【髪質改善の真実】サロントリートメントで髪が傷む理由と「すっぴん髪理論」のすべて

【髪質改善の真実】サロントリートメントで髪が傷む理由と「すっぴん髪理論」のすべて ヘアトリートメントの真実

「良かれと思って毎月サロントリートメントをしているのに、なぜか髪がバサバサになっていく……」

「高級な補修系トリートメントでケアしているのに、一向に髪が綺麗にならない……」

そんな矛盾に悩む方は少なくありません。

実は、ヘアケアの本質は何かを『足す』ことではなく、不要なものを『引く』ことにあります。

本記事では、これまで3回に分けて解説してきた「すっぴん髪(素髪)理論」の本質を1冊に凝縮し、「サロントリートメントの仕組みから、髪を傷めない本当の引き算ヘアケアの結論」までを網羅してまとめました。

第1章:サロントリートメントの仕組みと「ダメージホール」の罠

髪の毛の構造を「のり巻き」に例え、カラーやパーマのダメージによって内部のごはん粒(タンパク質)が抜けてしまった穴ぼこ(ダメージホール)を、現代のテクノロジーがどう穴埋めしているかを解説します。

持続性を出すための「巨大化」や「無理なキューティクルの開閉」の仕組みに迫ります。

サロントリートメントで髪が傷む理由とは?すっぴん髪(素髪)理論の基本

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第2章:ヘアトリートメントの歴史と「演出効果」という美容界の裏側

昭和のPPT(ケラチン)登場から、平成の強力シリコンによる被膜、そして令和のノンシリコンブームと内部閉じ込め技術への変遷。

客単価アップやメニューの説得力を持たせるための、美容業界における「演出効果」の歴史的な仕組みを暴露します。

トリートメントをする人ほど髪が傷む?ヘアケアの歴史から紐解く「すっぴん髪」の本質

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第3章:スキンケアで例える「持続性トリートメント」の異常性とすっぴん髪の結論

「1ヶ月間絶対に落ちないファンデーション」を肌に塗り続けることの恐怖。

DO-Sが提唱する「毎日お風呂で一度リセットして裸髪に戻す」という『時間』の概念こそが、髪本来の水分バランス(結合水)を損なわず、髪をミイラ化させないための本質です。

髪質改善の盲点。どS美容師が語る「すっぴん髪(素髪)」の本質とは?

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すっぴん髪・トリートメント理論に関するよくある質問(FAQ)

すっぴん髪・トリートメント理論に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 美容室のサロントリートメントで髪が傷むのはなぜですか?

A1. トリートメントに含まれる強力な「表面コーティング(被膜)」が髪の正常な機能を妨げ、内部を乾燥させてしまうからです。

トリートメント直後はツヤツヤになりますが、ガチガチの被膜で髪を覆うと、髪に必要な水分の出入り(結合水のバランス)が崩れてしまいます。

さらに、その被膜が剥がれ落ちる際に、実際のキューティクルまで一緒に引き剥がしてしまうため、結果的に施術前よりもダメージが進行してしまいます。

 

Q2. 最近の「コーティングを控えたトリートメント」なら髪は傷みませんか?

A2. 強力な被膜がなくても、異物を髪の内部に「長期間、強制的に留め続ける(持続させる)」技術であれば、やはり髪に負担がかかります。

現代のトリートメントは、髪の内部で成分を巨大化させたり絡ませたりして「持ち」を良くしています。

しかし、髪の中に化学物質やケラチンの死骸を長時間詰め込み続けることは、毛髪の水分バランスを損ない、徐々に髪を乾燥(ミイラ化)させる原因になります。

 

Q3. 「すっぴん髪(素髪)」理論とは、具体的にどのようなヘアケアですか?

A3. 髪に余分な成分を「足す」のではなく、毎日のシャンプーで一度コーティングや汚れを完全にリセット(クレンジング)する「引き算のヘアケア」です。

スキンケアで毎日メイクを落として洗顔するように、髪も毎日一度「すっぴん(裸)」に戻します。

その上で、その日1日を綺麗に保つための水分・油分等を毎日補給し、髪本来が持つ吸水性や保湿機能が正常に働かせることを目的としています。

 

Q4. 髪質改善トリートメントの効果を「長持ち」させる必要はないのですか?

A4. 毎日シャンプーをする現代人にとって、トリートメント効果を何週間も日持ちさせる必要はありません。

スキンケアに例えるなら、サロントリートメントは「1ヶ月間絶対に落ちないファンデーション」を肌に塗り続けるようなものです。

綺麗に見せるためのメイク(被膜や内部補強)は、その日だけ持てば十分であり、毎日お風呂で一度綺麗に落としてリセットする方が、お肌(髪)にとって遥かに健全です。

 


執筆者プロフィール:森下 秀彦(どS美容師) 美容メーカーでの薬剤研究やサロン経営を経て、全国のプロの理美容師を対象にパーマ・縮毛矯正・ヘアダメージ論のセミナー講師を務める毛髪専門家。群馬大学元教授との共同研究や特許成分の実用化など、科学的根拠に基づいた革新的な薬剤・技術プロセスの開発に長年携わってきました。

[筆者のより詳しい「研究実績・専門経歴」はこちら]

 

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