100%乳化するドリーミングオイル!?

どS美容師に質問

クレンジングオイルって何?

クレンジングオイルは オイルを主成分としていて、数種類ある
クレンジング製品の中でも 特にメイクを落とす力が優れています。

 

メイクは油溶性の汚れですので、オイルとよくなじんで、
濃い目のしっかりメイクも ちゃんとに落とせることができます。

 

食用やスキンケアでも 使用するオイルを肌に塗ると、
その後 水やお湯で洗っても ぬめりやべとつきが残りやすいでしょう。
それは、油は水と交ざらない性質があるからなんだよね〜

ところが、クレンジングオイルをメイクとなじませて(乳化)
水やお湯で流しても、オイルで肌がベタベタになることはない。

 

なぜ これが出来るのか? そいつは界面活性剤!

 

界面活性剤で 水と油を混ぜて 汚れ(メイク)を落とす。

そう 基本原理的には シャンプーと同じなんだよね〜

 

界面活性剤って何?

界面活性剤って何?
シャンプー解析サイトや シャンプー鑑定サイトなど これらを 読んでいると 必ず登場するのが 界面活性剤という成分・・・ やれ この 界面活性剤は 石油合成で刺激があるとか こいつは アミノ酸系の 界面活性剤だからマイルドだとか・・...

 

 

 

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んじゃ 今日の読者さんからの質問ね

・・・・・・・・・・

初めまして。
お初でコメントさせて頂きます。
いつもキレートやブロムなど、とても使いやすく
良いものを作って頂きありがとうございます。

 

Do-s商品に関してではありませんが、お聞きしたいことがあります。
R-JPNという会社の商品なのですが、ドリーミングオイルというものがあります。

水で100%乳化するオイルで、頭皮も髪も洗え、頭皮に関しては
余分な油分だけを落とし角質やくすみを取り清潔にできる。

髪に関しては、スタイリング剤やシャンプー、トリートメントなど、
髪に残ってしまっている余分なコーティング剤や油分をとることができ、
髪本来の状態に戻すことができる。
と言っています。

 

HPの商品説明にはそのような記載はなく、いつも商品を届けてくれる
メーカー?ディーラー?の方がそのように言っていました。

精製の仕方に秘密があり、普通のオイルよりも何度も精製を重ねているのだとか。
企業秘密だそうなので詳しくはわかりません。

 

成分は、有効成分がグリチルレチン酸ステアリル
その他成分が、オリブ油、サフラワー油(2)、ホホバ油、
植物性スクワラン、パルミチン酸2-エチルヘキシル、
トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、香料
となっています。

よく油は 油で落とすと言うので髪のコーティングや
油分を落とせるのはなんとなくイメージはできます。

 

ただメーカー?ディーラー?の方は上記の他に、
①このオイルが頭皮を綺麗にすると倒れてしまっている根本が立ち上がる、
②くせ毛は断面図が楕円で、その楕円を真円に近づけてくれるから
クセが落ち着く。と言っていました。

100%乳化するオイルというだけで、そんな効果が本当にあるのか、
むしろ正直うさんくさくない?と思い、納得できずお客様にも勧められずにいます。

 

おそらく ぢーぢ様はこの商品を使用してはいないでしょうから
詳しくわからないとは思いますが、上記の成分とぢーぢ様の知識、
今までの経験からぢーぢ様の見解をご教授して頂けると幸いです。

長くなってしまいましたが、
お手隙の時で構いませんのでよろしくお願いします。

・・・・・・・・・・・

 

ホイホイ!

R-JPNという会社の ドリーミングオイルだね

残念ながら 場末のぢ〜ぢは使用経験はないね。

 

その商品の HPに行ってみたけど
確かにメーカーサイドでは 詳しい記述はないよね〜
メーカーが 根元が立ち上がるとか
使用したら 癖が伸びちゃうなんて書けないだろうしね・・・

 

 

>成分は、有効成分がグリチルレチン酸ステアリル
その他成分が、オリブ油、サフラワー油(2)、ホホバ油、
植物性スクワラン、パルミチン酸2-エチルヘキシル、
トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、香料
となっています。

 

成分的な お話だと・・・

クレンジングオイルで有名な シュウウエムラさん
あたりと比較しても かなりシンプルな構成だよね〜

水で100%乳化するオイル っていうのは
最近はよくある W洗顔不要タイプのクレンジングオイルのことだね

W洗顔するタイプより 界面活性剤の配合量を増やして しっかり乳化させ
オイル分の残留を少なくしてるだけなんだよね・・・

 

有効成分が グリチルレチン酸ステアリル

グリチルレチン酸ステアリルってのは 抗炎症成分だよね。
比較的安全性が高く 強い抗炎症作用があって、
ニキビや大人ニキビなどのケアに使われる油溶性の成分で
油溶性であることから、油分の多い乳液や保湿クリームにも
配合されることが多いし・・・

