これからのパーマの大切な2つのポイント♩

DO-S的 パーマ解体新書

DO-S的 パーマ進化論

 

パーマの中間水洗で 還元剤は流れない

もう 何十年もそう信じられていた常識が
すべて 覆されてしまった・・・

 

 

1剤を流せば 還元作用はストップする!

その ハズ だった のに ・・・

 

 

ここで 薬剤による作用と

今までは 物理的な作用と思われていた
加温や加湿、クリープ作用なども

すべて 考え方を変えなければいけなくなった。

 

 

純粋に 物理的なパワーと考えられるのは

還元剤を塗布する前に
応力緩和させるする方法と

2剤の前に乾燥させる
デジタルパーマやエアウェーブでの
乾燥直前の 水抜き加温だけになってしまったのかも??

 

 

どS美容師的パーマの真実 スタート♩

パーマの還元時間を半分以下にする方法

DO-S式パーマ理論 切断と移動の分離!

 

 

 

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現在 消費者に求められるパーマ・・・

真っ先に実現しなければいけないのは

今まで ロッド径の1.5~2倍とされていた
ウェーブ(カール)の大きさを

できるだけ ロッド径に近いぐらいの
大きめも ウェーブにすること!

 

そのためには 今までの還元では不可能なんだ。

 

従来の 倍ぐらいのパワーで
還元しなければいけない!

 

今まで 10〜15分ぐらいだった 還元タイムを
40分以上 還元し続けないといけない。

 

 

普通に考えたら 恐ろしいほどダメージするし
長時間の施術で お客さんの負担も高い。

 

そこで 場末のぢ〜ぢが最初に考えたのがコレ

パーマの還元時間を半分以下にする方法

DO-S式パーマ理論 切断と移動の分離!

 

 

還元剤をつけてから
タンパク質の切断と移動を同時に行っていたのを

まず先に タンパク質の移動をさせといてから
還元剤を塗布して タンパク質の切断を行うことで

還元剤がついた状態での
放置時間をできるだけ短縮することが可能になったんだ。。

 

 

んで こいつに ちょいと多くの質問が寄せられたんだが

Wガラス化エアウェーブとどう違うのですか?

ほとんど この内容(笑)

 

Wガラス化エアウェーブは2年ほど前に
場末のぢ〜ぢが提唱しだした パーマ技法なんだが

濡れてる時と乾いた時のウェーブギャップを少なく
できるだけ 髪に負担を少なくするための技法だ。

今回のベーシックパーマ技法も 応力緩和は使うけど
ちょいと 思考が違うんだよね・・・

 

この部分は まだ場末のぢ〜ぢも検証中の部分もあるが
今回のは ベーシックパーマ技法として捉えているよ。

 

 

クリープパーマやエアウェーブなどは
どう考えても 40分以上還元し続けてるし
低音デジタルパーマでも 普通のデジタルパーマでも
1時間程度は 還元しっぱなしだ。。。

こいつを できるだけ 短時間にするには???

現在のところ 還元剤を塗布する前に
一度 ロッドに巻いて 完全乾燥させるしか
他の方法が 見当たらない・・・

 

現在のところね・・・

 

 

だから 現在 場末のぢ〜ぢが検証している工程は

 

水巻き もしくは 応力緩和水でロッドを巻く

エアウェーブの機械等で 完全乾燥させる

乾燥させた状態で どっかん還元

髪質や希望のカールにより DO-Sスポイド還元

テストカールで希望通りのカール形状

R−STOPやブロム3などで バックリアクション

ブロム6でしっかり酸化 & 必要に応じてアシッド処理

 

 

まだ 何個か 解説してない部分もあるが
これが 現在の ベーシックパーマなんだよね。。。

 

この工程なら 施術時間も デジタルパーマなんかより短時間で
クリープパーマと ほぼ同等なタイムでパーマができるし

なにより 還元剤がついてる時間は かなり短い!

ヘアダメージの軽減と 現在求められるパーマの両立には
これが 今のところ 一番効果的なんじゃないのか?

 

んで これから この技法を
もっと効果的にする方法に移るんだけど・・・

 

 

その前に・・・

 

 

ちょいと このパーマ技法の 注意事項を書いておく

 

まず 一番大切なのは

 

完全乾燥させる! ってこと

 

 

ドライヤーで乾かした程度だと
毛先まで完全乾燥は難しいよ!

