んじゃ 今日の読者さんからの質問ね
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いつも勉強させていただき、
ありがとうございます。
昔の記事を読んでいて、
いわゆる湯シャンについての記載
(今のサイトではなく、昔のサイト)
を見つけました。
アドバイスをお願いします。
私はかなりの乾燥肌とアトピーです。
皮膚科の先生のアドバイスで、
体は石鹸やボディソープを使わず
ぬるま湯で1日2回くらい洗うようになり、
かなり調子が良くなってきました。
髪の毛、頭皮はシャンプーを
使っているのですが、
洗髪後は湿疹ができたり、
痛み、かゆみ、乾燥、を感じます。
体にボディソープを使っていた頃、
同様の症状がありぬるま湯に
切り替えたところ改善したので、
湯シャン洗髪に挑戦したいと思っています。
色々と調べているのですが、
サイトの多くは詳しく記載がなかったり、
経皮毒やオーガニック信仰といった
科学的な根拠ない記述がみられます。
—–
湯シャンを行う前の前提として
・天然パーマで縮毛矯正を40日に
1回くらいリタッチしている
(毛先はパーマをかけ、カラーはしていません)
・かなり傷みやすい髪質
・肩より少し長めのセミロング
・整髪料は普段使っておらず、
日常的に汗や皮脂以外の汚れがつくことは
ほとんどありません
※汚れたときはシャンプーを使う予定です
※体質や環境による個人差は理解しており、
全て自己責任で行います
—–
悩んでるのは
①リタッチ縮毛矯正、パーマによる残留薬剤問題
施術後7日間はアルカリオフとOX ZEROを使用、
及びシャンプーをすれば大丈夫かなと
思っていますがどうでしょう?
(どんな薬剤を使った施術かわからないので、
最も落ち辛い薬剤という前提でお願いします。)
残留薬剤は目に見えないため、不安です。
施術の際はアルカリ等で芯まで浸透している
ことに対し、アルカリオフは表面への作用に
とどまることと、酸の作用で僅かながらに
収斂することもあり浸透性に劣る気がして
内部の薬剤が不安です。
5分×7日間で十分でしょうか?
できれば、洗髪方法(シャンプーだけの場合、
アルカリオフ+シャンプーの場合、
お湯だけの場合など)と洗髪回数ごとの
残留薬剤の実験をしていただきたいです。
(縮毛矯正の施術後の髪を用意して、
すり潰したり、切って内部を露出させることで
内部のphや残留状況を確認できないでしょうか?)
薬剤除去をしようと思うとお湯だけだと
何十時間も流し続ける必要があると
聞いたことがあります。
7日間で落ち切らなかったとしても、
通常毎日シャンプーしていれば少しづつ
おちていきますが、湯シャンの場合慎重になる
必要があると思っています。
②SSシリーズの併用について
縮毛矯正やパーマの施術もあって、
日頃のケアで少しでもケラチンを
結合させたいです。
トリートメントやヘアウォーターは
シャンプーで落とす前提で
設計されていると思いますが、
湯シャン期間に使用するのは
やめたほうがいいのでしょうか?
SSシリーズをお湯だけで
落ちやすい順に並べるとどうなりますか?
③新ケラチンについて
(湯シャンとは関係ない質問です)
結合に際し、水分の蒸発と熱が必要とのことですが、
片方だけや同時でなくても大丈夫ですか?
また温度の条件はありますか?
パターン1
夏場暑くて扇風機やドライヤーの冷風で乾かす。
パターン2
冷風で乾かした後、熱風で1分くらい温める。
パターン3
熱風で1分くらい温めた後、冷風で乾かす。
パターン4
傷めたくないのでドライヤーのスカルプモード
(強風、エアコンの暖房の吹き出し口くらいの温度で
振らずにずっと触っても熱くない、50度くらい?)で乾かす。
パターン5
トリートメントを塗った状態で、美容室のように熱を加える。
その後、冷風で乾かす。
熱風でずっと乾かした場合を100%とすると、
それぞれの場合何パーセントくらいでしょうか?
0でしょうか?
また、結合率を上げるためにあえて
熱風を与える場合、熱によるダメージがありますが、
ケラチンによる補修 よりも
熱ダメージは小さいのでしょうか?
それとも
毎日のドライヤーなどのダメージを多少補う
(総合的なプラスマイナスではマイナスだが
しないよりはマシ)くらいのイメージでしょうか?
④髪の水呼吸について(湯シャンとは関係ない質問です)
トリートメントが髪を傷める要因として、
薬剤が残留しやすいことと 髪へ水が出入りすることを
阻害することがあるとのことですが、
全く水を与えないのも悪影響なのでしょうか?
(切り取った髪の束を汚れない環境で
何ヶ月も放置した場合、水呼吸が出来ず
ミイラ化して傷むのでしょうか?)
(ミイラ化という表現が用いられていますが、
こうなった髪は適切に水呼吸させれば戻るのですか?
それとも傷がついたり変質してしまって
戻らないのでしょうか?)
