基礎から学ぶ縮毛矯正 アルカリ剤

ストレート(縮毛矯正)

縮毛矯正恐怖症の若い美容師さんが増えている

縮毛矯正を メニューから外してしまった

サロンさんも増えている・・・

 

いきなりバサバサ、ボサボサのハイダメージになったり

修復不可能な ビビリ毛などのトラブルに見舞われ・・・

しかも 何故なったのか? さえわからないまま・・・

 

クセ毛で悩む お客さんのためにも

縮毛矯正をもっと 安全に行うためにも

基本に帰って ちょいと勉強していきましょう♪

 

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んじゃ 今回は 還元剤の続きで
アルカリ剤についてだね〜〜〜

 

縮毛矯正剤のアルカリ剤は?

 

アルカリ剤の説明の前に
みんな pH (ピーエッチ)は知ってるよね?

pHは「ピーエッチ」または「ペーハー」と読み、
日本語では「水素イオン指数」と訳します。
pHは、その液体が酸性なのか、アルカリ性なのかを表す尺度だ。

数値は普通1から14までの値となり、7が真ん中で「中性」といい
pHが7より小さいと「酸性」、7より大きいと「アルカリ性」となるんだ。

 

例えば チオなんかは 本来はpH2 とかの強い酸性なんで
よくあるパーマ液の pH9程度にしようとすると
かなり強いアルカリ剤を入れる必要性があるんだね。

 

アルカリ剤の種類って???

 

アンモニア

揮発性のため刺激臭はあるが毛髪へ残留が少ない。
反応は早いが、オーバータイムしにくい。手に対する刺激がある。

 

モノエタノールアミン

不揮発性のためニオイは少ないが、毛髪への残留が多い。
反応は遅いが、オーバータイムしやすい。手に対する刺激がある。

 

炭酸水素アンモニウム

弱アルカリ性のアルカリ剤。施術時間の経過とともに、
炭酸とアンモニアに分解され、アルカリ性になるため反応が強くなる。

 

アルギニン

塩基性アミノ酸のひとつで、毛髪との親和性が高い。
アルカリ剤の作用としては弱く、反応は穏やかである。

 

ま これ以外にも色々あるけど
これぐらい覚えておけば問題なしだね♪

 

それぞれにメリット、デメリットがあるけど

アルギニンはアルカリが弱すぎるので
トリートメントとかヘアケア剤に使われる程度だし

炭酸水素アンモニウムはアルカリが弱いくせに
途中で 反応が強くなりすぎるため計算しにくいし

アンモニアも 昔は主流だったけど 揮発性で臭いし
アルカリが弱まったりして 少し扱いにくい。

だから 現在では 残留しやすいとか
オーバータイムしやすいなどのデメリットはあるけど

安定して施術できる モノエタノールアミン を
使用してる薬剤が多いんだね。

 

 

んで アルカリ剤ってのは
縮毛矯正の1剤だと どういう働きをするのか?

 

ちょいと ここでは スピアラやGMTなどの
弱酸性縮毛矯正剤はおいといて

現在 主流のチオベースの
アルカリの縮毛矯正剤で考えていくとね・・・

 

 

アルカリ剤を配合し

縮毛矯正1剤を アルカリ性にしていくことで

 

還元剤を 働くようにする!

 

他にも アルカリで薬剤を浸透しやすくするとか
膨潤させることで ケラチン移動をしやすくするとか
2剤の効き目をしっかりできるとかあるけど
還元剤を働かせる!こいつが一番だと覚えとけばいい。

 

 

縮毛矯正でメインに使用される
還元剤のチオなんかだと・・・

pH7の中性では ほとんど働かないので
クセを伸ばす力もかなり少ない

pH9ぐらいになれば(アルカリ剤を加えて)
還元作用をするので SS結合を切断し
クセを伸ばすことが出来る。

 

 

縮毛矯正の1剤で 癖を伸ばす事が出来るのは

還元剤 と アルカリ剤

この2つの薬剤があるからなんだ。

 

 

ただ ヘアダメージや ビビリ毛などのトラブルや

逆に 思ったほど癖が伸びていなかったなどの

理美容師さんが失敗しやすいポイントも

還元剤とアルカリ剤がかなり関係してるんだね!

 

 

んじゃ ここ数年で増えてきた

弱酸性縮毛矯正と アルカリ縮毛矯正って

ぶっちゃけどうなのか?

 

続く・・・

 

コメント

  1. 山口 より:

    成分表です

    配合成分
    水・ポリ(トリペプチド−6)・フラビンアデニンジヌクレオチド2Na・チトクロームC・

    コハク酸・センブリエキス・酸化ジルコニウム・リンゴ酸・PCA亜鉛・乳酸鉄・

    銅クロロフィリンNa・アスパラギン酸Na・グルタミン酸・アラニン・グリシン・

    イソロイシン・ロイシン・アセチルメチオニン・システインHCI・フェニルアラニン・

    プロリン・トレオニン・セリン・トリプトファン・チロシン・バリン・アルギニン・

    ヒスチジンHCI・リシンHCI・グリチルリチン酸2K・タウリン・レイシエキス・

    ヒバマタエキス・ホップエキス・トコフェロール・エタノール・ダイズ油・

    イノシン酸2Na・グアニル酸2Na・グリセリン・BG・アラントイン・ピリドキシンHCI・

    ベヘンジモニウムエチルリン酸ステアリル・ベヘントリモニウムクロリド・

    ナイアシンアミド・クエン酸・PEG−60水添ヒマシ油・オタネニンジンエキス・

    黒砂糖エキス・メチルパラベン・フェノキシエタノール・ナツメ果実エキス・

    ユビキノン・アルミナ・香料

    ぢ~ぢさんの的にはどう思われますか?

  2. 山口 より:

    ぢ~ぢさん、教えてください

    ディーラーさんに同行してこられた某メーカーさんの
    ハ○○○ ○ト レク○○○ル○○○ュ という商品なのですが

    ポリ(トリペプチド−6) が
    新しいコラーゲンでキューティクルを守ってくれる

    200度でアイロンしても傷まない!

    ブリーチ毛に矯正をかけても大丈夫!

    大学と研究してるからウソはつかない!

    夢のような商品だ!

    と大げさというか胡散臭く感じたのですが、
    ポリ(トリペプチド−6)って
    そんなにすごい物なんでしょうか?

    そのメーカのurlです

    ht◯ps://h○○○○○○.co.jp/○○○○are/z○○o○○/

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