場末のぢ〜ぢは 現在56歳・・・
16歳からなので 昭和の終わり頃
そう40年前から 5年前に引退するまで
ず〜っと 美容師一筋だった。
シャンプー、カット、ブロー、セット、
ヘアカラー、トリートメント、パーマ、
ストレートパーマ(縮毛矯正)・・・
美容師が
お客さんに行うメニューは沢山あるけど
その中でも 場末のぢ〜ぢが
一番苦手なメニューは?
いや・・・ 苦手というか
怖い といったほうがいいのが
ストレートパーマ(縮毛矯正)
美容師が行う技術メニューの中でも 薬品を使用するメニューであるヘアカラー、パーマ、ストレートパーマ(縮毛矯正)、サロントリートメントなどは 絶対にいくらかは髪の毛をダメージさせる。
その中でもストレートパーマ(縮毛矯正)はブリーチ(脱色)に次ぐヘアダメージの多いメニューで通常のパーマの数倍はダメージがあると思った方がいい!
しかも そのダメージ具合と言ったら ある意味ブリーチ(脱色)でのダメージなんかより とっても怖かった・・・
それは 場末のぢ〜ぢが美容師を始めた頃 今から40年ほど前に ストレートパーマが登場したばかりの頃から すでに恐怖のダメージがあったんだ。
昭和のストパー 断毛訴訟事件!
今から約40年ほど前に ストレートパーマというものが登場した。
最初の頃はパーマの1剤をクリームにしたもの、当時はロンドンブリッジって薬が有名だったがこいつを塗布して パネルにこすりつけてストレートにするような技術だった。
そして 当時 たぶんこれが初めてだと思うけど・・・ 美容院がお客さんに訴えられるという訴訟事件が全国規模で起こった!
このパネルに擦りつけて貼り付けるストレートパーマで 根本から髪が断毛する という事件が多発したんだね。。。
ストレートパーマ液をつけた髪を強く引っ張ってパネルに無理やり貼り付けることで 頭皮から1センチぐらいの部分で髪の毛がブチ切れでしまうんだ。。。
当時まだ見習い美容師だったぢ〜ぢも 先輩のお客さんが実際に根本から切れ毛になってるのを見てビビったもんだ(汗)
パーマで傷んだ人でクシ通りが悪くてガサガサになっちゃう人ぐらいなら見たことあるけど 根本部分で 髪が溶けてブチって切れちゃうなんて 当時 驚愕モノだったよ!
女性の方が 根本1センチのとこで ごっそり切れ毛になったりしたら 元に戻るのに数年かかるし その間のその方の事を考えると 美容師としてはとっても恐ろしいよね〜。。。
だから 自分がスタイリストになったら ストレートパーマは根本1.5センチは絶対にかけないようにしたもん・・・
ストレートパーマは
40年前に登場したときから
根本付近で断毛するような
危険性の高〜い
怖〜いメニューである!
そして それから40年近く経過し ここ数年 また ビビリ毛というストレートパーマの失敗で起こる とんでもないダメージ状態が増えてるという・・・
少し前にこの縮毛矯正での失敗関係の記事を書いてから 結構多くの美容師さんから ビビリ毛などの失敗をしにくい縮毛矯正(ストレートパーマ)の方法を教えて!っていう要望を頂いた。。。
そこで これから 失敗しない縮毛矯正講座っていうのを 少しづつ書いていくね。
続く・・・
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