場末のパーマ屋のパーマ剤は
超マニアックと呼ばれているが・・・
実は ものすごくシンプルな構成。。。
パーマ液って言っても
1剤なんか pHが 5、7、8、9
たったこれだけだし〜
ただ 使いこなしてこそ 良さがあるんよ!
わかる美容師しか
使いこなせないかもしれんがね(笑)
ぢ〜ぢの孫のキィちゃんを 1日1回はクリック♩
↓
んじゃ 今日の読者さんからの質問ね
・・・・・・・・・・
数年前からずっとブログで
勉強させていただいてます!初コメです☆
経営とサイエンスもちゃんと買いました^_^
じいじ様のブログと合わせて読むと
楽しくて仕方ありません♪
質問なのですが、最近自分のお店では
ダブルガラス化エアウェーブを
主流としてパーマをしてるのですが
do-sカールL5をファーストガラス化の時に
前処理+還元として使用するのは
考え方としてはありでしょうか?
検証の結果的にはパーマ感は強くなりましたが
果たしてダメージ部分にアルカリを
効果的に抑えられているか疑問です・・・
お忙しいと思いますが是非じいじ様の
お考えを教えて下さい。
よろしくお願い申し上げます!!
・・・・・・・・・・
ホイホイ!
DO-SカールL5 だね・・・
この記事で書いてある DO-Sのパーマ剤だ
↓
チオグリコール酸2% pH5
まずね
こいつの特性は前ブログに書いてるね(熟読)
↓
このブログでも書いた
↓
まんべんなく還元
効果は大きく 二つある
◎根元と毛先でダメージ差がある場合などに
比較的 パーマのかかりの誤差が少なくなる
◎細かい波状や捻転のクセなどの縮毛矯正で伸ばしやすい(感覚)
なぜ こうなるかというと
酸性チオは
還元を 均一化 する
酸性チオの前処理後に
アルカリ性の還元をすることによって
まんべんなく還元 が出来るのだ♪
そう 酸性チオの効果としては
①酸性になることで
ダメージ部分のかかりすぎを防ぐ
そして この
②まんべんなく還元
何だよね。。。
んで このまんべんなく還元の理論は 数年前に
毛髪研究の第一人者の 新井先生にお聞きしたんだ。
これは ちょいと場末のぢ〜ぢも衝撃だったね。。。
このお話をお聞きするまでは
場末のぢ〜ぢも 酸性チオによって
①のダメージ部分のかかりすぎを
防ぐってのがメインだと思っていたんだよ。
ところが 多分 実際のとこ②の方が
働いてるような気がするんだ。
だから
今では 縮毛矯正とかで
使用する機会が多くなったんだ。
あ ①が全くないとも言えないけどね。
んでね 君の質問の Wガラス化エアウェーブの
ファーストドライの時で考えるとね。
いくら酸性でも 乾燥すると関係ない。。。
あと カールl5には 酸度はほとんどない。。。
ここら辺から 察すると
君の言う通り
>検証の結果的にはパーマ感は強くなりましたが
果たしてダメージ部分にアルカリを
効果的に抑えられているか疑問です・・・
②のまんべんなく還元の効果で
パーマ感は強くなるけど
アルカリを抑える効果は
さほどないんじゃないかと・・・(汗)
ま これは場末のぢ〜ぢの持論じゃが
Wガラス化エアウェーブの最大のメリットは
その 強力なかかりの良さ だよね。
だったら 応力緩和を生かして
そもそも 使用するパーマ1剤の
アルカリを落としてもいいと思うんよ。
逆に かかりにくいとこがあれば
応力緩和水なんかで アルカリ上げとか・・・
薬剤のパワーを落として
放置時間も短縮できて
ダメージ軽減が可能なのが
Wガラス化エアウェーブのメリットだからね〜
カールL5は 普通のコールドとかに
ワィンディングローションがわりに
使うのがオススメだね♩
あ 場末のパーマ屋の
現在の 持論だよ・・・
コメント
お忙しい中、早速疑問に答えてくださり誠にありがとうございます!!
凄く感激です!
やはりアルカリを抑えるという効果は期待できなかったですね(汗
じいじ様の仰る通り薬液のパワー自体を抑えて後から調整が必要だったら調整というかたちで、しっかりキャッチボールしていこうと思います!
ありがとうございました!