基礎から学ぶ縮毛矯正 アイロン検証②

ストレート(縮毛矯正)

理美容室メニューの中でも
ダメージトラブルに見舞われやすい

ストレートパーマ(縮毛矯正)

 

 

理美容師の中にも

縮毛矯正が嫌い!

そんな人らは 結構多くいる。

 

 

中には 失敗のトラウマからか

 

縮毛矯正をするのが 怖い!!!

 

そんな 理美容師さんだって存在するんだ。

 

もっと 失敗を起こしにくい

縮毛矯正って ないのだろうか???

 

 

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前回の検証

基礎から学ぶ縮毛矯正 アイロン検証①

では

 

180℃ のアイロンを 素早くスルーするより

140℃ のアイロンでゆっくりした方が良い!?

 

アイロンの温度は

スルースピードやプレス圧で変化する!

 

大切なのは アイロンの温度じゃなく

髪の毛に 与えられる温度!

 

これを検証したんだ。

 

 

んじゃ 今回は

アイロン前のブローについて

 

 

数年前ぐらいから

縮毛矯正で アイロンをかける前に
ツインブラシとかでブロードライとか
した方が 綺麗にストレートになる!

なんて 施術方法が ちょいと 流行したんだ。

 

今でも ツインブラシまでは使用しなくても
デンマンやスケルトンとかで ブローしてアイロンした方が良いと
思い込んでる美容師さんもいるんだね・・・

 

 

DO-S式の縮毛矯正のアイロン技法の基礎

 

カラッカラに乾燥しすぎた状態はNGだが

一般的に ほぼ乾いた状態の髪に

140℃ 程度で加温し

 

脱水効果とタンパク質の熱変性で

くせ毛をストレートにする技法

 

 

 

アイロンの前に 下手にブロードライしちゃったら
乾燥しすぎて クセが伸びにくくないかい?

ちゃんと 必要なだけ
水分を残してブローできるのかい?

かなり 高等なテクいるんじゃね・・・

 

 

あと 何回か書いたと思うが・・・

 

縮毛矯正のアイロン加温は

最初のワンスルーで

8割がた 伸びが決まる!

 

 

 

あと 大切なのはこの時の水分量

 

髪の毛の水分量は 普通に乾いた状態で
11〜13%程度がベストだと言われるが

縮毛矯正のアイロン前は水分量が
そいつより ちょいと潤いのある
13〜15%程度が 最適なイメージだ。

 

しかし ここで 癖が伸びるほど デンマンブラシや
ツインブラシなどで ブロードライなんかすると
水分量10%を下回るほど 乾燥させちゃう可能性も高い。

 

 

暫定的な数値にはなるんだが
髪の毛の癖を伸ばすのに適切な
水分量と加温温度の関係性はこんな感じ

DSC_7550

 

例えば 水分量が15%の時は
140℃の熱で癖が伸びるとしても

水分量が10%になってしまうと
180℃以上は必要かもしれない(数値は憶測)

 

んじゃ

 

縮毛矯正のアイロンの前に
ブロードライして 乾きすぎたら

実際は 癖の伸びが良くなるのか?

逆に 癖が伸びにくくなっちゃうのか?

検証してみよう♩

 

 

DSC_7431

いつものナオミちゃん

 

 

今回は 癖を伸ばすのを見るので
還元剤は DO-S SC-8 で
放置タイムは15分で 中間水洗し

 

右半分は デンマンブラシで
かなりしっかりと ブロードライをする

DSC_7440

ちょいと極端に 乾燥しすぎぐらいまで
念入りに ブローした(笑)

 

 

そして 左側は水分量15%程度
(ぢ〜ぢの感覚)のまま

140℃のアイロンで ゆっくりとワンスルー

 

ブローした部分も 同じく 140℃のアイロンで

ここは通常のスピードで 3スルーした

DSC_7452

 

んで オキシで酸化処理して 自然乾燥

 

結果は

DSC_7456
あらら・・・

思ったより 結果が激しいな。。。

 

 

ただね 今回の検証で
なぜここまで差があったのか???

多分 もう一つの 原因はこいつね

IMG_0318

ダイソンくんは温風の 温度が低いからね・・・

 

水分が抜ける時に ダイソンくん程度の温度じゃ
ストレートにはならないって事なんだね。。。

 

 

しかも カラッカラにブローしすぎた上に
140℃ 程度のアイロンスルーじゃ
癖は かなり 伸びにくいって事なんだよね♩

 

DSC_7461

 

逆に 水分量が適切なら 140℃のアイロンスルーでも
確実に 癖が伸びて しかもあまり髪の毛の硬化がない。

 

 

中間水洗後 適切な水分量のドライで

髪の毛に 確実に140℃加温があれば

比較的 失敗、トラブルが少なく

高温による硬化も少なく 癖が伸びるのか!?

 

 

んじゃ あとは

テンションやプレス圧も含め

美容師が怖がらずに縮毛矯正が出来る
アイロン技法をまとめていこう♩

 

続く・・・

 

 

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コメント

  1. ななコロ より:

    じぃじさん、教えてください。
    私は1年に1度か2度の間隔で矯正を何年もかけ続けています。
    本当はもっと短い間隔でかけたいのですが、こちらで減点法を知って以来、髪のことを考えてなるべく間隔をあけるようにしています。
    それでもかける度に切れ毛も増えて矯正の髪への負担は凄いなと感じています。
    そして、いつもリタッチでお願いしているのですが、どうしても左側だけ毎回境目が残るのです。
    かけた直後は分からないのですが、家でシャンプーすると境目から下がポコっとするんです。
    やり直してもらっても何となく残っていてブローやアイロンで頑張ってごまかしているのですが、結構これが癖とはまた違うのでストレスなんです。
    この現象は別の美容室でもなったことがあって、毎回左側なんですよね…。
    今後どうしてもらったらいいのやら、悩んでいます。

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