ハイライトにパーマで かかりムラ・・・

どS美容師に質問

これからのパーマ ダメージ軽減の方向性
こいつの まず最初はね・・・

 

アルカリや 還元剤など 使用薬剤での
ダメージ軽減 を考えるのでは無い!

また 技術的にも 特殊な事もない!

この方向性で 行こうと思ってる♩

 

今まで パーマの傷みを軽減するとかは
ほとんど この薬剤に頼ったもんだったけどね

これからのパーマ だから当然ちがうんだよ。

 

薬剤で なんとかしようとすると
今までのように 必ずデメリットが出てきて

例えば 今回のケースのように
弱酸性なら ダメージは少ないけど
かかり具合や 持続性に問題あり!

な〜んて パターンになっちゃうからね。。。

 

 

これからのパーマは 還元が違う!

パーマのちょうどいい還元はココ!?

これから使える DO-S式パーマ技法とは?

 

 

 

場末のぢ〜ぢの孫 キィちゃん
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んじゃ 今日の読者さんからの質問ね

・・・・・・・・・・

いつもお世話になっております。
お忙しいところすいませんが、
ちょっとお聞きしたいことがあるので
質問させていただいてもよろしいでしょうか?

 

先日カラー毛にブリーチの
ハイライトが入ったお客さんにパーマをかけました。

プレクリープパーマ(現在はこの呼び名でいいでしょうか?)
はいつも低ダメージでパーマをかけれるので重宝してるのですが、
コールドパーマでシャンプー後ウェットで”L5”の着け巻きを
するようにダメージの均一化(比較的)をすることはできません。

毛先にいくほどダメージしてるようなコンディションなら
ロングロッドを使って対応したりしますが、メッシュ状に
ダメージしてると均一なウェーブが出なくて困ってます。

 

僕は普段からパーマを優先してるのでハイライトは
かかりムラになるので、頼まれない限りは入れることはありませんが、
パーマをかけないお客さんだったのでハイライトを入れましたが
まさかそんなにすぐパーマをされるとは思いませんでした。

本当はL5で均一にパーマをかけたかったですが
全体の低ダメージを取ってプレクリープにしました。

 

今回のようなメッシュの入ったお客さんに
プレクリープパーマをかける場合に
L5でワインディング後ドライすると
酸性なのでプレクリープしなくなるでしょうか?

L5で放置後お流しして巻いても意味はないでしょうか?
(ここで応力緩和水とかかけると働いてしまうような気もしますし)

 

対処としては お客さんに、メッシュ部は
きつくかかってしまうとお伝えしたのと
きつくかかる部分も含めたトータルで
希望の画像のかかり具合にしたことですが
仕上がりは問題なかったものの、
色々考えても個人的にはお手上げでした。

 

Do-Sさん流か、お知り合いで現場で
こういったケースを克服されてる方がみえましたら
是非とも教えていただきたいのですが、、、(デジパーではなく)

 

 

あと、もうひとつ

移動→浸透 の順なら還元時間が2分くらいでも大丈夫、
とのことですがロッドの本数が多かったりと
かかりすぎると困るので若干薬を弱めにしたりすると、
結構時間を置く羽目になってしまうことがあります。

時間がかかればかかるほどドライで繋ぎ変えたSSが
切れて意味が薄れてしまうと思うのですが
だとすると最長でも何分内に還元を終了した方が
イイという目安はありますか?

 

質問が多くすいませんがとても悩ましい課題です。
お手隙な時があればご教授いただけると嬉しいです。

・・・・・・・・・・

 

ホイホイ!

ハイライトでの パーマのかかりムラだね・・・

 

そもそも メッシュとかなら 酸性チオでも
結構 対応は難しくないかい!?

 

 

まず 酸性チオについてだけど・・・

 

基本はこの辺りの記事を読んでみて

酸性チオのススメ! パーマ・縮毛矯正編

弱酸性チオのデメリットとは?

酸性チオの 前処理後に
アルカリ性で 還元することによって
まんべんなく還元 が出来るのだ♪

 

このことは 君の場合は 理解してるよね?

 

 

んでね 実は プレクリープを行うことで

こいつと同じようなことをしてるんだね!

