パーマや 縮毛矯正などで
毛髪診断して 使用薬剤を決める
そこには それぞれの美容師ごとに
基準というものが 存在する。。。
パーマ剤や縮毛矯正剤の
還元剤のパワーってのは
おおまかにいうと
還元剤の 種類と使用濃度
そして pH や アルカリ度
ま 通常は アルカリの強さって思えばいい。
薬剤は 還元剤とアルカリの具合で調整する
そして デジタルパーマやエアウェーブ、
応力緩和などの 施術でプラスされる
物理的なパワーを計算して
あとは 放置タイムや施術タイムなどを考慮し
自分なりの 基準 を持つのが大切なんだね。
ぢ〜ぢの愛孫 きぃちゃん
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今までの シリーズ記事
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んで 今回は
>ご指摘いただいた 多少のアルカリがないと
しっかりしたカールが出にくい とのことですが
そのアルカリの役目は、イオン結合を切るからなのか、
還元剤をもっと働かせるためか
こいつについて 解説していきたいと思う
君の言うように
イオン結合を切ったり
還元剤をもっと働かせるってのも
当然あるんだけどね・・・
まずは このブログを 熟読して見てね
↓
ここに記述してある
パーマの持ちは アルカリが影響する
ここの部分だよね。。。
んで お次にこの記事読んでみて
↓
アルカリの薬剤を使用することで
イオン結合も切れ
膨潤して太くなることで
毛髪のケラチンは 移動しやすくなる。
だから
パーマや縮毛矯正で
しっかりと形状変化が出来るのだ!
そう ここでは
イオン結合と膨潤をあげてるけど
もう一つ 大切なこともある
それは
2剤の酸化にも 影響する!
ってことなんだね・・・
この記事で 復習してみて
↓
このSHの結合が
アルカリ性の場合は イオン化 されてる
↓
Sはプラス Hはマイナス
この状態だと SとHは
比較的 簡単に外れるイメージだ。
んで
酸性の場合はイオン化されないので
こんな感じに しっかりと結合してる
↓
イオン化されていない SとHの結合は
比較的しっかりと 結合しており
この状態だと 2剤(O)が来ても
なかなか 外れにくいという感じなんだよね・・・
パーマの2剤の前に 髪を酸性にすると
イオン化していたSとHが 外れにくくなり
SSの再結合の邪魔をしてしまいかねないのだ。
ま この辺りは・・・
デジタルパーマが クリームや
ジェル系の薬剤を使用すると
いうのも 幾分関係してる部分もある(ゴミつきやすい)
場末のぢ〜ぢのとこの ブロムの2剤だって
pH8 とかで作ってるのは この意味もある。
そのぐらいの少しアルカリ領域の方が
酸化反応自体もスムーズだったりするしね・・・
あとね もう一つ 大切な理由があんだけど
デジタルパーマで どっかん酸化する場合は
2剤が オキシ(過酸化水素水)だから
昔のスピエラ弱酸性縮毛矯正の時の
酸化不足問題を思い出してくれればわかるけど・・・
特に オキシの2剤前は多少でも アルカリの方が
反応もよく しっかりと酸化してくれるんだよね。。。
2剤の酸化反応を しっかりと行ったり
余分なモノで 酸化の妨害をされないためには
少しぐらいは アルカリの方がいい!
これも 言えてるんだよね。
ダメージと パーマ作用のバランス的には
2剤の工程前後では pH8程度が
ベストなんじゃ無いかと 考えている。
こんな理論的な事とかもあり
場末のぢ〜ぢは・・・
普通に8トーンぐらいにヘアカラーしてて
普段もコテ巻きぐらいたまにするぐらいの
ライトダメージ毛〜ミドルダメージ毛
これぐらいが 現在の普通毛!
って 定義していて
薬剤的には
応力緩和のある Wガラス化エアウェーブは除いて
デジタルパーマやコールドパーマなどなら
pH8 程度で 還元剤濃度が5〜6%(チオ換算)
これは ぢ〜ぢの 個人的な基準だけどね。。。
んでね これまで書いたように
パーマの還元作用だけじゃなく
酸化工程までトータルで考えるとね
>毛先のダメージ具合もあるので低アルカリで
かけられるならそれに越したことはないと思ってました。
ここの部分も 微妙に変わってくるんだ。
アルカリは 髪の毛に悪い!
髪の毛は 弱酸性がベストなんだから
できるだけ 低いアルカリの方が
ヘアダメージや 髪への負担は少ない!
これを 否定するつもりは 全く無いけど・・・
それに越したことはない
とは 思わないんだよね。。。
あくまで
キャッチボール バランス コントロール
が根本的にある ぢ〜ぢとしてはね♩
んじゃ 今度は こいつを考えてみよう!
続く・・・
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