縮毛矯正の水抜きアイロンの真実 その1

ストレート(縮毛矯正)

縮毛矯正での水抜きアイロンってどんな技術!?

 

数年前に 弱酸性縮毛矯正 ってのが 流行った・・・
弱酸性でも還元力のある スピエラ(ラクトンチオール)を使用

でも そもそも 還元力の非常に弱いスピエラだから
それだけじゃ くせ毛なんかストレートになんない!

 

そこで 弱い還元力の弱酸性スピエラでも
癖を伸ばそうと 考えられたのが

 

水抜きアイロン技法

 

最近では ウェットアイロンとか
濡れたままアイロンとか呼ばれたりするけど

今までタブーとされてた
髪の毛が湿ってる状態で アイロンをかける技法だね!

 

 

 

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ただね 実は この水抜きアイロン技法のルーツは
スピエラ弱酸性縮毛矯正ではないんだ・・・

 

最初に 水抜きアイロン技法が使われだしたのは

ビビリ毛の修繕なんだね。。。

 

縮毛矯正やデジタルパーマなどで失敗して
悲劇のビビリ毛になった時に このビビリ毛の形状を
なんとか ストレートにしようとするとき

すでに 超ハイダメージ毛になってるので
通常のアルカリなどの矯正剤は使用できない・・・

 

なんせ ビビリ毛は そんなもんを使ったら一瞬で
溶けちゃいそうな ハイダメージ状態だからね(汗)

だから ここでもスピエラなどの酸性で優しい薬剤しか
使用できないんだよね。。。

 

でも ビビリ毛の形状を ストレートにするには
弱い薬剤じゃ 還元パワーが絶対的に足りない・・・

そこで マニアック美容師の間で 生み出されたのが
潤い水抜きアイロン技法だったんだね。

 

ビビリ毛なんぞ アルカリの強い薬剤なんて絶対に使用不可能
弱酸性で優しい還元剤じゃないと 無理なんだが・・・
でも そんな薬剤では ビビリ毛を修繕も不可能だ。

そこで 試行錯誤した結果 水抜きアイロンをすると
なぜか ビビリ毛修繕に使えることを発見したんだ。

 

ただね こりゃ かなりの高等テクニックでね
下手すりゃ ビビリ毛が直るどころか
より 激しいダメージ毛になっちゃったりしてね(汗)

だから ほんの一部のマニアック美容師の
マル秘のテクニックだったんだよね。

 

 

 

優しい薬剤での 弱い還元反応でも
水抜きアイロンなら しっかり髪を形状変化させられる

んじゃ 普通の髪の毛でも 癖が伸びるんじゃないのか!

 

そうして 一般の美容師にも広まったのが
弱酸性縮毛矯正での 水抜きアイロン技法だったんだね♪

 

 

ビビリ毛修繕から誕生し スピエラ弱酸性縮毛矯正で
多くの美容師に知られるようになった 水抜きアイロン技法

当初は この水抜きアイロンは 薬剤的パワーが弱いのを
フォローするための 強力な物理的パワーだと思われていた。

だから 弱酸性縮毛矯正は スピエラなどの優しい還元剤で
癖を伸ばしストレートにできるので ヘアダメージが少ない!

 

 

弱酸性の優しい還元剤で あまり還元もしないのに

水抜きアイロンをすることで 癖が十分に伸びてしまう

今までの縮毛矯正より ヘアダメージはかなり少なくなる!

 

 

しかし・・・

 

今までのアルカリの薬剤を使用する縮毛矯正より
随分とヘアダメージ減少が出来ると思っていた

弱酸性縮毛矯正なんだけど 現実的には 違っていた!

 

そう ヘアダメージが随分と少ないハズの
弱酸性縮毛矯正なのに

なぜか ビビリ毛やハイダメージ毛になっちゃうなどの
失敗が続々と現れるようになって来ちゃったのだ・・・

 

傷みが少ないハズの 弱酸性縮毛矯正で
ひどく傷んじゃう人が 出てきちゃった!