他には、オイルクレンジングなどのクレンジング料、
保湿美容液、フェイスマスク、ハンドクリーム、頭皮ケア用品、
リップケア用品、日焼け止めやリキッドファンデーションなど
メイクのアイテムなどに使われているんだね。

 

ま ここのメーカーさんのHPの商品説明でも

抗炎症・抗アレルギー作用があり、皮膚炎に対して有効の薬剤です。
保湿効果や保温効果、また血行が良くなり、皮膚の疲れを癒す薬剤です。

アンチエイジング効果のある薬剤です。 非常に酸化しにくく、
乾燥肌やお肌のシミ・タルミにも効果の有る薬剤です。
頭皮から顔・体まで全身に使用でき、100%乳化する高品質オイルです。

 

ってことなんで グリチルレチン酸ステアリルが
有効成分ってのも わからないことはないよね〜。

 

 

んで

オリブ油、サフラワー油(2)、ホホバ油、
植物性スクワラン、パルミチン酸2-エチルヘキシル、

ここらは 油分だよね・・・

 

そんで 乳化剤(界面活性剤)がこいつだね

トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル

 

パーム油由来の高級脂肪酸であるイソステアリン酸と
水性成分のポリオキシエチレングリコールをグリセリンで挟んで
つなぎ合わせた構造をもつノニオン界面活性剤(非イオン界面活性剤)です。

分子量が大きく安全性の高い成分で、乳化力に優れており、
主にクレンジングオイルの主剤として幅広く使用されています。

 

 

ってことで 配合量とかは わかんないし

精製の仕方の秘密もわかんかいけど

成分的に 常識的に考えたら・・・

 

抗炎症があって 安全性の高い成分でできている

界面活性剤の配合の多い W洗顔不要タイプの

クレンジングオイル だと想像できるよ♪

 

 

 

 

>よく油は油で落とすと言うので髪のコーティングや
油分を落とせるのはなんとなくイメージはできます。

 

洗顔とかならオイルクレンジングでも 界面活性剤の多いモノなら
ダブル洗顔は必要ないって 商品が多いんだけど
髪の毛はオイルクレンジングだけじゃ ちゃんと洗えてるのか心配だね。

 

 

①このオイルが頭皮を綺麗にすると倒れてしまっている根本が立ち上がる、

 

う〜〜む そりゃ 頭皮をオイルクレンジングだけできっちり乳化して
汚れも落ち 油分もちゃんと取り除けたらいいけど

洗顔と違い 頭皮には髪の毛が沢山あるからね〜
髪の毛が沢山あると ちゃんと乳化できないで
クレンジングオイルの成分とか 残留しそうで怖いよね・・・

 

ま ここらは 乳化剤の配合バランスなどが わかんないので
もしかしたら 頭皮でも きちんと乳化して汚れが
落ちてるのかもわかんないけどね・・・

 

 

②くせ毛は断面図が楕円で、その楕円を真円に近づけてくれるから
クセが落ち着く。と言っていました。

 

こりゃ まったく 意味不明だよね(汗)

 

ってか 常識的に考えると・・・

ありえへんお話 だよね(爆)

 

 

こりゃ クレンジングオイルで洗うことで

なぜ 楕円の髪を真円に近づけてくれるのか?

そう言った メーカー?ディーラー?の方に聞いてみるしかないね!

 

そして まともな理論展開してくれるのか? だよね・・・

 

 

場末のぢ〜ぢには クレンジング用のオイルが

髪の毛を変形させる理屈は 一切信じられない!

 

 

 

 

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コメント

  1. すけさん より:

    記事にしていただきありがとうございます。
    やはりそうですよね。

    僕を指名してくださったお客様ではありませんが、使用した方のお声を聞いても、頭より洗顔で使うという方のほうが多い気がします。

    最初はオイルにも界面活性剤が使われてないと言っていて、自分で調べたところやはり入っていましたので、その時点でこの商品が信用できなくなってしまいました。

    ぢーぢ様のコメントのおかげで、自分だけで考えるよりも納得ができました。
    ありがとうございました。

    もうひとつ質問をよろしいでしょうか。
    同じ商品のラインの中でスムースリーソフトというものがあります。

    成分は、
    水、PEG−12ジメチコン、セトリモニウムクロリド、ポリクオタニウム-10、フェノキシエタノール、ペンテト酸5Na、クエン酸、ジメチコン、トコフェロール、ステアルトリモニウムクロリド、セテス-20、硝酸Mg、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、塩化Mg、酢酸

    です。

    HPの記述に「ジメチコンに関しては、通常のコーティング剤として使われている種類とは全く別の保湿効果の強い種類を使っています。また40ナノという超微粒子のため水に親和性があります。」

    とあります。
    ジメチコンにどれだけの種類があり、40ナノだとどうなるのか僕にはわかりませんが、ただのコーティング剤じゃないの?と疑問を持っています。

    これまた使用経験はないと思いますが、ぢーぢ様の見解をご教示頂けると幸いです。

    お手隙の時で結構ですので、再度よろしくお願いします。

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