髪の毛は疎水性が良い状態・・・
親水性になるとダメージしてるって事・・・
今までの記事
↓
ちょいとわかりにくく 誤解の多い
疎水・親水の謎・・・
こいつの続きを行くよ〜!
1日1回 ぢ〜ぢの愛孫 キィちゃんをクリック♩
↓
今までの記事で 親水の意味はわかったよね?
髪が濡れてる時はこうなる
↓
上が健康毛 で下が損傷毛
損傷した髪は 吸着水を多く含むから 親水性
こいつをドライヤーとかで乾かすと
↓
吸着水はなくなるので
損傷毛の方が水分がなくなり
バサバサの乾燥毛になるって事ね。
んじゃ なんでダメージ毛になると
親水性になってしまうのか???
こいつは いとも簡単な理屈だ
タンパク質結合水 CMC保持水
NMF保持水 自由水
が 少なくなるから(笑)
ごめん それだけだ♩
で・・・
こいつを もう一段階進めると
なぜ それらの大切な水分が少なくなるのか?
一言で いうと 髪が傷む という事だが
代表的なふたつの項目を上げると・・・
んで
髪の毛の損傷により
ケラチンタンパクなどの流出
↓
ダメージホールや髪の毛の空洞化と呼ばれるが
いろんな原因で 髪の毛のケラチンが流れ出てしまい
穴ぼこが開いちゃったイメージでいいよ。
ケラチンが流出ということは
髪の毛に とても大切な
タンパク質結合水 CMC保持水 NMF保持水
これらも 無くなってしまうという事を意味する。
あともう一つは 前々回の記事で書いた
フィブリル(繊維)のゆるみ
↓
こいつは SS結合の切断という面がある
詳しくは またの機会で書くけど(結合だけで難解だから)
とりあえず 簡単に説明すると
髪の毛には SS結合(ジスルフィド結合)という
結合で ケラチン同士が繋がっているんだ
他にもイオン結合とか水素結合とかあるが
ここでは さほど重要では無い。
まずは SS結合で髪の毛はタンパク質同士が
強固に結びついていると思ってくれ
↓
このSS結合が ダメージにより 切れたままになってる
↓
そう 本来はしっかりと 結合しているはずの
ケラチン同士が 切断されてしまうんで
本来はこんな感じだが
↓
こう ゆるゆるになっちゃうのだ
↓
これは ゆるむことで自由水の保持が困難になったり
当然 タンパク質結合水 CMC保持水 NMF保持水なども
少なくなってしまいという結果になるんだ。
ま 実は 一つ目の タンパク質の流出の原因も
この SS結合の切断ってのが 多く関与してる。
SS結合が髪のケラチン同士を繋ぎとめてるんだが
これが切断されるから 出ていってしまうんだね!
SS結合が 切れてしまうから
タンパク質が流出したり
フィブリルが緩んだりするんだね!
いつも たとえで出すけど
髪の毛は 海苔巻きみたいなもん
ここでいう SS結合とは?
ご飯同士をくっつけてる お酢 みたいなもんだ
このご飯同士をくっつけてる
お酢が上手く働いてくれない(結合しない)から
ご飯粒が ポロポロと 出て行ってしまう
↓
タンパク質が流出
グスグス ユルユルの海苔巻きになる
↓
フィブリル等の緩み
そんな感じでイメージするといい!
このように 水分から
ヘアダメージの原因を探っていくと
ダメージ毛 = 親水性の髪
↓
タンパク質結合水 CMC保持水
NMF保持水 自由水が 少なくなってる
↓
ケラチンタンパクなどの流出と
フィブリル(繊維)のゆるみ
↓
SS結合が 切れてしまってる
んじゃ 疎水化って どういうこと?
続く・・・
クリックは必須です♪
↓
コメント