 

なぜ???

 

それは 弱酸性だからダメージが少ない
と思い込んでる美容師の慢心もあるかも知れない・・・

 

ただ 本質は 少し違ってた

一般の方にもわかりやすい説明だと この記事を読んでみて

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まず 縮毛矯正の薬の強さは こんな感じ

普通の薬剤と比べると 酸性の薬剤は 弱い(優しい)です

 

 

そして 縮毛矯正の場合は
アイロンでもストレートにしていきます

でも このままでは 酸性の薬剤を使用した方が
かかりも弱くなってしまいますよね・・・

 

 

そこで その弱さをカバーするために
より 癖を伸ばすパワーの多い 濡れたままアイロンをするんです

例えば イメージでいうと・・・

ノーマルの場合は
薬剤で90点ぐらい伸ばし アイロンで10点ぐらい

酸性の場合は 薬剤で30点ぐらいで
アイロンで70点ぐらい癖を伸ばす感じですね。

これで 両方とも 100点満点(笑)
同じぐらい 癖が伸びるワケですが・・・

 

ただし これじゃ

ダメージもそんなに変わらない!

って事なんですね。

これは アイロンだけじゃなく
放置タイムを長くしたり 加温をしたりなど
薬剤反応を強くしたりも同じですよね。

 

 

ただ 濡れたままアイロンの場合は
どのくらい パワーアップするのか?
理美容師でもコントロールが難しいんですね・・・

 

んで もし アイロンのコントロールを失敗すると

 

ノーマルの場合は
薬剤で90点ぐらい伸ばし アイロンで10点ぐらいの
パワーで癖をストレートにするんですが

酸性では 薬剤で30点なんですが
アイロンで失敗して アイロンだけでも
100点のパワー!なんて事も起こりうるんですね

 

すると 合計すると 130点以上の
パワー(ダメージ)を与えちゃって・・・

髪の毛が酷く傷んだり ビビリ毛になったりなどの
トラブルに見舞われる事があるんですね。

 

ま 結局のとこ

 

弱酸性とか 優しい薬剤とかいっても
同じような かかりにしようと思えば

薬剤以外の部分で それなりの
パワーをかけないといけないので

髪への負担や ダメージもたいして
変わらない場合が多く・・・

やり方によっては
危険な場合すらあるんですね。

 

 

そう 水抜きアイロンの 癖を伸ばすパワーは

かなり強力であり そのコントロールも結構難しい!

 

水抜きアイロンを失敗し ひどくダメージするケースも

ちょくちょく 見られるようになってきたんですね。

 

 

んじゃ こんな失敗をしない為には どうしたらいいのか?

どのぐらいのタイミングで アイロンをすれば安全性が高いのか?

場末のぢ〜ぢは それを考えていくことにしたのです。

 

 

そこで まず 本当の水抜きアイロンとは 何か?

縮毛矯正の水抜きアイロンの真実を探ることから 開始したのです♪

 

続く・・・

 

 

コメント

  1. ここふらん より:

    こんばんは。私は色んな縮毛強制を渡り歩き、もう最近は何がなんだかわからずにあります。

    この前は、水分矯正というプラセンタを入れ込む縮毛矯正をしました。
    その矯正は、最初に髪の毛の水分を抜いて、入れ込むという方法で。
    水分を抜いたという時、自分の髪の毛の痛んでるところ、以前矯正したストレートのとこなのですが、クルクルになり手で触ったらバキバキとゆーかなんとも言えない。。ものでした。
    その髪に、挟みブラシとドライヤーで伸ばしたのです。怖かった。
    そのあと、確かに水分プラセンタをいれました。ストレートにはなるが、髪の毛やはり切れました。もぅ、傷ませない縮毛強制ですうたい文句が多くて、何を信じたら。どんなものが良いのでしょうか?傷まないなんてないとは、もう25年もかけてるからわかってますが、
    それにしても。最近本当に縮毛強制に対して悩みまくりです。

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