場末のぢ〜ぢは ブロム酸化を本気で考えている
最近 R−STOPとブロム3を新しくした
↓
実は こいつの開発には
新井先生からお聞きした
いろんな 内緒(大人の事情)も
含まれているんだね。。。
・・・・・・・
ぢ〜ぢの愛孫 きぃちゃん 1日1回 クリックは必須ですよ♩
↓
本日の理美容師ブログ記事
↓
DO-S式・酸化強化♪ダメージヘアにも、、これは反則技だ~!
・・・・・・・
んじゃ 今日の読者さんからの質問ね
・・・・・・・・・・
どSさん、ご無沙汰しております。
和歌山の2g 寺井ツヨシですm(_ _)m
早速キレート剤を使わせて頂きました!
率直に、スゴイな!!って感じです(笑)
話は変わりますが、
リバースリアクションの事で質問させてください…
ブログにあるように、中間処理にR-STOPをして
ブロム3%をつけてるんですが、3%の塗布量が多いと
リバースリアクションがおきず、
酸化が始まってしまう…という事はないでしょうか?
お手すきの時で結構ですので、
よろしくお願い致しますm(_ _)m
・・・・・・・・・
ほいほい
DO-Sキレート いいだろ♩
んで 質問に答えよう
この記事からだね
↓
ベーシックな工程は
還元後 テストカールしてOKなら
DO-S R−STOPを塗布
⇩
すぐに DO-Sブロム3を塗布して
10分間ほど 自然放置
⇩
DO-Sブロム6を塗布して
7分間ほど 自然放置
⇩
DO-Sアシッドを塗布して2〜3分後
ロッドアウトする
こいつにちょいとプロの味付けを加えると・・・
DO-Sチオローションシリーズだけの1剤なら
チオ濃度が6%と高いので R−STOPは特に使用しなくてもOK
これは チオ濃度があるので
ジチオを加えなくても ブロム3だけで
十分にバックリアクションは起こるからだね。
あと
カールLシリーズのように シスアミが多い場合は
R−STOPとブロム3を混ぜて つける方法もあり!
これは ブロム3の濃度を薄くすることで
チオ濃度が少ないので バックリアクションより
酸化しちゃう危険性を減らすため。。。
ちょいと ここらのマニアックなとこは
これから 解説するけどね(笑)
この後は 今 書き進めてる
バックリアクションの記事で
いずれ出てくるトコだ(笑)
ま 先に質問が来ちゃったので
お答えしとこう(また書くけどね)
バックリアクションは 主に
還元剤の中でも
チオグリコール酸に起こる現象なのだ!
システアミンなどは
あまり起こらないと思ってもいい。
だから 前の記事に書いた
DO-Sチオローションシリーズだけの1剤なら
チオ濃度が6%と高いので R−STOPは特に使用しなくてもOK
これは チオ濃度があるので
ジチオを加えなくても ブロム3だけで
十分にバックリアクションは起こるからだね。
って事になる。。。
ま これは ぢ〜ぢのブログ記事を
しっかり読んでる読者は ずいぶん前から
何回も 出てきたハズである。
んじゃ
DO-SカールLシリーズなどの
システアミンが多く配合されている場合は・・・
ブロム3%濃度だと
バックリアクションしないで
酸化まで 行ってしまうのではないのか???
そう 寺井くんの考えることも 正解なのである。
場末のぢ〜ぢも ここらを
何回も検証や実験を繰り返したんだよ♩
そういや〜 このブログの教科書
↓
この本の記事をよ〜く読んでくれ
ジチオ5%とブロム3を半々に混ぜてるから♩
こりゃね 撮影時に作ってた ジチオ5%なんだ。
でも 現在のR−STOPは3%のままだよね
これは R−STOPのpHをアルカリにしたのと
ゴミ処理剤を追加して こうなったのだ。。。
また DO-Sブロム3も新しくなって
以前のバージョンより 全く別物になったと言っても良い
そう
還元剤に付着してるアミノ酸などを
取り除いてくれる ゴミ取り機能つき
こいつは 新井先生考案の成分なので
詳しくは 書けない事情があるんだが・・・
すごく 効果があるのは 実証済み!
