デジタルパーマの温度にこだわるアホ♩

DO-S的 パーマ解体新書

デジタルパーマの温度にこだわるアホ♩

 

おっと〜 いきなり挑発的な題名(笑)

 

 

最近 丸くなったと言われる 場末のぢ〜ぢ

人間 そんなに変われるもんじゃ ありません(爆)

 

 

 

そりゃね 場末のぢ〜ぢも
2〜3年前は このアホ美容師でした

デジタルパーマの温度の違いで
パーマの物理的パワーが変わると思ってましたもん。

 

ただね

 

中間水洗しても 還元剤は流れ落ちない

還元はストップしない!

 

これが 常識になってから 変わりました(キッパリ)

 

 

 

よくね ウンチクを並べ立てる
デジタルパーマの講師とかしてる美容師たちがね

やれ ここは 50℃で何分加温して
そこから 60℃で 何分とか

熱の魔術師やら デジタルの伝道師みたいな
理美容師を惑わす輩が はびこってるみたいなんで

 

ちょいと 辛口で書いてみようと思います(笑)

 

 

 

 

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ちょいと前に 場末のぢ〜ぢは

現在のパーマを 5種類に分類した

美容師さん 好みのパーマはどのタイプ?

間違いだった パーマでの物理的パワー

 

DSC_5662

 

デジタルパーマなんぞ
乾燥までさせない場合は

60℃以下の加温なら
②ウォーム系ウェットパーマ

60℃以上の加温なら
④ホット系ウェットパーマ

 

乾燥まで行くなら
時間的なことを考えると 普通は
⑤ホット系ドライパーマ

 

 

そう デジタルパーマなんかは
同じ機械を使用しても
全然違うパーマに分類されてくるんだ。

 

 

 

従来は 中間水洗で還元剤が
流れているという考えだったので
その後の加温は 薬剤反応ではなく
物理的なパワーだと 考えていた(ぢ〜ぢも)

でも これが 覆されてしまうと

デジパーやコテパーや
クリープパーマでの加温、加湿なども

 

物理的パワーではなく

薬剤反応(還元)の促進

 

そう考えていくほうが つじつま があうんだ!

 

 

そう

乾燥まで行かない場合の

デジタルパーマの加温は

単なる 還元の促進!

そう言い切っていいんじゃないのか?

 

 

 

デジタルパーマの温度による かかりの差

 

ってことで こいつを検証してみよう。。。

 

 

この検証のために わざわざ名古屋から
デジタルパーマの機械をお取り寄せしてみた

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デジタルパーマ機 SOCIUS (株)B nextさん提供♩

 

 

このソキウスの 使えるとこは

各ブロック別に個別制御でプロフェッショナルな温度設定が可能。

そう 同条件で ロッドの温度を変えれるのだ!

 

 

んじゃ 早速 検証開始

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使用薬剤は DO-SカールL8と
チオオーション8.5と DO-Sカチセロ♩

 

 

DSC_5822

放置タイムは10分で 水洗します。

 

 

そしたら ロッドに巻き

 

通常のワインディングタイムも計算して
過還元のデジタルらしく(笑)

そのまま 霧吹きで濡らして
10分ほど自然放置してから

 

デジタル機(SOCIUS)で加温します

DSC_5825

 

 

ちなみに温度はこんな感じ

DSC_5820

 

毛束でいうと

① 加温なし

② 40℃

③ 50℃

④ 60℃

⑤ 70℃

⑥ 80℃

 

これらを 10分間 加温しました

 

 

んで DO-Sオキシ1.5で 酸化処理

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そして

問題の かかりあがりは

DSC_5831

画像左から ①②③④⑤⑥ と並んでるからね。

 

軽く コーミングしてからの 自然乾燥

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画像ではわからないけど 温度が高くなるに従い
パリッと 力強いカール感が出ています!

 

 

ただし・・・

 

パーマのかかり具合でいうと

あまり顕著な 差はないですな♩

 

 

そう

 

デジタルパーマの加温で

温度により かかりの違いは

みんなが 想像してるほど無い!

 

そうなってしまうんだよね・・・

 

 

 

ただし!!!

 

もう一度 じっくりと 画像を見てごらん

③の50℃の毛束が 意外にしっかりとかかってるよね。。。

 

特に 毛先部分に注目してごらん

なぜか ④や⑤よりは 確実に強くかかってる!

これが とても大切なポイントなんだ

 

 

続く・・・

 

 

 

 

このシリーズを読むのに 必需品のテキストブック

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監修/森下秀彦(どS美容師)
技術担当/佐々木純一(DAMIA)、中島義宗(SENCE Hair)

 

美容室メニューの中でも 大切なパーマ

ただ一般的にコールドパーマとホット系パーマ、
あるいはエアウエーブによるパーマの違いは
あまり知られていません。

「クリープ」も「温度」も「時間」も「水分」も、
その意味をほとんどの人が誤解していると思われます。

今回、初めて、現在のパーマの正しい分類を行います。
プロらしく整理されたパーマの知識と技法を身に付けてもらいたい。

 

詳細は

新美容出版「経営とサイエンス」2016年 8月号

 

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