 

 

まずね これはパーマに限ることだけどね
そして 酸性チオの理屈で まんべんなく還元
というのは ちょいと置いといてね。

 

たとえば

 

ダメージの少ない健康部分を Aとする

そして

ダメージしてて かかりやすい部分を Bとする

 

ここでは わかりやすく 根元付近は健康毛で
毛先部分が ダメージしてるイメージで考えてくれ。

 

一般的な 処理剤でかかりムラを抑えるには・・・

Bの部分に 処理剤をつけ その部分の還元剤の
パワーを落として かかりムラを抑えるイメージだよね!?

これは Aのダメージ部分の還元を抑える やり方だね。

 

 

そして 酸性チオの場合は?

酸性ということで Aのダメージ部分に負担をかけないで

Bの部分に 浸透しておいて 後からの還元剤で
満遍なく還元をすることで より還元しやすくなる。

 

そう イメージ的に言うと

Bの健康部分の 還元を促進する 感じだね。

 

一般的な処理剤を使用したのと 逆のイメージだね!

 

 

んじゃ プレクリープはどうだろうか?

応力緩和は 完璧に還元の促進効果だよね〜

そ〜 文章にすると 酸性チオにかなり近い

 

水で濡らして乾かすだけなので
Aのダメージ部分に負担をかけないで

Bの健康部分に応力緩和効果で
通常より すごくかかりやすい状態にする。

 

そう

Bの健康部分の 還元を促進する 感じだね。

 

 

例えば 普通のパーマで 還元をするとしたら

健康部分Aは 15分
ダメージ部分Bは 2分で
還元できるとする・・・

 

このまま Bの部分を希望通りにかけようとすると
Aの部分も 15分間も還元する ことになるので
Aは過還元となり チリチリに傷んだりするよね!?

 

そこで プレクリープをすれば 弱い薬剤でも
Bの健康部分が 3〜5分間ぐらいで還元できたりする。

 

そう こうなれば

 

Aの部分も 15分の還元から

3〜5分間と 短縮されるので

ダメージは少なくなるんだね。

 

 

プレクリープには もともと このような

毛先のダメージ部分の 過還元を防ぎ

還元ダメージを軽減できる 理屈もあるんだね♩

 

また ダメージ具合によっては
酸性チオの場合は 後から アルカリの還元剤を
使用しなければいけないので 多少危険な場合もある

プレクリープで アルカリの弱い薬剤使用なら
こちらの方が 安全な場合もあるよね。

 

 

ただ プレクリープの場合は 毛先もしっかりとかかるので
根元から均一なウェーブが出にくいと言う欠点はあるよ。

だからここは 君の言うような
ロッドや巻き方の細工が必要だね♪

 

 

んでね

ただ 今回のような
メッシュの入ったお客さんの場合はね

酸性チオだろうが プレクリープだろうが
完璧に ムラを無くすのは 不可能だと思うんだよね。

 

場末のぢ〜ぢの経験で言うと

まず メッシュにパーマはしないのが一番だし

 

もし どうしてのするなら

メッシュ部分が チリチリにならないように
太めのロッドで 大きめのカール、ウェーブの髪型を選び
それ相応に毛量調整などで 動きやすいベースを作る。

そして プレクリープで行くのなら
まず メッシュ部分が 耐えられるであろう
アルカリや還元剤濃度の薬剤と 反応時間を
しっかりと 把握しておき(場合によりストランドチェック)

メッシュしてないダメージの少ない部分を
その薬剤、反応時間 以内で無理なくかかるような
ヘアスタイルやパーマスタイルで 対応して行く感じだね。

 

一般的な

まず 希望のヘアデザインを決めてから
ロッド、薬剤、時間などの
パーマ工程 を考えて行くのではなく

 

ハイライト部分などの 素材である髪から

限界のパーマ工程を 決めて置いて

そこから ヘアデザインを考えて行く方法だね。

 

 

もう一つの質問は 明日ね♪

 

 

コメント

  1. 木村裕 より:

    ご回答どうもありがとうございました!
    今回の 応力緩和でAの時間を短縮 Bを促進 ということを改めて整理できました。
    確かにこちらの方がダメージは軽減されそうです。
    応力緩和が酸性チオの満遍なく還元に近いのは嬉しい発見でした。
    メッシュにパーマはやはり難しい条件なんですね、 ここは普段からお客さんへの教育と念押しが必要かと痛感しました。
    他の事項も楽しみにしてます!

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