そして
寺井くんの心配の部分なんだが
ここで 一つ重要なことがある
ブロム酸は 酸性活性!
こいつを 思い出してくれ
そもそも ブロム酸は 酸性側でよく働く
んで ブロム3は あえて
アルカリ性にしてるだろ!
そう
ブロム酸を アルカリにすることで
働きが悪く 反応も遅く なるんだ♩
もしかして 普通の酸性ブロムと比較すると
3%でも 2%以下ぐらいの
酸化能力しかないかも知れんよ。
あとね
アルカリにするのは こいつの意味もあるし
↓
そう 酸化前に 酸性になると
SS再結合の 邪魔者!!!
実はもう一つあって
酸化前に 酸性になると
還元剤のPKAの関係で
還元剤のイオン化が少なくなり
バックリアクションが
起きにくくなるという事もあるんだ。
こりゃ ちょいと難しいが 君なら理解できるだろ♩
そう
R−STOPや ブロム3は
アルカリ性である!
これが 大きな意味合いを持つのだ!
ブロム酸の反応スピードの遅さなども
考慮して 今の濃度やpHに決定したのだ♩
新型DO-Sブロム3は
酸化をできるだけさせないで
バックリアクションをさせるため
あらゆる方向から 考えてあるんだ。。。
他メーカーさんとかが
新井先生のバックリアクション理論で
ただ単に 濃度の薄いブロム酸をつけときゃいい
ブロム6%を 半分に薄めとけ!
な〜んてのとは 根本的に違うんだ(爆)
ま 一般的なパーマの還元なら
基本レシピで だいたい いけるように
考えているってことね♩
それにね・・・
君なら大丈夫だろけど
このバックリアクション酸化方は
カチオンなどを多量に含んだ1剤では
効果は 劇減りするもんだしね
基本的な工程は 現在の
場末のぢ〜ぢオススメの還元剤でバランスさせてる
↓
んでね
最新のレシピでは
ブロム濃度を薄めるために
先に ブロム3を塗布して
そのあとですぐに R−STOPを塗布して
ブロム濃度を薄める方法も効果が出てるよ・・・
ま 君のレベルなら この基本を元に
自分で 多少 使いやすくアレンジするといいよ〜!
考え方のヒントとしては
チオのみなら ブロム3だけで OK!
チオとシスアミ 半々ぐらいなら 基本工程か
先に ブロム3で すぐにR−STOPでタイム放置
シスアミが多い1剤なら
R−STOPとブロム3を半々程度に混ぜる。
こんな感じ かな・・・
君なら 十分に理解できるだろ♩
・・・・・・・・・
このパーマシリーズを読むのに
必需品のテキストブック
↓
監修/森下秀彦(どS美容師)
技術担当/佐々木純一(DAMIA)、中島義宗(SENCE Hair)
美容室メニューの中でも 大切なパーマ
ただ一般的にコールドパーマとホット系パーマ、
あるいはエアウエーブによるパーマの違いは
あまり知られていません。
「クリープ」も「温度」も「時間」も「水分」も、
その意味をほとんどの人が誤解していると思われます。
今回、初めて、現在のパーマの正しい分類を行います。
プロらしく整理されたパーマの知識と技法を身に付けてもらいたい。
詳細は
↓
サイン入りなら こっち(爆)
↓
コメント
先走った質問、スミマセン(笑)
ほんとに解りやすくありがとうございました!
新ブロム3に変わったのを失念していました(~_~;)
実は僕も友人が来店した際、ぶっつけの実験でブロム3→R-STOPを試し、いい結果が出ました(笑)
ついつい疑問が先に出てしまい、質問をぶつけるのが悪いクセです…
ほんとにありがとうございます♪♪