縮毛矯正の失敗として ビビリ毛ってのがある
チリチリ、ジリジリの竹ボウキみたいな状態で
濡れてると テロテロだったり
なんか ベチャベチャの感じだったり
櫛通りなんぞは最悪で
そいつが乾くと ガシガシ
そんな 縮毛矯正のビビリ毛で悩んで
検索でこのブログにたどり着く人も多い・・・
んで ちょいと前に
DO-Sシャンプーでの誤解について書いた
↓
DO-Sシャンプーを使いさえすれば
縮毛矯正でのビビリ毛が
綺麗に直ったりなんかしませんからね。。。
ぢ〜ぢの愛孫 きぃちゃん
1日1回 クリックは必須ですよ♩
↓
そして 理美容師さんとかも
ビビリ毛で検索して訪れる人も多いんだが
ここでも 結構 誤解してるかも・・・
ビビリ毛は 直りません!って
何度も 書いてるよね〜
前回の記事
↓
ここでも書いてるけど
ビビリ毛修善した方が
今よりも 全ての人が マシになる!?
な〜んて思いこんでる人が多いんだけどね・・・
ビビリ毛修繕したからって
今より いい状態になる なんて
確率的には 結構低いと思うけどね〜
そう
ビビリ毛の修繕なんて
本当に出来る美容師さんって
一体どんだけ いると思う???
そんで 修繕したからって
今より いい状態なんか 本当になるの?
前にも ちょいと シリーズで書いた
↓
ビビリ毛なんて
本当は 直し方じゃなく
絶対に ビビリ毛にしないような
縮毛矯正やデジタルパーマをする!
これに尽きると思うけど
ちょいと そこらを色々と書いていきたいと思う。
まず 今回は 前回の質問の方のケースを例えとして
理美容師さんが 誤解しやすいトコを解説しておこう
・・・・・・・・・・
詳細な履歴は
ホームカラーを頻繁にされていて、
左フロントの中間部分をジリらせてしまいました。
6ヶ月ぶりの縮毛です。
根元にはph9 アルカリ4.8 チオ11以下 ジチオ4
(資生堂プロフェッショナルのクラスタライジングストレートH)
と、ph8.8 アルカリ度4.8 システアミン濃度5.0パーセント
(アリミノのコスメクリームEX)というものを
3対1で混ぜたものを塗布しました。
毛先はカールをつけるためにボヤージュという
クリームとGMTを10対1で塗布しました。
(DO-S商品ではないのに申し訳ございません。)
毛先はどうにもなっていませんが、
左フロントの中間部分のみがジリっています。
自分の見解では前回ストレートを
かけていない新生部の中間がなっています。
お客様がホームカラーをされている時に伸ばしてる部分と
左側を敷いて寝てあるためだと思っていますが、
1液の流し上がりの時点で危ないと思い、
そっとドライをした所 ビビリ毛だと思い、
資生堂のアルカリを除去してくれそうなものをつけて、
(申し訳ございませんが、パニックにもなっていた為、
蓄積したカルシウムイオンを取るものだと書いてあります。)
それでしっかりウエットしビチャビチャ気味に
アスパアイロン220度でアイロンしました。
その後、普通のアイロン150度でしっかり乾燥さしたつもりです。
その後資生堂プロフェッショナルの過水の二剤で5分で流しました。
(長くてすいませんが、なるべく詳しくと書いてありましたので…)
で やはりビビリ毛のままでした。
・・・・・・・・・・・
ここで どうも この美容師さんだけじゃなく
みんなも勘違いしているようなポイントを2つ指摘しておくと
まず 還元剤のお話だが
ph9 アルカリ4.8 チオ11以下 ジチオ4
ph8.8 アルカリ度4.8 システアミン濃度5.0パーセント
こいつを 3:1。。。
多分 ホームカラーを考えて
少し薬剤を弱くするつもりだとは思うが
これは あまり 意味がないと思うよ。
ってか ある意味 逆効果かも。。。
これじゃ
アルカリは変わらないで
還元剤濃度が少しだけ
薄くなった程度だよね。。。
よく 場末のぢ〜ぢが言う
低アルカリ高還元剤濃度 とは
全くもって違うよね。。。
アルカリはそのままで
還元剤濃度を薄くしちゃったら
危険性は さほど変わらない・・・
薬剤のアルカリ暴走は起こりうるからね。
こう言う場合は
還元剤濃度は そのままで
アルカリを下げていったほうが
少しは リスクが減少するよ。
あと もう一つ とっても気になるのが
>それでしっかりウエットしビチャビチャ気味に
アスパアイロン220度でアイロンしました。
その後、普通のアイロン150度でしっかり乾燥さしたつもりです。
なぜ???
しっかりウエットしビチャビチャ気味に
アスパアイロン220度でアイロンって なぜなの?
