昭和時代までは 美容室といや〜
パーマが代表的なメニューだった。
田舎じゃ パーマ屋さんと
言われてたんだ。。
んじゃ もっと
昔は どう言われてたか?
そ〜 髪結い だね・・・
昔は 毎日シャンプーする
習慣なんぞなかったんで
月に何回か 髪結い
に行って アップにしてた。
そんで アップという
ヘアスタイルがあまりされなくなり
こんどは セットになった。。。
んで パーマ ってもんが登場し
世間の女性たちは
週一ぐらいは 美容室に行って
シャンプーとセットを
してもらうようになった。
こんときの パーマってもんは
セットを1週間持たせるためのモノ
んで これから年月が経過して・・・
サスーンカットが世界を席巻
世界的に女性の髪型が大きく変化した。
サスーンカットは 家でシャンプーして
乾かせば スタイルになる!
そう ヴィダル・サスーンが登場するまで
世界中の女性は
ヘアスタイルというのは
サロンで作るモノ
そう思っていた!
家で自分で シャンプーして乾かす など
想像もしていなかったのかもしれない。。。
お客さんのホームケア
という概念はここで生まれた!
そして いつの間にか
シャンプーは毎日するもの
そして ヘアスタイルとは
毎日 自分で スタイリングするもの
これが 現在では一般化しているんだ。。。
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本日の晒し者 理美容師ブログ記事
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DO-Sミストで物申す!・・・フケが
ごっつい落ち着いた~! また!
ちょっとびっくりした自分がいます(^o^)丿
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美容師の仕事の移り変わり
ヘアスタイルの歴史をこれまで書いてきた
↓
んで なぜパーマが 廃れてしまったのか?
これの原因は
お客さんは
セット ⇨ ブロー ⇨ ドライ
と変化してしまったのに
美容師の意識が
セット ⇨ ブロー
ここで 止まってしまったからではないのか?
場末のぢ〜ぢは そう妄想したのだ。。。
なぜ パーマが廃れたのは ブローが原因?
その理由はな?
この記事を読んでくれ
↓
ちょいと前に パーマに関する
アンケート結果を見せてもらった
一般消費者への
パーマについてのアンケートなんだが
パーマをしている消費者の方に
なぜ パーマをかけているのですか?
って聞いたところ
ダントツの1位は
手入れがしやすいから!
ま 予想通りである。
んで 逆に 今はパーマをしてない人に
なぜ パーマをかけないんですか?
そう聞くと・・・
メインの回答は二つあった
まず一つ目は・・・
髪の毛が ダメージするから!
こりゃ 納得できる答えだろ!?
ただ問題は
こいつと同じぐらいの方々の回答が
手入れがしにくくなったから!
悲しいかな こいつが現実なんだよ・・・
パーマが好きな人の多くは
手入れがしやすいからパーマをかける
んでも パーマ嫌いな人の多くは
パーマをしてみたら
手入れが しにくくなったから
パーマをかけなくなった!
そういうことになるんだね。。。
これが パーマをかけなくなった理由だ!
パーマをかけたのはいいけど
自分で 手入れできない!
自分で スタイリングしたら
ヘンテコな髪型にしかならない!
そう すなわち
お客さんのするスタイリングと
美容師の かけるパーマが合ってない! ってこと
もっと 突き詰めると
お客さん自身でする スタイリングと
美容師のする スタイリングに
大きな ギャップがある!
そう 考えられると思わないか???
んで こりゃ パーマだけの
お話では無くなってくる・・・
昔のように 家でシャンプーしない時代なら
美容師の作る髪型=普段の髪型 だったが
そいつが まったく違うモノになったら・・・
どこに 美容師にしてもらう価値があるんだ???
サービス業から プロの美容師に変わる
実は このようなお話は
以前からセミナーとかではよくしてる。。。
DO-Sセミナーに参加した経験がある人なら
聞いたことがあるだろうが
たとえば
公園でグランドゴルフしてる おばちゃんは
みんな 聖子ちゃんカットの なれの果て(笑)
んで もう20年もすりゃ
シャギーカットおばちゃんだらけになる(爆)
こりゃ すべて いいなり美容師のせい!
とか
チリチリのおばちゃんパーマが辞めたかったら
細いロッドとロールブラシを捨てたら
明日から 簡単に出来るよ!
ま 何年も前から セミナーでは
しゃべりまくってるよね。。。
そういや この前 東京で
コレ系の話してて こんなことがあった
場末のぢ〜ぢは 最近ブログで取り上げてる
手入れから考える ヘアスタイルの話をしてて
たとえば 巻き髪を希望してるお客さんがいて
でも そのお客さんはコテも持ってないし
コテ巻きなんか 全くできない。。。
だったら 巻き髪スタイルなんぞ
出来る理屈がないじゃろ!
って 場末のぢ〜ぢが言ってると
その質問の美容師さんが 困惑気味で・・・
「え・・ でも そのお客さんがどうしても!って
希望されたら どうすればいいんですか?」
ぢ〜ぢ 「出来んのじゃから 断ればええじゃん♩」
その美容師さん かなり困った顔で
「え・・・ お客さんを断るんですか???」
「んじゃ たとえば ブリーチとか無茶してて
超ハイダメージ毛のお客さんが来て
どうしても縮毛矯正しろ!って言われて 君はするの?」
「それは 絶対しません!」
「んじゃ 同じじゃん(笑)」
顧客満足だろうが
お客様第一主義だろうが・・・
コテも持ってない人が
巻き髪スタイルが出来る理屈が無い(爆)
これを お客さんにも 納得してもらわないと
ギャップを埋めるのは 難しい・・・
出来ない髪型を希望されても 無理ってこと♩
サービス業から プロの美容師に
変わるとこから 始めないと
お客さんとの ギャップは埋まらないよ。
パーマの減少を食い止めるためには?
なぜパーマをかける人が減り続けるのか?
長々と シリーズで書いてきたんだけど
まとめると
場末のぢ〜ぢの妄想では
パーマが減っていった原因は
お客さんと美容師の
手入れに関するギャップだと思う。
昔はパーマは髪型を作るためのベース
だから 8割とかあった。
今は パーマはベースでなない
パーマスタイルという 表舞台に出てきた。
当然 ベースではないので
昔のように8割は無理だろう。
ただ 日本人の髪質から考えると
今の 3倍程度は楽勝であると思う。
技術的にも デジタルパーマや
エアウェーブなど進化してるしね。
パーマが好きなお客さんは
パーマをかけると 手入れが簡単になるから
パーマ嫌いになっちゃったお客さんは
パーマをかけると 手入れが出来ないから
このアンケート結果を素直に受け入れる事が
とても重要だと思う。
新しい還元剤がどうだの 最新の技法だの
やれ 皮膜がダメだの 素髪がどうとか
コンプレックスやら 処理剤が大切とか
そんなのは お客さんからすれば
ど〜〜でも いいこと。
パーマをかけたら 髪は傷む!
そんなこた〜 素人さんでも 百も承知(笑)
ダメージレスのパーマが出来たら
パーマのお客さんが 増えるなんて錯覚だから♩
どんなダメージ毛でも 現在の技術レベルなら
パーマは かけられるかもしれんが・・・
果たして その状態で
お客さんが自分で 手入れが簡単にできるのか?
お客さんのドライテクで 綺麗な髪型になるのか?
ダメージレスや 魔法のパーマなんかより
お客さんの手入れから考える
パーマスタイルを 提案していく!
そんなパーマ技法を考えていったほうが
パーマ絶滅危機を乗り越える事が出来そうだ♩
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