アルキル化だの 疎水性成分が
コアセルベートして 架橋してだの・・・
全く・・・ 呪文みたいで
何を言ってるのか理解すらできない。。。
疎水性の 高分子だの 低分子だの
φ型ケラチンに α型ケラチンに γ型ケラチン・・・
18MEA メドウフォームーδーラクトン
ペリセア キトサン アラニン イソロイシン・・・
あ〜〜〜 頭いて〜〜〜(爆)
難しく言わないで ズバリ
髪の毛の 疎水化って なんやねん?
今日も 孫のキィちゃんをクリックしてね
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ダメージした髪は 親水性
健康な髪は 疎水性
ちょいと前から シリーズで書いてる記事
↓
またまた 海苔巻きで例えると
いろんな原因で SS結合が切れたり
ブリーチなんかで ケラチン自体が損傷したりして
ご飯粒が 出て行き 空洞化したり
ご飯同士が ユルユルになったりする
こいつが 髪の毛でいうと
親水性になるってことね。
んじゃ
こいつを 疎水化するってのは?
これを水分目線で 簡単にいうと
水分を吸収しにくい 疎水性の物質を入れて
そいつが水分を吸収しなくさせて
吸着水を少なくするって事
↓
疎水性の物質ってのは そりゃ一杯あってね
髪の毛の成分に近い ケラチンタンパク質
PPTとか 昔は言ってたものから
天然ヘナなんかでも そうだし・・・
簡単にいうと 水の溶けないもんとか
水に馴染まないモノなら
ほとんど 疎水って思ってもいいよ。。。
オイルなんかも 余裕で疎水系だね♩
ま 世の中のヘアトリートメントの成分の
ほとんどにモノは この疎水物質だね。
疎水化での 髪質改善ってのは・・・
この 疎水性の物質を
空洞化した部分に入れたり
繊維の緩んだ部分につけたりして
髪の毛を強化するという
イメージで 全然OKだ!
一度損傷した タンパク質は再生はしないし
タンパク質結合、CMC保持水、
NMF保持水なども復元しない
SS結合も再結合なんかしてくれないしね・・・
疎水化っていうと なんだか難しい感じだけど
別に 昔からのトリートメントと大差はない
髪の毛の栄養分を 入れるとか言われてたやつね。
この疎水性物質を髪の毛に浸透、付着させて
ダメージ毛の特徴である親水性の髪を疎水化する方法は
大きく分類すると 2種類ある。。。
まず一つ目は 昔から行われていた
疎水物質を 浸透させる方法
例えば ダメージホールで考えてくと
ダメージした髪には ダメージホールと呼ばれる
髪の毛のタンパク質の無くなった穴がある
↓
このまま 髪が濡れると ここに水分が
吸着水として たくさん入り 親水毛になるんだね
↓
そう こいつが 親水性になった損傷毛の理屈
んで このような髪の毛に
疎水性の成分を浸透させると
↓
ダメージホールをちょいと 埋めてくれるんだね
そうすると 濡れるとこうなる
↓
疎水性のケラチン等が ダメージホールに付着しているので
吸着水の量は 少なるよね!?
これで 親水性のダメージ毛が
疎水性になるって 理屈ね。。。
ただ こいつは 下水の肥やし(笑)
浸透しているだけなんで
洗えば 簡単に落ちてしまう。
ま これが最大のメリットでもあるんだが・・・
髪の毛に栄養成分を入れる とか
髪の毛の類似成分でダメージ修復 とか
ま〜 簡単に言うと
今まで ヘアトリートメントと
言われてたやつらも
この意味からいうと 立派な
疎水化ヘアトリートメント
って事なんだね♩
多くのヘアトリートメントってのは
疎水物質を 浸透させる方法
って事になるんだね。。。
ただ 浸透するだけじゃ 持続しない!
そこで ここ10年ぐらいで 登場してきたのが
反応型とか言われる 疎水化トリートメント
こいつが 第2の疎水化トリートメントなんだ
続く・・・
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コメント
毎日勉強させて頂いてます。ありがとうございます!
疎水、親水についての質問なんですが。
髪の表面と内部にそれぞれ疎水部、親水部があると思うのですが、
還元剤にもそれぞれ還元場所が違うと思うのですが、
還元剤と髪の疎水&親水部の関係性はどのように考えればいいのでしょうか?(質問が変ですね…)
例えば、この髪質だと疎水部が多いからこの還元剤が適してるな!とか…
髪質に合わせた還元剤の選択方法や考え方とかありますか?
混乱気味な質問ですみません!
宜しくお願い致します!