2013年の アスパアイロンの記事
↓
ここの冒頭の文章を熟読してね
ただ アルカリパワーが利用できないので
水膨潤とか 水抜き行程での加熱パワー などの
違うパワーが 必要になります。。
そ
薬剤的ダメージは 劇減するけど
物理的な負担は髪に増える訳ですな・・・
損傷(ダメージ) と 負担 の違いをかんがえましょ!
あとちょいと前の
ここらの記事もしっかりと読んでみて
↓
もう 何度も書いているんだけど
どうも 水抜きアイロンを
誤解している美容師さんが
本当に多いんだよね。。。
水抜きアイロン技法は
弱酸性の縮毛矯正に使ったり
ビビリ毛修善に使ったりするので
普通のアイロン技法より
負担が少ない! ぐらいに
思ってる美容師さんがたまにいるが・・・
それは 全くの誤解だよ〜!
水抜きアイロン技法は
普通のアイロン技法と比べると
物理的なパワーも増えるけど
毛髪への 負担も凄く増えるので
ヘアダメージ的には
ものすごく 多い!
そう思わないといけないよ。
水抜きアイロンの方が優しいなどと
イメージしてる美容師さんもいるが
全くの逆で 水抜きアイロンは
とっても髪に負担をかけるし
危険性も高い アイロン技法ですからね!
本来の 水抜きアイロンってのは
例えば
ビビリ毛の修繕とかをしなければいけない時
アルカリの薬剤は絶対に使えない状況で
弱酸性〜中性の還元剤を使い
でも ある程度 形成パワーがないと
ビビリ毛の修繕が不可能なため
水抜きアイロンの強力な物理的パワーを使う。
とか
スピエラやGMTでの 弱酸性縮毛矯正などで
還元力は弱いのを フォローするために
水抜きアイロン技法を使う。。。
薬剤的なパワーが弱い場合に
アイロンでの 物理的パワーを
増やすために行うのが
水抜きアイロンなんだ。
だから 今回のように
アルカリの還元剤で
すでに過膨潤の危険があるような状態で
アスパアイロンで 水抜きアイロンなんかすると
危険性が高いと言うより
よりビビリ毛を作ってるとしか思えないよ。
もしかしたら 今回でも
きちんとドライしてから
通常通りのアイロン工程なら
結果は変わっていたかもしれないよ。。。
アルカリの還元剤に
水抜きアイロンなんぞ
危険行為 としか言いようが無い!
あと・・・
>その後、普通のアイロン150度で
しっかり乾燥さしたつもりです。
髪の毛を乾燥させるのは
ドライヤーの役目であり
アイロンで乾燥させるなど
危険行為 以外の何物でもないよ。。。
これから
ビビリ毛を 作らない
縮毛矯正ってのを 考えていくよ♩
続く・・・
コメント
この度は質問に対してコメント頂いきありがとうございました。
あれから、じぃじぃ様のブログをしっかり読み自分のアホさを理解し、二度とビビリ毛を作らないよう勉強していくつもりです。
先ずビビリ毛に対して何ですが、作らない事が一番大事だと思い直して、ビビリ毛を作る最大の要因、自分の過信を徹底的に直す努力を気がけています。
後、ケミカルな分野を勉強する事で、オタク美容師にならないように、今の自分を指名して頂いてるお客様に喜んでもらえる知識や技法はないものかと、ブログを見て勉強さしてもらっています。
その中で質問なのですが、縮毛矯正の記事ではなく、今、パーマの還元、酸化の記事を見させてもらっています。
この中で出てくるR-stopなんですが
[R-stopとテストカール]という記事らへんからの質問になります。
じぃじぃ様のブログを自分なりにテスト、解釈させて頂いてると
R-stopは還元を止めるものというより還元を促進させるものという風に捉えて間違いないでしょうか!?
R-stopを塗布して化学式を←に移行させミックスを増やし
S-Sを元の状態にするということですよね
!?[髪の毛が曲がっている状態で]
これは還元を促進してる動きになるのではないでしょうか!?
水洗などでジチオを減らし、ミックスを減らして⇨に持って行き還元を促進
逆にR-stopでジチオを増やしミックスを増やして←に持って行き還元を促進
[髪の毛が曲がっている状態で]
これは平衡緩和ではありませんでしょうか?
スポイド水洗もR-stopをつけて水洗も還元促進の方法ではありませんか?
間違ってたらブログをしっかり読み直し、理解し直しますので、ここを見ろ!!と教えて頂ければと思います。
宜しくお願い致します。
コメント失礼します
ラディアントのアイロンを使えば、濡れてても大丈夫って、ラディアント売ってる方に言われます。
時代は進化してるっていわれました。ソキウスクリームとラディアントがあればウェットアイロンは大丈夫っていわれました。その理論を受けに講習にこいとも誘われます。
これは商品を売りたいだけでしょうか?
それとも、時代が進化してぬれたままアイロンしてもいんでしょうか?
どSさん 本当のこと教えてくだい。