どうも〜 場末のぢ〜ぢです♩
美容院でのメインメニューであった パーマ
平成になり どんどん 減っていき
今では 少数派と言ってもいいぐらい・・・
場末のパーマ屋としちゃ これじゃいかんじゃろ！
って ことで パーマ理論を見直すシリーズ
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前回の記事
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こいつの 理論編を行こう！
なぜジチオを流すと 還元が促進するの？
前ブログのまとめ記事を読んだら書いてるけどね（笑）
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こいつの仕組みは 簡単に言うと
水洗では イオン化されてない還元剤は流れ出ない！
こいつと ｐｋａの関係で成り立ってる
ｐｋａってのはコレね
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んじゃ 簡単にわかりやすく説明するとね・・・
ま コップかなんかで想像してくれたらいいけど
こんな感じで 還元剤が入ってるとする
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んで この還元剤は ｐｋａの関係で
何割かが イオン化されて 働くという仕組み
この図でいえば 赤い部分が 働いて
ＳＳ結合を切るっていう理屈だ。。。
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ＳＳを切ったら ジチオってもんが 出来るんだ
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ま 詳しく書けば ミックスジスルフィドだのが出てくるが
ここでは それは気にしないでいいからね（笑）
んで 水もしくは 応力緩和水で流すと
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イオン化されていない 還元剤（青い部分）は
流れでない仕組みになってるんで
髪の毛から 流れ出るのは ジチオって事なんよ！
ちなみに アルカリの薬剤の場合は
アルカリも少しは流れるよ。
髪の中はこのようになる
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ここで 薬剤は 全体のバランスを保とうとするんで
その時の アルカリに応じて ｐｋａの割合で
使われていない還元剤が イオン化して働き出す
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こうして またＳＳ結合を切っていくんだね（促進）
んで またこのようになる
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そう このように
ジチオを流せば流すほど
活動せずに眠っていた 還元剤が
どんどん イオン化されて
働き出すような仕組みなんだね！
これで 水洗すればするほど
還元が促進されるって 訳なんだ。
ただね ここでの注意点は・・・
アルカリ剤は少し流れるので
ｐＨの高い薬剤の場合は
アルカリが低くなるので
思ったほど還元は進行しないって事
だから 中性タイプなどの還元剤なら
結構 流してもＯＫだけど
アルカリタイプの場合は
あまり流しすぎないほうがいい。
この スポイド水洗による還元の促進は
驚くほど 還元スピードが速くなる訳では無い。
還元の微調整なんかで使用するほうが良いだろう。
たとえば 最初にテストしてみて
かなり かかりが弱かった時などに
DO-S応力緩和水でスポイド水洗するとか
もう少し 強くしたい時などには
水でスポイド水洗して テストしてみるとか。。。
スポイド水洗は
還元の微調整には
使えるテクニックだよ♩
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