例えばカシミヤなどのウールの素材がありますが、
カシミヤのコートは水で洗わないことを推奨されています。
もちろん縮んで縫い目と合わなくなったり、
サイズが変わり着られなくなることも理由ですが、
水で濡らすことで、ガサガサしたり艶を失ったり
明らかに傷むような気がします。
(回数を重ねるとより進行します)
ウールは髪と似た構造だと思いますが、
髪も水を避けることで傷みを減少させることが
できる側面もあるのでしょうか?
その場合、水呼吸をさせてやることと
洗髪回数を減らすことのバランスを考えると
洗髪の頻度はどれくらいが最適でしょうか?
(極端な話、常に髪を濡らしておくことも、
何年も髪を洗わないことはどちらもマイナス効果ですよね?)
ウールと人毛を同列で考えることが間違いでしょうか?
⑤水温について
髪にとって最適な温度は何度から何度くらいでしょうか?
タンパク質は40度以上で変質するものが
多いですが、冷たいぶんには大丈夫でしょうか?
非常に長くなりましたが、
お時間があるときにお願いいたします。
すみません。
上の質問に追記です。
SSシリーズをスタイリングの仕上げに使い、
そのまま出かけた場合効果はありますか?
(毛先の艶出しや重さ出し、結ぶ際に
湿らすのに少量使って、自然乾燥)
よろしくお願いいたします。
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ホイホイ!
ちょいと 長い質問だから
整理しながら 少しづつ答えていくね♪
んで まず 質問に答える毎に
湯シャン、脱洗剤についてを書かせて頂く。。。
>体にボディソープを使っていた頃、
同様の症状がありぬるま湯に
切り替えたところ改善したので、
湯シャン洗髪に挑戦したいと思っています。
色々と調べているのですが、
サイトの多くは詳しく記載がなかったり、
経皮毒やオーガニック信仰といった
科学的な根拠ない記述がみられます。
場末のぢ〜ぢも 昔
3年間ほど 脱洗剤をしたことがあるよ♪
確かに 湯シャンや脱洗剤に関して
根拠の無いデマである経皮毒を絡めてたり
オーガニック信仰や ロハス思考とか・・・
間違った方向に向いてる人も多いんだよね
ますは 3年ほど
脱洗剤を実践した場末のぢ〜ぢが
簡単に湯シャン、脱洗剤について
説明しておくと・・・
皮膚には 常在菌 という
細菌が住み着いているんだ。
んで 石鹸やボディーソープで洗うと
これらの 皮膚常在菌を
殺菌して無くしてしまうんだよね〜
んで 湯シャンっていうのは
脱洗剤という通り 洗剤を使わないで
この皮膚常在菌を
殺菌しないようにしましょうって事ね!
え???
皮膚常在菌があったほうが良いの?
って 思うよね〜
皮膚常在菌には
表皮ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌、
アクネ菌、マラセチア菌とかある。。。
こんなかでも 一番使えるやつが
表皮ブドウ球菌・・・
表皮ブドウ球菌は 汗や皮脂を餌に
脂肪酸や グリセリンを作り出す。
脂肪酸は肌を弱酸性に保ち
抗菌ペプチドを作り出すことで、
黄色ブドウ球菌の増殖を防いでて
表皮ブドウ球菌が出すグリセリンは、
皮膚のバリア機能を保つ役割があるんだ。
アクネ菌、マラセチア菌も同じように
脂肪酸や グリセリンを作ってるんだけど
こいつらは バランスを崩すと
ニキビになったりマラセチア毛包炎
になったりもするんだね。
んで 悪玉は 黄色ブドウ球菌
こいつは 普通の時は大して問題ないが
皮膚がアルカリ性に傾くと
増殖して皮膚炎などを引き起こすんだね。
ま こいつらも バランスが
崩れるとトラブルの元にもなるけど
バランスよく存在してれば
汗や皮脂などを 分解して
皮膚を乾燥から防ぎ
バリア効果で守ってくれる
脂肪酸やグリセリンを
作ってくれるんだね!
だから アトピーの方とか
皮膚トラブルの方とかには
効果的な場合も多い!
バランスが 良ければね♪
そして この湯シャン、脱洗剤で
注意しなければいけない所が・・・
①現代人の食生活や生活習慣には
合わない場合もある。
②皮膚なので 頭皮は問題ないけど
毛髪に常在菌は関係ない。
>・整髪料は普段使っておらず、
日常的に汗や皮脂以外の汚れがつくことは
ほとんどありません
※汚れたときはシャンプーを使う予定です
※体質や環境による個人差は理解しており、
全て自己責任で行います
ここらの文章から
①に関しては
十分に理解してるみたいだけど
②の 髪の毛には関係ない!
これは しっかりと
考えておかないといけないよ♪
まず 大前提で
覚えておいて欲しいのは・・・
湯シャン、脱洗剤は
皮膚や 頭皮には
効果的な場合もあるけど・・・
髪の毛に良いことは
まったく 無いからね!
んじゃ 次回から 質問に答えていくね♪
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