サロントリートメントとは?
理美容室などで行う専門的なヘアトリートメント♪
髪質改善トリートメント、髪質改善ヘアエステ、酸熱トリートメントに水素トリートメント、ストリートメントなどなど、現在多くのメーカーさんや美容室さんからサロントリートメントが登場してます。
サロントリートメントしたら余計に髪がバサバサに傷んじゃったんですけど… もしかしてサロントリートメントって髪の毛を痛めたりしますか?な〜んていう質問をたまに頂くのですが…
まさかこれらのサロントリートメント達が髪をダメージさせるなんて誰も思ってないよね???
今までの記事
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髪質改善トリートメントでダメージ毛が再生!?
ヘアトリートメントの髪質改善の仕組みとは?
このDO-Sブログでもよく書いてるように、ダメージヘアを綺麗に見せるサロントリートメントの仕組みは、傷んだ髪の穴ぼこに髪の成分に似たパチもん(笑)を入れて、その上に表面コーティング(皮膜処理)して艶や手触りをよく見せる!っていうもんなんだね♪
サロントリートメントの仕組みはこちらのコラム記事で読んでみてね
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髪質改善、酸熱トリートメント、プレックス剤等はどんな仕組みなの?
サロントリートメントの進化
初期のサロントリートメントの頃からの理論解説するとね。
まず、ヘアトリートメントの基本ってのはは、髪の毛が傷んでできちゃった穴ぼこ(ダメージホール)を髪に似たパチもん成分で埋める!って事んだよね〜
でも、いくらパチもんを入れまくってダメージホール埋めても洗ったら流れ出ちゃう…
ってことで、初期の頃のサロントリートメントでは髪の内部に浸透したトリートメント成分が流れ出ないように、髪の表面をポリマーやシリコンでコーティングをしました。
臭いものには蓋をしろ… じゃなく(笑)
せっかく美容院でトリートメントしたのに、シャンプーしたらすぐに取れちゃった!じゃ〜料金もらう価値がないと考えたのか???
メーカーさんや美容師さん達は もっとトリートメントを持続させよう! と企んだのです。
ってことで、平成の時代に美容メーカーさんや美容師さん達は試行錯誤しました・・・
そこで生まれたのが
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ヘアダメージして出来た穴ぼこ(ダメージホール)に入れたパチもん成分(トリートメント成分)を成分同士を結合や架橋させて大きくしたり、髪の毛に吸着させたりして、髪の毛から出にくくしようと考えたのです。
これ 分類すると3つあります。
①パチもん成分を髪の毛のケラチンに吸着させる(1週間程度剥がれない程度)
②パチもん同士を結合や架橋させて大きくして外に出にくくする。
③は ①と②の両方をするんだね。
ってか 吸着、結合、架橋って・・・何を言ってるのか わかんないって?(笑)
吸着=くっつく
結合=むすびつく
架橋=連結、橋をかけること
ま 一般ピープルはここはそんなに厳密に知らなくていいんだけどね(笑)
理美容師さんは、これはなんちゃら結合で髪のダメージを修復します!なんていうけど
たとえば、結合でも疎水結合みたいにほんの軽〜く… 気のせいぐらいくっつくもんから、水素結合っいって水で濡れただけで簡単に切れちゃうもんとか…
シスチン結合(ジスルフィド結合、S-S結合ともいいます)っていってよっぱどじゃないと外れない結合まで色々あるから一概に結合がすごい訳じゃ〜ない。
サロントリートメントは2つの原因で髪を傷めます!
実は、結合だの吸着だのの種類とかやり方とかってそんなことはど〜でも良くて
なんせ 問題なのは・・・
穴埋めのトリートメント効果を長持ちさせようとすると、
ヘアダメージしちゃう!って事なんだ。
トリートメントの成分を、家で洗っても当分取れないように持続性をよくするなんて凄〜く良さそうに聞こえますけどね・・・
えっとね・・・
髪の中でトリートメントの成分を吸着、結合、架橋とかして出にくくするためにはね・・・
高熱のアイロン処理をしたりとか、薬品同士で化学反応をさせたりとか
なにかしらの 処理や反応 をさせなければいけないのです。
成分同士が何かの原理で結合や架橋するような科学反応しちゃうとか、アルカリ性とか酸性などのイオン的な科学反応とか、アイロンの高熱処理で熱反応を起こしたりとか・・・
髪の中で成分同士を科学反応や熱反応させて連結させたり
科学反応でパチもん成分を髪に無理矢理くっつけたり
これ絶対に髪の毛に負担をかけています!
髪質改善だから酸熱だから大丈夫とか、髪の栄養成分だから安心とかまったく関係無いですからね♪
しかも、これの一番の問題は一般の方だけじゃなくて、施術してる理美容師さんたちもこの現実を知らずにしてるって事です(汗)
まさか? 髪質改善トリートメントなんだから 髪を傷める訳がないじゃろ!
そう思い込んでしまっているんです・・・
たしかにトリートメント成分自体は髪を傷めるようなもんじゃないと思いうけど、髪の内部で化学反応や熱反応を起こすと、絶対にヘアダメージするんですよね(汗)
あと、持続性の高いサロントリートメントの場合は、この髪の内部のダメージともう一つ、強力な表面コーティング(皮膜)によるヘアダメージも加わります。
↓
ヘアトリートメントは髪を傷めます!?理美容業界を騒がせたすっぴん髪理論
このように髪質改善メニューや酸熱トリートメントなどのサロントリートメントは高熱処理や化学反応で髪の内部に損傷を与え、強い表面コートで結合水を減少させヘアダメージさせてしまいます。
サロントリートメントはパーマやヘアカラーらと同じようにそれなりのヘアダメージはあるけど、一定期間、傷んだ髪の毛を綺麗にみせるためにお客さんにするメニューである!
まずは理美容師さん達がそう認識しないといけないと思う・・・
現在、サロントリートメントで髪にくっつけられるよう成分はもし結合したとしてもせいぜい半月程度。
一度結合すれば よっぽどのことがない限り取れないような強いシスチン結合をするパーマや縮毛矯正とは大違いです!
頑張って半月間ぐらいは美髪に見せることができるが、それなりに髪は傷めてしまう!
それが サロントリートメントの現実です。
【髪質改善】DO-Sすっぴん髪・素髪ヘアケアでヘアダメージ修復
コメント
[…] サロントリートメントはなぜ髪が傷むの? […]
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