んじゃ 今日の読者の美容師さんからの質問ね
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突然の質問、失礼します。
ブリーチなど
ハイトーンの髪のトーンダウンの時、
ヘアダメージをなるべく減らすには
どのようなアプローチが良いんでしょうか?
トーンが暗めの色を塗って、
希望の明るさになったら流すのが良いのか
(置きすぎると暗くなる)
希望の明るさになるくらいのレシピにして、
時間をしっかり置くのが良いのか
(レシピをしっかり考えないと思った色にならない)
それぞれに技術的な
メリット、デメリットがあるので、
ダメージはどちらが良いのかなと思って
質問させて頂きました。
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ハイハイ!
まず 君のいう
>トーンが暗めの色を塗って、
希望の明るさになったら流すのが良いのか
(置きすぎると暗くなる)
希望の明るさになるくらいのレシピにして、
時間をしっかり置くのが良いのか
(レシピをしっかり考えないと思った色にならない)
髪質・ダメージにもよるけど
アルカリやオキシ濃度等が
同じ薬剤使用だと仮定したら
どちらもヘアダメージ的には
そんなに変わらない感じがするよ。
普通に 安全性を重視するように
希望より 少〜し暗めの色を作って
時間調整 で希望の明るさに
すればいいんじゃないのかな?
>ブリーチなど
ハイトーンの髪のトーンダウンの時、
ヘアダメージをなるべく減らすには
どのようなアプローチが良いんでしょうか?
ダメージ的になら希望より暗めとか
ぴったりの明るさとかに拘るより
希望の色味に染まるかどうか?とか
持ちとかで可能かどうかは微妙だけど
塩基性、HCやヘナ&インディゴ等で
トーンダウンしたほうがダメージは
少なくなるだろうし・・・
あと・・・
ブリーチの少ない中性〜弱酸性の
カラー剤でトーンダウンしたり
普通の薬剤でもアルカリを抑えるとか
オキシ濃度を薄めにしたりなどの
手段もあるよね。
あっ ただね
中性〜弱酸性のヘアカラー剤や
アルカリやオキシ濃度で加減すると
トーンダウンの持続性が悪くなったりして
結局何回も染めなきゃいけなかったりして
長〜い目で見ると、ダメージ具合も
さほど変わらない場合もあるからね。
美容師さん向けに論理的に説明するとね
通常のアルカリカラーは
発色 と 脱色 を同時にしてるんだよね。
んで ヘアカラーでのダメージの大半は
薬剤のアルカリとオキシの反応で起こる
脱色(ブリーチ) なんだよね。
発色=色素とオキシの反応でダメージは少ない
脱色=アルカリとオキシの反応でダメージは多い
そう アルカリカラーの場合は
トーンダウンする場合でも
アルカリとオキシを使用するので
脱色もしてダメージも大きいんだ。
だから トーンダウンする時の
ヘアダメージを減らすには・・・
①アルカリとオキシを使用しない(脱色しない)
弱酸性カラーや塩基性、HC染料、ヘナなどで染める。
②ダメージの大きな脱色効果を弱めるために
アルカリやオキシを減少させた薬剤を使用する。
などが有効なんだけど
ただ これらは発色が悪くなったり
ヘナなら染まりがアテにならないとか(笑)
色持ちが悪く、頻繁に染めないといけないので
結局ダメージは変わらないなんて場合もあるけどね・・・
コメント
ありがとうございました
白髪ぼかしのハイライトが最近インスタにたくさんあがっていますが、これのデメリットってなんですか?
普通の白髪染めを継続するのと、
ハイライトを継続するのと、
どちらが髪の負担は大きいですか?
私は頭頂部にだけ集中して白髪が大量にあります。
内側は美容師さん曰く、殆どないそうで、頭頂部の表面の毛だけの様です。