デジタルパーマは無法地帯!

DO-S的 パーマ解体新書

15年ちょい前ぐらいに
ブームを巻き起こした デジタルパーマ。

 

実は デジタルパーマというのは
最初の頃に発売したメーカーさんの 機械の名前

だから 商標登録だってあるだろうし
本来 デジタルパーマというのは
そのメーカーさんだけに通用するネーミング。

 

 

ほんとは みんなデジタルパーマって
呼んじゃ 問題があるかもしれないよ!?

ま 優しいメーカーさんなんで
とやかく言わないけどね♩

 

 

ちなみにこれなら

DSC_4524

オーディスパーマ って言わなきゃね(笑)

 

 

ほんとは ホットパーマあたりが
いいんじゃないかとも思うが

最近じゃ 低温デジパーなるもんが
密かにブームみたいなんで
それもちょいと 違うような気がするか???

 

 

 

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デジタルパーマは 無法地帯!

 

デジタルパーマ こいつには
非常に沢山のバリエーションがある

 

低温デジタルだの デジタルクリープだのや

あとは リカールだの デジキュアだの
薬剤メーカーさんが 独自にネーミングしてたり

タマコンだの アルキルだの タンニンだの
そのときだけの結果を求める美容師も多いし
還元剤の最先端の使用法とか お笑い系もある

 

熱の伝道師か 魔術師かしらんが
独自の妄想理論で デジタルパーマを
好き勝手にやってるのが現実だ。

 

まさに

 

デジタルパーマには 秩序も法則も
存在しない 無法地帯なのである!

 

 

ロッドの温度が低温だから 傷まない

乾燥させないから 柔らかい質感でかかる

処理剤のおかげで どんなダメージ毛でもかかる

酸性の還元剤だから ダメージレス

厳密な温度管理で 還元の最適化

 

いろんな情報が飛び交い
デジタルパーマがわかんなくなっちゃったり
すごく誤解してしまってる美容師さんも多いと思う。

 

そいつを 整理して

デジタルパーマのメリットを最大限に生かし

なおかつ できるだけヘアダメージも
少ない方法を探して行きたいと思う。

 

 

 

デジタルパーマ に惑わされるな!

 

ちょいと前に場末のぢ〜ぢはこんな記事を書いている

デジタルパーマは 過還元だから!

 

実際に還元がストップするのは
2剤で 酸化を始めた時と
髪の毛が 乾燥した時なんだから

 

高温デジタルパーマの場合なら

クリームやジェル系の還元剤を塗布して放置タイム

還元剤をシャンプー台で流す

ワインディングをする

デジタルパーマの機械で加温して乾燥させる

ここまで 還元は
進行され続けてるって理屈だよね。

 

これが 乾燥までいかない
低温デジタルパーマや
クリームデジタルパーマなら

2剤を塗布するまでって事だ。

 

 

はっきりいって 今まで 多くの理美容師さんが感じていた
デジタルパーマは プリッとしたしっかりとしたカールが出る!

こいつは デジタルパーマの機械が出してる訳でなく
ただの 過還元 だったっていう オチなんだよね。
 

あ 一部 本来の 素晴らしい働きをして
そいつを実現してるデジタルパーマもあるけどね・・・(また書きます)

 

 

 

そして この前の記事

間違いだった パーマでの物理的パワー

 

ここで場末のぢ〜ぢはパーマを 5つに分類した

 

①コールドパーマ

②ウォーム系ウェットパーマ

③ウォーム系ドライパーマ

④ホット系ウェットパーマ

⑤ホット系ドライパーマ

 

 

そして

 

デジタルパーマなんぞ
乾燥までさせない場合は

60℃以下の加温なら
②ウォーム系ウェットパーマ

60℃以上の加温なら
④ホット系ウェットパーマ

 

乾燥まで行くなら
時間的なことを考えると 普通は
⑤ホット系ドライパーマ

 

デジタルパーマは
同じ機械を使用しても
全然違うパーマに分類されてくるんだ。

 

そう 一言にデジタルパーマと言ったって
3種類もあるし それぞれに特性も違う。

 

それに メーカーや あほ美容師連中が
いろんな 薬剤や処理剤なんかを宣伝しまくるので

そいつらも 入れると・・・
もう 全く理解できない状態だ。

 

 

美容師を

惑わす(まどわす)のも

ええ加減にしてくれ!

 

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惑わされないためには 基本に忠実に!

 

髪の毛に高温をかけるより 低温のほうが良い

髪にアルカリは悪いので 弱酸性の還元剤が良い

パーマ剤は強いより 弱い薬のほうが優しい

 

ま 昔から 理美容師さんは そう信じてきた。。。

そりゃ ごもっともだ!

 

ただし こいつらと

 

デジタルパーマには

なんの 関連性も無い!

 

この事実だけは しっかりと認識しといて欲しい♩

 

 

低温デジタルパーマだからって
特殊な還元剤を使用する訳もなく

 

処理剤とかをデジタルパーマ専用っていっても
そりゃ あくまで販売戦略なだけで
温度加えたら 定着しやすいとか 反応しやすいとかは
デジタルパーマに限ったことでもないし

酸化定着の阻害だって デジタルでも同じだ。

 

 

 

還元、酸化でSS結合をメインに利用した
パーマ理論、薬剤反応理論と

デジタルパーマは まったく関係はないし

 

 

PPTだの なんちゃらコンプレックスだの
タンニンやら 髪の栄養成分とかも

デジタルパーマとは まったく関連性は無い!

 

 

デジタルパーマは 単純にいうと・・・

ロッドを加温することが出来るというだけ!

 

基本に忠実に 考えていくと・・・

 

 

パーマでの 薬剤や処理剤による

化学反応の 理論などと

 

デジタルパーマの加温するという事には

一切 関連性もなにもないので

ごちゃごちゃにして 考えてはいけない!

 

 

 

 

そりゃ 場末のぢ〜ぢだって ほんの数年前までは
中間水洗で還元剤は流れる! そう思っていたんで
デジタルパーマの加温は 物理的なパワーだと考えていた。

 

ただ 事実は違った。。。

還元剤は水洗しても 流れない!

 

 

そうなると クリープパーマ理論だけじゃなく

デジタルパーマの加温に関する考え方も 当然変わる。

 

デジタルパーマの 加温の意味は

本当は 2つあるんだ。。。

 

 

続く・・・

 

 

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コメント

  1. 谷本 より:

    質問させてください

    矯正で中性程度の薬を使おうと思えばSC-7単品使用がお勧めでしょうか?
    チオ50を入れるとどの程度PHは下がりますか?

    PH7程度だとチオグリコール酸とGMTだとどちらが還元力が強いでしょうか?

    中性の薬剤をDO-S商材で使うとしたら
    ぢ~ぢさんのお勧めは何でしょうか?

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