理美容師が長年信じていた 常識が変わった・・・
パーマや縮毛矯正などで 1剤を塗布し
中間水洗でそのパーマ剤は 流れているハズだった。
しっかりと中間水洗すれば
還元はストップしてるつもりだった。
しかし それは 間違いだった。。。
↓
パーマの還元剤を 中間水洗で流すには
72時間も水洗し続ける必要がある・・・
現実的にはまったく不可能なお話なんだね。
こいつで パーマの常識は激変した!
そして・・・
昔のコールドパーマから進化した
ウェーブ効率の良いパーマ技法の還元時間は
クリープパーマで40分程度
エアウェーブなら乾燥までいくのでもう少し長い
デジタルパーマにいたっては 1時間以上の場合も・・・
これが 真実の還元時間だった。。。
でも これは 現在のパーマでは必要不可欠
↓
現在のお客さんのニーズを考えると
コールドパーマの基本
ロッド径の1.5〜2倍のウェーブだったものを
ロッド径の1〜1.2倍程度 にしないといけない。
しかも
↓
ロッド径の1.5~2倍だった コールドパーマを
せめて ロッド径の 1.2以下ぐらいにして
しかも 理美容師さんが 失敗しにくく
簡単に コントロール出来て
なおかつ できるだけ 髪の負担が少ない。
そう・・・
できるだけ ヘアダメージ軽減も
考えていかなければ いけない時代に来たんだ。。。
今日も ぢ〜ぢの愛孫 キィちゃんをクリック♩
↓
現在のパーマのウェーブ効率(ロッド径の1〜1.2倍)を
考えると 還元時間は40分以上は必要になってくる。
いくら システアミンやアルカリなどで
考えても それだけ長時間還元すれば
髪の毛の損傷も 当然多くなる理屈だよね。。。
ま ヘアカラーの普及などで
還元しやすい条件は揃ってるんだが
テストカールが出来ないデジタルパーマや
テストカール後に乾燥工程が入るエアウェーブなどは
みんな 必要以上の過還元をおこしているのも事実だ。
これからのベーシックパーマを考えていく上で
この 還元時間の短縮は 大きな課題なんだよね。。。
んじゃ まずは 百聞は一見に如かず
理論より先に 体験形式で
還元時間を半分以下にする方法を紹介しとこう。
パーマの還元時間を半分以下にする方法
んじゃ みんなも体験してみよう♩
ウィッグか毛束を用意してくれ
んで 1本だけ 水巻きでワインディング
↓
そしたら そいつをドライヤーで乾かす
↓
熱とか関係しそうだ!? なんて小心者は
ドライヤーなんぞ使わずに
一晩置いときゃいいよ(笑)
んじゃ わかりやすく
こっからは毛束で行くね〜
完全乾燥したら 同じ条件で
もう一本 水巻きでロッドに巻く
こいつは 乾燥しないように
しっかりと濡らしといてね♩
こんな感じだ
↓
今回は 還元時間を5分と
10分の両方で実験するので
乾燥したもの 濡れてるものを
各2本用意した。
ノンカラーの人毛の実験用毛束だ。
使用薬剤は 1剤が DO-SカールL8
チオグリコール酸 2%
システアミン 4%
pH 8.3
アルカリ度 2.7ml
こいつを 同時に塗布して放置時間は5分と10分
ここで 注意するのは
乾燥した毛束のほうは
DO-Sどっかん酸化と同じ要領で
乾燥している状態に たっぷりと
一気に1剤を塗布すること!
参考記事
↓
水を弾いて 塗布しずらい感じだが
水分を与えないで どかんと1剤を
しっかりと塗布するんだ。
そして 放置時間を置いたら
2剤は DO-Sブロム6(ブロム酸6%。pH8)
7分✖️2回で酸化した。
んじゃ そのかかりあがりを見てみよう!?
こいつが 1剤の放置時間が たった5分のモノ
んで 10分間 還元したモノ
↓
百聞は一見に如かず!
理論より まずは体験してみること!!!
前日に1本ロッド巻いて 自然乾燥しとけば
30分もあれば 実験できるでしょ♩
さぁ〜 今日の夜には
ウィッグに1本ロッド巻いて帰ろうぜ♩
コメント
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