髪の毛の柔軟性は CMCのおかげ♩

場末のパーマ屋の毛髪理論

髪の毛の CMC(細胞膜複合体)

サラツヤの美髪の キモになるのは

実は CMC だったりするのだ・・・

 

 

あ〜 知ってる〜〜〜!

ヘアトリートメントに

CMC配合 って書いてあった!!!

CMCっていう成分が
髪に潤いを与えるんだよね!

だから CMCが入ってる
トリートメントを使えばいいんでしょ!?

 

 

前回の記事

毛髪の大切な表面膜 18-MEA

 

ここでは 18-MEA を取り上げたんだが

 

実は この 18-MEAも

今回の CMCも

 

ヘアケア商品に入ってる

なんか 髪に良い 成分

 

ぐらいにしか理解してない人が
意外に多いんだよね。。。

 

 

 

ぢ〜ぢの愛孫 きぃちゃん
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CMC ってなんだか知ってる?

 

CMC こいつも 結構な理美容師さんが

トリートメントに配合されてる成分?

そのように 勘違いしている人がいたりするよね・・・

 

 

 

CMC(細胞膜複合体)とは?

キューティクルとキューティクルの間や

コルテックスの隙間に存在するモノ

 

まず コルテックスの隙間というのは
髪の毛の内部だね CoCMCと表示される場合もある

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髪の毛 中にあるコルテックスっていう
海苔巻きでいうと ご飯粒みたいなもんの
隙間に存在しているんだ。。。

 

 

んで

キューティクルとキューティクルの間ってのは
CuCMC って言われることもあるんだが

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そう キューティクルは通常 4〜6層
多い人なら 10層程度重なっていると言われてるが

そのキューティクル同士の間にCMCは存在してて
キューティクル同士を接着していると考えられているんだ。

 

そして

 

キューティクルとキューティクルの間のCMCに関してだと

タンパク質層と脂質成分で成り立っており
割合はだいたい半分半分なんだ。

タンパク質層は 親水性タンパク
なんかが多く構成されているし

脂質成分は、18-MEA・パルミチン酸・オレイン酸・
パルミトレイン酸・セラミド・コレステロールなどで出来ていて
18-MEAが約半分ぐらいになるらしい。

そう 結構 18-MEAの配合量は多いのだ。。。

 

 

コルテックス組織間のCMCの場合は、
脂質と 親水性タンパクや水分が
エマルジョン(複合体)を形成しているとされてる。

 

 

髪の毛の5%程度を占めると言われてる
これらの CMCの主な働きは・・・

○キューティクル同士の接着
○髪の成分が流れ出るのを防ぐ
○外部からの緩衝材
○薬品などから守る
○水分の保持(CMC保持水)
○通り道(水分、成分、薬品など)

 

う・・・ だんだん難しくなってるな〜

 

 

CMCってのは 水分や親水性のタンパク質と
脂質(油)で 出来ている

ま 水分と油分とタンパク質が
複合体 になってるって事ね。。。

 

キューティクル同士の接着や
コルテックスとキューティクルの接着
そして キューティクル同士の柔軟性も
CMCが存在するおかげなんだ。

 

あと コルテックス同士の間で
潤滑油見たいな働きで 髪の毛を柔軟にしたり
髪の毛の内部に 何かを入れるときの
通り道になったりするって事ね。

 

CMCが無くちゃ キューティクルは
すぐに 剥がれまくってしまうし

潤滑油の働きや 水分保持ができなくなると
髪の毛は 柔軟性をなくしてしまうってこと。

 

 

そもそも ケラチンタンパク質ってのは
爪みたいに 硬いもんだけど

 

この CMCがあるおかげで

髪の毛は とても柔軟な訳なんよね。

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ただ この 柔軟性の要である CMC も

シャンプーやブロードライなどでも減少するし
アルカリにも弱いので ヘアカラーやパーマなどで
どんどん 減少してしまう。。。

 

しかも やはり 自己再生はしない(汗)

 

 

 

何もしてない
健康な子供さんの髪なんかがと

CMCが ちゃんとあるので
ヘアトリートメントなんかしなくても
潤いのある 綺麗な髪だけど

 

ダメージ毛なんかだと シャンプーだけじゃ
ガシガシ硬い感じだし 水分も少なく乾燥しがち

CMC が 減少してるという理由が
かなり多い要素なんだね。

 

CMCは 美髪にとって

とても 重要なモノ!!!

 

これは 覚えておいて♩

 

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