去年 場末のぢ〜ぢが 現役美容師を引退してから
ず〜と 取り組んでいる パーマの研究。。。
ぢ〜ぢが 美容師を始めた頃(昭和)は
美容室のメインメニューであった パーマ
いつの頃からか 減少していき
今では 昔のような活気は無い(キッパリ)
こりゃ なんとかせにゃ いけんじゃろ!
そんなこんなで
書き始めたパーマ解体新書シリーズ
この記事から始まった
↓
ロッド径の1.5~2倍だった コールドパーマを
せめて ロッド径の 1.2以下ぐらいにして
しかも 理美容師さんが 失敗しにくく
簡単に コントロール出来て
なおかつ できるだけ 髪の負担が少ない。
これだかんね。。。
そのためには いろいろとあるんよ(汗)
ただの 還元・酸化の手法だけじゃ いけんのよ。
アルカリ 熱 水分 時間 応力緩和 ・・・
すべてを トータル的に理解しなきゃ 出来ないよ、、、
今日も元気に キィちゃんをクリック♩
↓
前回の記事
↓
デジタルパーマにしろ クリープパーマにしろ
そんなに 激しくヘアダメージしたような感じはしないだろ。
なぜ???
この仕組みを ちゃんと理解すれば
過還元によるダメージも少なく
理想のウェーブを手にいれる事が
出来るかもしんない♩
もしかして 3〜40分間ぐらいが
これからのパーマの
適正な還元時間かもしれないじゃんね♩
でも 3〜40分もパーマ液つけてたら
すげ〜 髪の毛傷むんじゃないの???
そのキーポイントは アルカリだったのだ!
この続きを書いて行こう♩
過還元でも ダメージが少なかったのは なぜ?
デジタルパーマがダメージが多いのは
なんとなく理解できるけど・・・
エアウェーブやクリープパーマなどは
さほど 髪が傷んだ感じがしないよね???
そら 1時間ほど還元する デジパーと
せいぜい 40分程度の クリープやエアウェーブ
ここらの 差はあるかもしんないけどね。。
実は ここでも 中間水洗が関係してきたんだ。
中間水洗で 還元剤は流れない・・・
でも
アルカリ剤は ある程度は流れる
そう しっかりと水洗することで
パーマ液の アルカリが弱くなっちゃうからね♩
あと パーマ剤の進化もあるよ。。
システアミンなどの普及で
昔の チオグリコール酸の1剤みたいに
強いアルカリを使用しなくても かかりが良くなった!
ここらは 場末のぢ〜ぢの提唱する
縮毛矯正の薬剤である
低アルカリ 高還元の理屈も絡んでくるんだね。
そう 昔と比べると
1剤の放置時間が延びても
アルカリ暴走とかでの
ヘアダメージの危険性は少なくなったんだね♩
ここらへんの検証結果は また今度 書いていくね
ここでは ちょいと先に 理屈から行こう・・・
薬剤的パワー と 物理的パワー
従来のパーマでは ロッド径の
1.5〜2倍だった ウェーブの大きさが
デジタルパーマやエアウェーブ、クリープパーマでは
かなり ロッド径に近くなるまで 進化した。
デジタルパーマは 加温 と 乾燥
エアウェーブは クリープ と 乾燥
クリープパーマは クリープ
そう 以前に 場末のぢ〜ぢは こいつを
物理的パワー と呼んだ!
薬剤で起こる 還元という作用を
薬剤的パワーと 定義し
熱や乾燥、クリープなどで
ウェーブ効率が上がるのを
物理的パワーと 定義したんだね。
ただ ここも
中間水洗で還元剤は 流れない!
こいつが登場して 大きく変化しちゃった。
そりゃそうだろ!?
それまでは 還元剤は中間水洗で流れて
還元作用は ストップしてるという前提で
加温、加湿、乾燥、クリープなどで
ウェーブ効率を上げてたと考えられていたけど
還元は止まってないって事になると・・・
ただの物理的パワーって事では無くなるんだよ。
そう 現在の場末のぢ〜ぢの思考では
物理的パワーというものの多くは
還元剤の働きを 変化させるもの!
そう定義したほうが しっくり来るんだね。。。
んじゃ まず 簡単に
こいつらの働きを書いていくとね
加温
基本的には薬剤反応を促進するので
還元の進行が速くなり 還元は強まる。
乾燥
加温乾燥の場合は 加温で還元を早めるが
乾燥してくると 還元は弱まる
水洗
水洗の仕方にもよるが しっかりと流せば
アルカリを弱めて 還元を遅くする。
逆に 水洗方法や薬剤によっては
ジチオを流して 還元を進行させる場合がある
そう 今までは 物理的パワーは
還元がストップしていたという認識だったのだが
これからの 物理的パワーは・・・
還元をコントロールするもの!
そう考えていいと思う。
物理的パワーを上手く利用することにより
現在の適正還元である
長時間の還元を短時間にしたり
もしかしたら 長時間の還元による
ヘアダメージを軽減出来るかもしれないでしょ♩
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