薄めて!
ハイダメージ毛は 使用しないで 水巻きで。。。
その他にも
クリープパーマでのアルカリ上げ技法や
パーマ1剤の ph落とさずに
還元剤濃度を薄めたり とかです。
これらが DO-S式のパーマでの使用薬剤たちです。
使用方法や注意点などは
シリーズで書いていきますね♩
ご購入は
↓
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