日本人の元々の黒髪を
少しでも明るく染めようと思うと
基本的にアルカリ性の
ヘアカラー剤を使用するしかない。
なぜなら 黒髪には
多くのメラニン色素が入ってるんだけど
その メラニン色素を
脱色(ブリーチ)して減らさないと
明るくは見えないからね。
一般の方は 脱色(ブリーチ)といえば
派手な金髪を想像しがちだけど
これは 自然色に見える
そんなに明るくない白髪染めとかでも
それなりに黒髪のメラニン色素は
脱色(ブリーチ)してるんだよね。
たまに 自然色の白髪染めだから
ブリーチ(脱色)なんかしていません!
って言い張る一般の方もいるけど
それは 大きな誤解で
自然色の白髪染めでもブリーチ
(脱色)はしてるからね。
自毛のメラニン色素を脱色するのは
毛染めの薬の1剤に含まれてるアルカリ剤と
2剤に入ってる過酸化水素水の化学反応で
メラニン色素を破壊して行うんだ!
実はヘアカラーでのダメージの多くは
このメラニン色素の破壊によって起こるんだ。
ヘアカラーでのダメージの大半は
アルカリと過酸化水素水の反応で行う
脱色(ブリーチ)って事になるんだね。
少し前の記事
↓
こに記事では 現在では
多分 まだ不可能であろう
夢のような 人工知能付き
酢酸とかのお話で ちょいと
わかりにくかったみたいで
もうすこしここらのお話を
わかりやすく教えて〜!
というコメントをいただいたので
ちょいと違う方向から書いてみようと思う。
一般の方とかは
ヘアカラー剤のお話をすると
弱酸性はダメージレスで
アルカリ性で髪の毛は傷む!
酸性◯ アルカリ❌
ヘアダメージの元凶はアルカリ!
なにがなんでもアルカリを
極悪人にしたいみたいだね(笑)
ま 確かに
ヘアカラーのダメージ
↓
メラニン色素の破壊(ブリーチ)
↓
アルカリと過酸化水素水
なんで アルカリが原因の一部
といっても間違いはないんだけどね。
でも 世の中には
アルカリじゃない 弱酸性のヘ
アカラー剤などもたくさんあるよね?
んじゃ なんで
みんな弱酸性のカラー剤で染めないの?
そう 思わない???
でも 残念ながら 白髪染めでも
そんなに明るくないヘアカラー剤でも
多くは まぁまぁ強いアルカリ性なんだね。
なぜなら・・・
日本人の元々の暗い髪色は
ブリーチ(脱色)しないで染めると
黒髪の上にカラー剤の色素が入るので
カラスみたいなブラックになっちゃうから(涙)
だから 自毛より
ほんのちょっと明るくする程度でも
結構なアルカリを使わなきゃいけないんだよね。
そう・・・
自毛より 少しでも
明るく染めようとするなら
アルカリは絶対に必要なんだ!
黒髪を明るくするには
アルカリの薬剤じゃないと
絶対に 不可能なんだ。
いくら 髪にはアルカリは悪いので
弱酸性が良いといっても それじゃ
日本人の場合は 明るくはならない。
だから このカラー剤は
弱酸性なので ダメージレス
アルカリを使わないので傷みません!
って 言ってる薬でも
髪色が少しでも自毛より明るく染まれば
それは嘘 ってことになるんだよね。
◎髪を明るく染める
◎脱色(ブリーチ)する
◎アルカリ剤を使う
◎髪の毛を傷める
弱酸性で ノンダメージで
明るく染まる ヘアカラー剤
なんてこの世に存在しないのだ。
続く・・・
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