パーマの工程で行われる中間水洗
クリープパーマのときなんぞ
場末のぢ〜ぢも 言ってた・・・
お客さんが 死なない程度に 中間水洗しろ!
還元後に 中間水洗をして
しっかりとパーマの1剤を流すのが
ダメージ的にも パーマのかかりにも
とても重要なことなんだ。
多くの美容師さんは
パーマの1剤を流すことで
1剤の反応は 終了する!
こう信じて疑わないんだよね・・・
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中間水洗では 還元剤は流れない
1剤を水洗して流した時点で
パーマの還元工程は終了している!
実は パーマで理美容師さんが
ず〜と 勘違いしてたのが コレなんだ。
ちょいと前の記事を熟読してみてくれ
↓
1剤の還元作用は
2剤をつけるか 髪を乾燥させるか
この2つをしない限り
ずっと 髪の毛のSS結合を切り続けてる!
ま 2年ほど前に こいつは何度も書いてるんだが
これが パーマ理論を大変貌させちゃった。。。
これが デジタルパーマは過還元 とか
クリープパーマのあのプリンとしたカールも
実は 過還元だったってとこに行きつくんだね。
新しいパーマの夜明けが来た!
と言い切ってもいい。
これのおかげで これからの
適正還元を考えていけばいいからね♩
実は これは
1年以上も前に 場末のぢ〜ぢは書いてる
↓
ちょいと
これからの適正還元
これを 知るために
もう一度復習の意味で検証をしとこう。
中間水洗すれば 還元ストップは 嘘!
まずは 毛束を 水巻きで ワインディングする
1剤は DO-S カールL8を使用
スペックは
チオグリコール酸 2%
システアミン 4%
pH 8.3
アルカリ度 2.7ml
こいつを 塗布して 30秒で
①は 中間水洗した
②は すぐに
DO-S ブロム6(ブロム酸6%、pH8)で酸化
還元タイムが30秒というのは
結果をわかりやすくするためだが
今までだと①の中間水洗したものも
その時点で還元はストップしたと思ってた訳だから
当然ながら ②のように すぐにブロムで
酸化したのと同じになるという理屈だよね
んじゃ ってことで
ここから ①は
10分放置 ⇨ スポイドで軽く水洗
こいつを2回繰り返して 30分経過して
同じブロム酸で酸化させてみる。
そのかかりあがりの比較
↓
写真 左側が ①
右側が ②だからね
あらあら すさまじい 結果の差。。。
パーマ1剤が 30秒というタイムでも
薬剤さえ 浸透してしまえば
中間水洗しても 還元剤は流れないので
還元を進行させてるという 証明だ。
たしかに この検証結果からすると
中間水洗をしても 還元はストップしてない!
たった 30秒の1剤でも
その後 30分も放置すれば
パーマはかかってるよね。
ただ この結果は 昔 場末のぢ〜ぢが提唱してた
クリープパーマでも 同じじゃないのか?
もしかして 還元はストップしてるけど
クリープ(応力緩和)で かかってるかも知れないぞ?
そう 思う読者もいるだろう・・・
続く・・・
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コメント
ブログを拝見させていただきました。
クリープ理論としていた所が過還元だったという事は、自分としてはまた少し脳内でのパーマイメージが変わりました。ありがとうございます。
この30秒還元、今回私も試させていただきましたが、まあクリープと言われればそうですし、過還元と言われればそうなのですが、30秒で毛髪内部に浸透すれば、浸透した還元剤が中間水洗で流れないでそのまま還元は続くのでしょうが、様々な毛髪に対して何秒、何分で浸透しているのか?と言う所が1番大事だと思います。
1束に対しても毛先のダメージ部分は30秒で充分、しかし中間部分は2分、根元になると5分以上かかるなどのイメージが複合してくれば、結局の所何分置けば良いの?が分からなければいつまで経っても実戦で使えませんし、これこそ経験値(暗黙値)だと思うので現場では普及しないと思います。
これらを含めてDO -S様はどのように安定した判断を行い、従業員全員が同じ技術を行なっていけると思いますか?
おっしゃる通り、美容師自身がパーマをしてお客様の髪をダメージさせてしまうのが怖い、かかりが分からないなどから業界のパーマ比率の低迷を招いていると思います。今後の勉強、課題解決のために何か分かりやすいヒントがあれば還元タイム基準、薬剤選定基準の基礎を教えていただけないでしょうか?
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