なぜパーマをかける人が減り続けるのか? その2

パーマ

場末のぢ〜ぢが美容師を始めた頃は
美容室では まだまだ

パーマが主役だった。

 

ぢ〜ぢがスタイリストに
なりたての18〜9歳の頃なんぞ
高校の卒業式と同時に
多くの女子高生が
パーマかけに来たもんじゃ♩

 

 

しかし 今はどうじゃ???

 

女子高生が パーマに憧れるか???

 

「え〜 パーマなんか おばさんの髪だしぃ〜」

「カールなんか コテで巻いたら できちゃうし〜」

 

ま そんなもんだろ(汗)

 

 

昨日のブログ記事

なぜパーマをかける人が減り続けるのか? その1

 

こいつの続きね

 

 

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なぜ ソバージュが 大問題の髪型?

 

聖子ちゃんカットや
ダイアナカットに代表されるような

サイドの髪の毛を
バックに流すようにブローするスタイル

 

これは 強めのコールドパーマを
ロールブラシやデンマンブラシで
頑張って ブロースタイリングして作っていた。

 

当時 一般の人でも
毎朝のように くるくるドライヤーを使って
2〜30分はかけて 綺麗にブローしてたんだ。

 

当時は そんなブローを

一般の方が 普通にしていた!

 

 

今の若い美容師さんでも 出来ないような
クリンクリンのパーマを ブラシできちんと伸ばし
綺麗な毛流れをブローで作る!

そんな 素人さんが 沢山いた。

 

 

こいつが

ソバージュブームから変化する

その後の ワンレンの髪型で
ストレートが流行ったりしたし

 

一般の人たちがブラシを使って
一生懸命ブローをしなくなった!

 

そう

 

ソバージュが

お客さん達の

ブローというものを

無くしてしまったんだ!

 

 

ブローは ドライ に変化した

 

ソバージュブームだけじゃなく
その後の ストレートヘアが流行った時も
トップだけパーマをかけたりする
ポイントパーマというものがあったりして
目に見えて パーマ比率は落ちなかった。

だから 美容師は気づいていなかったんだ。

 

 

美容師の考えていた ブローという技術が
一般的では無くなった事を・・・

 

 

そう ブローというものは無くなり

お客さんがするのは ドライ になった

 

ドライ

 

これが お客さんと
美容師のギャップを生む結果になる・・・

 

 

 

セットから ブローの時代へ

 

ここで 聖子ちゃんカットより
もっと昔に戻ってみよう。。。

これは もしかして美容学校で
習ったような事だ。

 

 

その昔〜 昭和の初めの頃かな〜
電気パーマと呼ばれるものが 登場し
日本人がパーマというものを知った。。。

 

んで 当時はそいつを
カーラーで巻いてセットしていた。

こんな お釜みたいな機械に入ってた

セット

そう セットというのが 主流の時代だね。。。

 

 

 

そして この時代が来る

ヴィダル・サスーン

 

ちょうど 場末のぢ〜ぢが生まれた頃
サスーンは古典的なボブカットを元とする、
新たなヘアスタイルを発表した。

 

こいつが 日本にも入り

サスーンカットという
現在のベーシックとも言われる
カット技法が出来た。

 

カット&ブローが髪型を変えた

 

美容師が行う スタイリング技術が

網カーラーで巻く セットから

ブラシで行う ブローの時代に変化した。

 

 

場末のぢ〜ぢが美容師を始めた頃は
まだ 美容室には お釜みたいな
ドライヤーがあったもんよ(笑)

 

 

でも コイツの登場で
美容室にあった お釜式ドライヤーは無くなる

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ホットカーラー

 

 

なにか 特別な日の セットやアップ
これも 美容室の大切なメニューの一つ

 

サスーンカットが主流になるまでは
週に1回ほど 美容院に行って
シャンプー、セットしていた時代から

シャンプーは自宅で毎日のようにして
自分でブローするのが 主流になり

セットは なにか特別な日のメニューになる。

 

 

そう 一般の方の ライフスタイルの変化だ。

 

セット ⇨ ブロー時代になったんだ

 

 

そして・・・

この時代から 今まで書いてきたような
聖子ちゃんカットの大流行の時代になり

日本人の髪質には パーマが必要
より ブローテクニックが大切になったんだ、

 

 

 

 

お客さんと 美容師のギャップ

 

ソバージュの流行から ワンレン ストレート

お客さんは ブローというものを
あまりしなくなった。。。

その後 コテ巻きが流行り
アイロンでカールをつけることは覚えた・・・

 

普段は ストレートヘアーで過ごし
週末やお出かけの時は コテ巻きでカール

そんなお客さんも増えてきた。

 

一般の方は 普段のライフスタイルとして

 

セット ⇨ ブロー ⇨ ドライ

 

髪型をどのように
手入れ(スタイリング)するかが
このように 変化してきたんだ。。。

 

でも・・・

美容室では どう???

いまだ

カット&ブロー

メインメニューに
なっていないか?

 

サロンのメニューは 多くの場合

カット&ブロー と カット&セット

じゃ〜ないか??

 

 

たとえば

今日は 美容室の帰りに何かイベントがあるんで
カット&セット(アップ)とか して欲しい〜!
って オーダーするお客さんはいるだろう。

でも それ以外は
カット&ブローしか無いサロンが多い。

ここに 矛盾を感じた事はないのかい?

 

現実問題として

ショートカットなどだと
今は ブラシも使わず ドライして
スタイリング剤で 仕上げる髪型が
多かったりしないか?

んで 多くのサロンでは
カット&ブローのメニューしかないので
そのまま その料金を頂く。

 

んで こんな場合もある

ブローして それだけだと
毛先の動きが少ないので
ちょいと コテで毛先だけ巻いたり
ホットカーラーを数本巻いたりする。

 

ま アレンジ程度の
軽いセットって感じ

う〜む これじゃ
セット料金はいただけないよね・・・
って感じで カット&ブローのままだ(笑)

 

そう カットしてブローして
毛先をちょいとコテ巻きしたのも
カット&ブローだったりする・・・

 

 

なんなら エアウェーブかけて
ふわゆるパーマして 自然乾燥でも
メニュー的に言えば
カット&パーマ&ブロー?(汗)

 

 

そう

美容師の意識として

ブロー技術が離れないんだ。

 

 

だから カットして 手ぐしで乾かして
スタイリング剤つけて 終了の人も

30分以上も ブローで綺麗に伸ばして
毛先をコテ巻きで仕上げてる人も

同じ カット&ブローなのか?

 

それで 同じ料金で・・・
場末のぢ〜ぢがお客さんなら
納得いかないかも(笑)

 

 

お客さんの希望が
ドライしただけで 可愛くなる髪型で
そいつが 可能だとして 施術しても

美容室の帰りだけは
綺麗にブローしないといけない!

 

それは ブロー料金頂くからなのか?

それとも それが顧客満足だと思ってるからか?

 

 

でも その髪型を ブローなんかするから

お客さんは 美容室の出来上がりと
家でするスタイリングでの
ギャップを感じるんじゃないのか?

 

美容室では綺麗になっても
家に帰ったら なんか違うのよね・・・

 

 

お客さんの主流が

セット ⇨ ブロー ⇨ ドライ

このように 変化したのに

 

美容師側は

セット ⇨ ブロー

ここで 止まってしまっていないか?

 

 

ここが お客さんと美容師との
おおきな ギャップを生んでるような気がする。

 

 

もういっちょ 続くかも・・・

 

 

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コメント

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