ストレートパーマ 縮毛矯正
癖毛を まっすぐにする 美容室メニューだ。
平成の初めに 登場した頃は
その ツヤツヤ サラサラぶりで
髪が綺麗になる トリートメント
のような扱いを受けた時代もあったが・・・
今では 美容室メニューの中でも
1、2を争う 髪の毛を傷めつける
技術メニューになった!
1日1回 クリック お願いします♩
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んじゃ 今日の読者さんからの質問ね
・・・・・・・・・・
森下さん お忙しいところ質問させて下さい。
縮毛矯正なのですが、
濡らした状態では癖が出にくく、
乾く寸前くらいに癖が出てくる髪質の人の
矯正がイマイチ伸びにくいのですが。
濡れている状態での癖は薬剤により
癖は取れているのですが、乾いたときに出てくる、
水素結合の癖はどうしたら取れるんでしょうか?
調べてもなかなか答えが
出てこないのでよろしくお願い致します
・・・・・・・・・・・
ホイホイ!
昔はね〜
◎濡れてる時に出るクセ
◎乾いた時に出るクセ
クセ には この2種類があって
薬剤だけで行う ストレートパーマは
濡れてる時のクセを取るのがメインで
乾いた時に出るクセはあまり取れない。
そこで 平成になり登場した 縮毛矯正は
濡れてる時と乾いた時の 両方のクセが取れる。
こう言われていたもんなんだよね。
ま あの頃は 水素結合とか
なんとか言われてなかったけどね・・・
>濡れている状態での癖は薬剤により
癖は取れているのですが、乾いたときに出てくる、
水素結合の癖はどうしたら取れるんでしょうか?
最初は 理論的なことから説明すると
水素結合の癖の取れない理由は
今のところ 2つあると言われてる
まず 一つ目は
水素結合は 髪が濡れたら切れて
乾いたら 再結合するんだよね。
んで パーマや縮毛矯正の SS結合は
還元剤で切れて 酸化剤で再結合だ
そう 原理が違うので 縮毛矯正剤では
水素結合を変形させるのは困難なのだ。
あと 二つ目は
厳密にいうと 水素結合は濡れたら
切れているという訳ではない!
スパって切れてなくて ただ 動きやすい
状態になってる程度だと現在は考えられている。
そう
水素結合は 薬剤だけでは
どうしようもないんだ・・・
だから
癖毛をストレートにする縮毛矯正で考えると
水素結合のクセに 負けないぐらい
SS結合の作用が強くしなければいけない。
SS結合の影響力が少ない髪質の方が
濡らした状態では癖が出にくく、
乾く寸前くらいに癖が出てくる髪質の人の
矯正がイマイチ伸びにくいってことになるんだね。
んじゃ こういった髪質を
縮毛矯正をする時のポイントは?
①ちゃんと 適正な還元をする
水素結合よりも SS結合を
しっかりと形づけないといけないので
やはりきちんと還元しないといけない。
薬剤もダメージに問題がなければ
髪質と キャッチボールして
できるだけ アルカリの強いものがいい。
あ ダメージに合わせてね・・・
②アイロン工程を きちんと行う
あまり ダメージを与えるような
強いプレスやテンションは不要だけど
きちんと ムラなく 適正な加温が加わり
最終的には完全乾燥するような
アイロン技法が大切である。
③2剤はオキシで スピーディーにする
ここを以外に軽視してる美容師さんも多いけど
パーマのエアウェーブやデジタルパーマと同じ原理
この記事 熟読して見て
↓
縮毛矯正の場合なら ストレートアイロンで
完全乾燥した後に スピーディーに
オキシで どっかん酸化 をしてあげる。
適正な 還元と アイロン工程、
オキシの どっかん酸化
これらを注意してみて。
SS結合の影響力の少ない髪質などで
どうしても 乾いた時のクセが伸びにくい人もいるけど
ここらを注意すると 効果的だと思うよ。
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