ヘアカラーでのダメージと髪が細く柔らかくなる、抜け毛、脱毛の悩み

美容室でヘアカラーリングをする女性の画像 ヘアダメージを軽減

白髪染めやフッションカラーなどのヘアカラーリングを長期に渡って繰り返していくと、髪が傷んでバサバサになったとか、髪が細く柔らかく猫毛になったり、抜け毛が増えて薄くなっちゃったり… いろんなトラブルでお悩みの方が多いと聞きます。

◉ヘアカラーリングを繰り返した方達の3つの代表的なトラブルや悩みとは?

髪の毛に関しては・・・ヘアダメージした

頭皮に関連して・・・髪が細く柔らかくなった・抜け毛が多く薄くなった

ヘアカラーでのダメージというのは、日本人の黒髪を明るくするために行うアルカリ成分と強い酸化剤である過酸化水素水(オキシドール)の化学反応で元々のメラニン色素を破壊する脱色(ブリーチ)が一番の原因ですし、あとはヘアカラー剤に使われてる強力なアルカリ成分で髪のケラチンが溶解してしまうことです。

また髪が細く柔らかくネコ毛になったり、抜け毛が増えたりするのは、ヘアカラー剤に含まれる多くの頭皮や毛根に悪い成分たちが毛穴に残留し悪影響を及ぼし髪質が変化したり脱毛したりするんですね。

美容室でヘアカラーリングをする女性の画像

 

ヘアカラーで髪の毛が傷んでしまった

これらのトラブルや悩みの中でも脱色(ブリーチ)でのヘアダメージに関しては、おしゃれ染めでも白髪染めでも日本人の黒髪を明るくするためには必要であり、脱色によるヘアダメージはどうしようもない部分もあります。

ヘアカラーリングの原理原則として、脱色発色という2つがあるのですが…

脱色・・・強いアルカリ成分と2剤のオキシドール(過酸化水素水)の化学反応で髪の毛のメラニン色素を破壊して少なくして黒髪を明るくするために行うブリーチのことです。

発色・・・1剤の酸化染料と2剤のオキシドール(過酸化水素水)の化学反応で酸化発色させ髪の中に色味をつけていくことです。

そしてヘアカラーでのダメージはアルカリとオキシドールの化学反応でメラニン色素を破壊する脱色によりとこがほとんどで、発色による髪の傷みは少ない〜ほぼないのです。

だから、アルカリ剤を使わないので脱色しないで発色だけ行う酸性カラーやアルカリもオキシドールも使用しないヘアマニキュア、天然ヘナ&インディゴや塩基性、HC染料を使用したカラーバターやカラートリートメント等はヘアダメージが少ないのです。

ただここでよく覚えておいて欲しいのは、ヘアダメージの少ないカラーリングというのは脱色(ブリーチ)をしないので日本人の黒髪は明るくはならないという事です。

アルカリ剤とオキシドールの化学反応で脱色するという原理があるかぎり、明るく染まるのにダメージレスやノンアルカリのヘアカラー剤はありえないのです。

たまに暗めの白髪染めなどなら脱色(ブリーチ)をしてないと思いこんでる方もいますが、あまり明るくない白髪染めでも黒髪を脱色してから、白髪と一緒にダークブラウン等の色味で発色させたりしてるので、全体的には暗めの白髪染め等でもしっかり脱色をしていてヘアダメージも多いのです。

ゼロテクによる白髪染めの塗布

ヘアカラーリングでのダメージの大半はアルカリとオキシドールの化学反応で行う脱色(ブリーチ)である。

ただし、日本人のベースの黒髪を明るくするためには必ず必要なものなのでアルカリとオキシドールを使用するのはどうしようもない部分もあります。

出来るだけへダメージを少なくするためにはこれらアルカリやオキシドールを長く髪に残留させないということぐらいです。

カラーやパーマのヘアダメージにはアルカリ中和、除去するのが大切!

アルカリオフとOX-ZEROの使用方法

 

ヘアカラーリングが頭皮、毛穴、毛根に悪影響!?

黒髪を明るくするためには脱色(ブリーチ)をしなくてはいけないので、そのために起こる髪の毛へのダメージはどうしようもない部分がある…

では頭皮や毛穴、毛根に関連しての問題である、髪が細く柔らかくなった・抜け毛が多く薄くなったという問題はどうなんでしょう。

これをシンプルに説明すれば、、、

毛染めの薬剤には頭皮や毛穴、毛根にとても悪い成分が色々使われていて…

それらが頭皮につき、またそれら悪い成分には施術後も数日〜数週間も残留するようなものもあり、

それらの成分たちが毛根に悪影響を与え、髪の毛を細く柔らかくしたり脱毛したりするのです。

そうこれら頭皮や毛穴、毛根の悩みもヘアダメージと同じように、

根元からきっちり毛染めするために、頭皮に薬剤をつければ悪い成分がつくのはどうしようないんです。。。

だからこれも出来るだけ残留成分を早く取り除くのが大切だったりします。

詳しくはこちらの記事を熟読してください!

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たかがシャンプー・されどシャンプー

これまで説明してきたように髪の毛にしろ頭皮にしろ、とても悪い成分たちをつけなければヘアカラーは出来ないんですね。しかもそれらの悪い成分は髪の毛や頭皮に残留してしまう…

髪や頭皮に悪い物をつけなきゃ毛染めは不可能なのでそこはしかたない部分として、出来るだけ悪影響を少なくするには【残留物質を出来るだけ早く除去する】ことが大切になってきます。

そこで重要なのが、ホームケアで毎日行うシャンプー!

平成の頃からホームケア用のシャンプーたちの流行が髪に優しい、地肌にマイルドなど【無添加、無香料】【オーガニック、植物性】【アミノ酸系】【合成界面活性剤不使用】などなど… 洗浄力の弱いマイルドな優しいシャンプーが主流になってしまいました。
だからか… 最近ヘアカラーでこのような悩みの方が増えたのかも知れません。

髪や頭皮にとても良くない化学薬品を使うヘアカラーリングですから、施術後はそれらの悪い成分を一刻も早く取り除いてあげるのが重要なのです。

だから毛染めをしたら、髪や頭皮に優しいシャンプーではなく

きっちりと悪い残留薬品を取り除く効果の高いシャンプーを使用しましょう!

 

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