PPTコンプレックス系の処理剤なんて 下水の肥やし!

DO-S的 パーマ解体新書

パーマや 縮毛矯正(ストレートパーマ)で

 

処理剤なんぞ 下水の肥やし!

 

 

どんな画期的な成分だろうが
コンプレックスだの何だの謳おうが

髪の毛のケラチンと結合はしないし
いくら 栄養成分だって言っても
髪は 同化も吸収もしない。。。

 

まして 処理剤ごときが
パーマ液から 髪を守ったりもしない

 

ダメージレスだの 全部 嘘っぱち♩

 

 

 

んじゃ 今日は

処理剤なんて下水の肥やし!

こいつは 本当なのか?

 

そこ 突っ込んでみよう♩

 

 

 

ちょいと前に 検証していたやつ

パーマでの2種類の検証・・・

 

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こいつの ②と③の毛束ね

今回 使用した 下水の肥やし パーマの処理剤は

 

すべてに(TOTAL)順応適応する(ADJUST)
複合的架橋(MULTIPLE LINK) アミド結合(AMIDE BOND)

 

ま アニオンだのカチオンだのとか
コアセルベートだからどうしたの
ありがちな PPTコンプレックス系の処理剤だ。

しかし 成分を見る限りでは どうも
ノニオン臭い感じがするけどね・・・

ま 特にこの商品である必要性も感じないので
気にせずに行くことにした。。。

 

 

メーカーの指定では パーマの場合は

1剤に アニオンを5〜10%ミックス

2剤に カチオンを5〜10%ミックス

それだけだ(笑)

 

 

まずは かかりあがり

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③(写真右)は 処理剤の影響で若干緩くなると考え
少しだけ 1剤タイムを長くした。。。

 

んで ほとんど 同じようなかかりあがりになった。

 

 

でも ここで 少し感動した

③の処理剤のやつは 手触りが良い!

こりゃ みんな
ダメージレスだのと騙されるわな・・・

 

残念ながら 場末のぢ〜ぢは
そのとき美容師じゃないので
気にしないけど(笑)

 

 

んで こっから

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洗って 乾かして 100℃アイロンを繰り返す

 

そして 結果は

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ほら〜

 

あえて コメントは控えさせて頂きます(笑)

 

 

んじゃ このような結果になる要因を
二つ紹介しときましょう

 

 

 

薬剤反応の邪魔をしてはいけない!

 

パーマの薬剤反応

還元剤 ↓

RSH ⇄ RS + H+

還元反応 ↓

KSSK + RSH ⇄ KSSR + KSH  (1)

KSSR + RSH ⇄ RSSR + KSH  (2)

酸化反応 ↓

2KSH + O → KSSK + H2O

 

 

これには pHだとか
イオン化だとか いろんな条件があるんだよね。

 

 

例えばこの記事で復習

パーマでの 酸化の邪魔モノとは?

 

 

酸性とは関係ないけど イオン化ってのにも
メリット、デメリットがあってね・・・

もしイオン化してる状態で
パーマや縮毛矯正などに 中間処理で
処理剤なんかを入れすぎると

お祭り騒ぎの髪の毛の中で もしかしたら(妄想)

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そう Hに変わって 処理剤がくっつく事も
ありえないお話では無いかもしれんでしょ!?

もう こうなったら
SSが再結合する理屈自体が無くなる。

 

 

んで こんなのも参考にして

新薬配合ブロム3 その仕組みとは?

 

実はイオン化されてない
髪の毛に残留するチオには

アミノ酸なんかが イオン結合で
へばりついてるモンもあるんだよね

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これが 前処理剤を使用すると
還元剤の働きが弱まる原因なんだけどね。

また アホ美容師は ご丁寧に
中間処理剤とかも 髪の毛のインナーに
入れまくってくれたりするしね(汗)

 

 

髪の毛のSS結合という側鎖を
切ったり 再結合させたりするパーマで

低分子で髪の中まで入る 処理剤なんて

もしかして いろんなトコにくっついて(一時的)

パーマの薬剤反応の妨害を
しちゃってるって お話ですね(爆)

 

 

 

 

死骸を入れても 何も起こらない

 

こりゃ そもそものお話なんですけどね。。

ほとんどの処理剤で使われている PPTってやつね

 

ま 今回の処理剤なんかでも
羊毛の 加水分解ケラチンが使われてましたがね

 

 

髪の毛はケラチンタンパク質なんだから
同じケラチンタンパク質を 補ってあげよう!

はいはい! 言ってることはわかります。

 

そりゃ シルクだのコラーゲンだのよりは
効果がありそうな感じはしますけどね・・・

 

 

このブログ記事を熟読してみて

ヘアダメージに タンパク質は効かない!

 

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どうやって ケラチンを取り出すのか知ってます?

 

あんね

 

羊毛だとか 羽毛だとかを

pH11〜13だとかの

超強力な アルカリ溶剤で 溶かして

ケラチンたんぱく質を抽出しているんです。

 

もうね

こんな強力なアルカリで
溶かしてしまった 死骸ケラチンは
まともな 分子構造もへったくれも無く

こんな 死骸ケラチンが
髪の毛に浸透したから
何か良い事をしてくれる理屈は
1ミリもないのです(涙)

 

ケラチンたんぱく なんぞ

アルカリで溶かした時点で

分子構造も システィン結合も

ぐちゃぐちゃの

単なる ケラチンの残骸ですから〜

 

 

そんなもん 入れても

何も効果なんてありません(キッパリ)

 

 

 

 

誰がこんなこと はっきり書いたんでしょ(爆)

 

 

そういや 2年ほど前に 某メーカーさんが
初めて 生きたケラチンを作ったんですがね・・・

ただ 分子量が大きすぎて 髪の中までは入りませんしね・・・

ま 今の所は まだ 生きて中まで届くモノは無い!

そういうことですね♩

 

未来に 期待しましょう(謎)

 

 

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