パーマをかけても すぐに取れてしまう・・・
そんな悩みをもつ方も多くいるはずだ
いままで パーマがかかったことない!
ま 実際は 間違ったパーマ技法だったり
すっぴん髪理論でいう 皮膜てんこ盛りだったり
そんなパターンの場合は
問題なくかかる場合も多い・・・
ただ 本当に 髪質的やダメージで
パーマがかかりにくくなってる 人もいるんだ
そんな人に多いのが
乾いた時は 普通なんだけど
髪の毛が濡れたら
なんだか テロンと柔らかくなっちゃう!!!
こいつが多いんだよね
これは 微シス毛 といって
元々の髪の毛に タンパク質
(システィン)が少ない現象
パーマは 髪の毛のタンパク質を
変形させるものなんで
タンパク質が少ないと
当然 かからなくなってしまうのだ・・・
・・・・・・・
ぢ〜ぢの愛孫 きぃちゃん 1日1回 クリックは必須ですよ♩
↓
本日の理美容師ブログ記事
↓
すっぴん・キラキラ髪の履歴♪ それは女性の ひとつの財産でしょ!
・・・・・・・
んじゃ 今日の読者さんからの質問ね
・・・・・・・・・・
ドSさんこんにちは!
エアウェーブの使い方を聞かせていただいたものです。
ありがとうございました。
まだまだですが少しずつ
エアウェーブを使ってのパーマが分かってきました。
今日、前回全然パーマが当たらずに
あて直しさせてもらった方に
応力緩和エアウェーブをしました。
胸ぐらいで毛先はダメージがありましたが
9レベルくらいの明るさでそれほどの
ダメージ毛でも有りませんでした。
直毛で見た目はそんなに細くはないですが
濡れるとフニャーとした感じです
結果はチェックの時はあたってましたが
ロッドアウトした時は少し弱くなってるかな、、、
って感じで流したらほとんどなくなってました、、、
Do-Sシャンプーで洗ってから
応力緩和水と水を半々で巻いて乾燥させて
Do-SカールL7をつけて5分おいてからチェックは
オッケーだったのでR-STOP付けて
中間水洗しっかりして乾燥させてオキシをつけました
前処理など余計な物は付けていません
今まで担当させていただいた中で
一番あたりにくく微シス毛なのかと
思うのですがパーマをあてる手段が思い付きません、、、
工程や薬剤の種類などもし
あたりやすくなる方法があればよろしくお願いします。
・・・・・・・・・・
ほいほい!
うんうん いるいる そういう人。。。
だいたい ヘアカラーをしていて
>直毛で見た目はそんなに細くはないですが
濡れるとフニャーとした感じです
ここが サインなんだよね。。。
なぜか さほどダメージは感じないんだけど
髪の毛が濡れると テロンでするんだよね。
乾いている時と濡れてる時の
髪の毛の誤差・・・ これは
パーマで曲げるために使う
髪の毛のタンパク質(システィン)の
量が 絶対的に少ないことを意味する。
原因としては・・・
元々の 微シス毛に
ヘアカラーのブリーチが効いているのか?
とりあえず その時は かかったように見えても
流してみると かなりパーマがゆるくなったり
中には ほとんどなくなってしまうような人。。。
場末のぢ〜ぢも現役中に 2名ほど担当してたね。
こういう髪質やダメージの方は
かなり パーマは難しいんだよね〜
最大の難関だと考えてもいい。
薬剤的に髪の毛とキャッチボールしても
パーマをかける対象の システィンが少ない
相手がいないのに ボールを投げても
キャッチボールはできないもんね。。。
んで こういう場合はどうするかというと
まず お客さんに
髪質とパーマの関係性を説明して
パーマの限界を知ってもらい
パーマによる ヘアスタイルを再検討する。
たとえば こういう髪質の人は
ふわゆる とか ゆるふあウェーブが絶対無理だよね。
大きめのカールスタイルも 多分無理で
どうしてもそういう髪型がいいなら
パーマなんかしないで コテ巻きを教えてあげたほうがいい。
実際に場末のぢ〜ぢの担当だった1人はコチラのパターン
パーマは諦めてもらって 巻き髪スタイルにしてたね。
んで
どういうヘアスタイルが適しているかというと
昔のコールドパーマのように
パーマして 1週間〜10日ほどで
ウェーブダウンするのを 計算した
パーマ当初は 希望より強いウェーブのパーマ。。
技術的に言うと・・・
SS(システィン)自体が少ないので
いくら 薬剤を強くしたり 処理剤を使っても
パーマはかかりにくいし ウェーブダウンも必然。
だから 物理的パワーを増やす。
文章を読む限り 薬剤には問題はなさそうだし。
現在の君の工程は
定番のWガラス化エアウェーブだよね。
こいつは 現在考えられる中では 物理的パワーの
工程としては最高レベルだ。
あと 物理的パワーを増やすとこというと
ロッド径を細くしたり スライスを薄くしたり
ロッドの配列を工夫したりなどかな・・・
ただ こいつで 出来上がりの
髪型はかなり限定されちゃう。
もしかしたら かかりあがりは
昔のソバージュみたいかもしれん。。。
しばらくして ウェーブダウンして
ちょうといい感じになれば理想だよね。。。
あと パーマ周期の問題もあって
こういうタイプの人は ウェーブが残留している上に
パーマをかけてもらうように する。
応力緩和効果を もっとさせるためだ。
場末のぢ〜ぢの担当の方の一人はこのパターンだった。
かかりあがりは 本当に昔のソバージュぐらいだけど
1週間もすれば ゆるめのウェーブスタイル。。。
パーマ周期も 普通の方の半分以下だったね(汗)
実をいうと レベルの差こそあれ
こういった 微シス毛で パーマをかけてた方は
この一人だけなんだな。。。
これは このお客さんの たっての希望だから
他の人は ストレートや コテ巻きベースで
ヘアスタイルを提案したりしてたね。
だって 正直に言って
この感じの髪質にパーマをかけるのは 難しいし
お客さんの手入れを考えても やりにくい場合が多いから。
あと 考えられるとしたら
何回も継続的にパーマが出来ないという条件のもとで・・・
たとえば ヘアスタイルの計画で もう少しロングで遊んで
ダメージして飽きたら 切っちゃう! なんて場合ね(笑)
そういう時は ダメージ覚悟で
高温のタンパク質熱変性という 最強の物理的パワーのある
デジタルパーマっていうセレクトもあるだよね。
濡れてる時に テロンとするような髪質に
手入れの簡単なパーマをかけるのは 難しい!
これだけは しっかりと覚えておいてくれ♩
技術的や お客さんとのカウンセリングでの
キャッチボールのなかでも
限界を知る! ってことも大切な要素であり
プロなら この限界のレベルとちゃんと
わきまえていたほうがいいよ。
そのお客さんは パーマがかかりにくく
非常に取れやすい! これがベースになる。
限界以上に かける方法などは無いんだ。
その微シス毛の 髪質ベースで
できる髪型を考えて 提案してみる!
ま これも参考にしてくれ♩
コメント
返答いただきありがとうございます。
カウンセリング不足と過信しすぎだとおもいました。
コテ巻きなどお客様に相談して家でやりやすい方法をみつけていきます。