やはり エアウェーブで
しっかりと完全乾燥させないと効果は出ない。

 

 

そして

この完全乾燥した状態に

 

一気に還元剤を しっかりと塗布すること!

 

DO-S的 どっかん還元だ(笑)

 

 

ちょいと こいつの違いの検証結果を見せておこう

2本のロッドを 一晩寝かし 完全乾燥させたもの

DSC_5160

 

そして 1剤(DO-SカールL8)を塗布する前に
ウェットって書いたあるほうは 水で濡らして
1分間 自然放置する

DSC_5161

 

 

1剤を7分程度で ブロム6で酸化させた検証結果

DSC_5163

 

Wガラス化エアウェーブの場合は
2回目の乾燥工程があるので
多少 湿らせて還元剤を塗布しても
その後の乾燥までの時間で還元は進行するので
ここまでの変化は起こらないが

今回の一回だけの乾燥工程だと
ここまで ウェーブの出方が変化しちゃうからね。

 

 

ここは かなり注意してほしいポイントだ♩

 

 

 

あと ちょいと余談だけど

んじゃ 縮毛矯正の時も
1剤塗布前に ストレートアイロンで
ストレートにすればいいですか?

って 質問もあったが

 

場末のぢ〜ぢの持論では

 

確かに 効果があるかもしれないが
全体にストレートアイロンする時間の割には
パーマほど 抜群の効き目はないので

ネープや 顔まわりなど
癖の伸びにくい場所だけにしといたほうがいいよ!

 

そう 答えることにしてる。

 

それは 今回の検証結果でわかる。。。

 

ストレートパーマ(縮毛矯正)の場合は
ロッドに巻いて固定しているわけでは無いので

薬剤塗布して ウェットになったら
還元するタイムまでに
じんわり癖が戻って来ちゃうからね。。。

効果が無い訳ではないけど

全体にアイロンまでしてると
大変な作業になってしまうからね。

 

 

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コメント

  1. 笠井翔太 より:

    最近拝見させていただいております。
    とても勉強になります。
    過去の記事から順番に読ませていただいてるので
    もしすでに回答済みだったり、違う考え方が出ていたら申し訳ありません。

    一つ質問ですが
    還元剤をつける前にデジタルパーマの機材で完全乾燥させてから
    どっかん還元をする工程でも同じような効果が得られるのかと疑問に思い質問させていただきました。

  2. 橋本 幸三 より:

    お疲れ様です!
    いつも本当に勉強させていただき美容が前より断然楽しくなっています。
    本題なんですが
    「どっかん還元」の意味はわかったのですがやっぱり塗布しずらいので
    p_セットとかで霧吹きした後とかだとやっぱり垂れてしまいますか?
    p_セットは持っていないので検証していないのですが全頭をどっかん還元はなかなか難しいでしたのでm(__)m

  3. 服部美香 より:

    度々すみません、追記になるのですが、後頭部あたりの髪の毛の表面のみ光に当たると導線のようにオレンジにピカピカ光ります。そしてチリチリになっていて、表面を持ち上げるようにブロッキングし、頭に近い部分の髪の毛を見ると髪色が2トーンほど暗い状態です。
    通勤時間も15分程で職場もオフィスワークですので紫外線もあまり当たりませんし、顔周りの毛の表面はなぜかピカピカ光らないしチリチリならないのです。
    枕との摩擦も考えお団子頭にして寝てるのですがあまり改善されません。

    あくまで耳から後ろの後頭部あたりのみピカピカ光りチリチリと傷みがひどいのですが、この場合もアウトバスはミストのみでいいのでしょうか?

  4. 服部美香 より:

    先日はご指導ありがとうございました。
    今まで何一つ分からなかった自分の髪のダメージの原因について分かり易く的確なアドバイスを頂き、とても嬉しかったです。

    もう一つお聞きしたいことがあり、コメント致しました。
    私のダメージのもうひとつの要因はアイロンやコテを毎日使用しており特に梅雨時期は癖がうねってスタイリングにも一苦労します。

    よく、アイロンやコテを使う前には前処理としてヘアオイルやミストをしてブローしてから等と耳にするのですが、do-sシリーズの商品で、アイロンやコテを毎日使用する際に前処理として使うオススメのスタイリング剤などはありますでしょうか?

    重ね重ねの質問にはなりますが、またお時間ある際に御返信頂けると嬉しいです。
    よろしくお願いいたします。

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