パーマは2液でかける その1

パーマ

場末のパーマ屋の美容師日記

 

こりゃ 2010年の10月頃

前のブログ

どS美容師ブログ

 

こいつを始めるときに 考えた名前じゃね

場末 → バスエ だかんね(笑)
バマツ って読む人も多いから気をつけてね♩

場末とは、栄えている場所から外れた場所のことを指す。
場末のスナックとか 寂れた感じがするよね〜(笑)

 

場末のぢ〜ぢは 岡山なんていう
中途半端な地方都市の そのまた郊外で
美容院をしているからなんだが・・・

ま 田舎もんの美容師ですが なにか?

っていう ちょいと抵抗してる感もあるね(爆)

 

ブログ開設当初はぢ〜ぢは mixiをしてたんよ
mixiの中だけで 施術日記を書いたりしてた。。。

んで 当時 ちょいと 自惚れてたね〜(爆)

ミクシーで日記を書いたら 沢山のコメントや
パーマセミナーをしてとの要望を受けたり・・・
それまでは 岡山で細々とサロンをしてる
おっさん美容師なのに???

 

もしかして 俺様って 上手いの?(笑)

 

そんな感じだった・・・

 

 

ま これも 今から思えば
別に大した事でも無く 恥ずかしいよね〜

場末のパーマ屋を書き始めた頃の記事なんか
ほとんど消去させたい感 満載よ(笑)

クリープパーマなんて 自ら謝罪したし・・・

 

 

美容師なんていう仕事に 完璧なんてないし

死ぬまで 日々成長できるから楽しいんだ!

 

 

 

場末のぢ〜ぢは このブログを書き始めて
最大のラッキーが舞い込んできた。

新美容出版で当時「マルセル」っていう
美容雑誌で特集企画させてもらったんだが
ここで 出会った 細田編集長のおかげだと
今でも マジで思っとる(感謝)

 

細田編集長のおかげで

毛髪研究の第一人者 新井幸三先生とお会い出来たり
美容メーカーの開発の方達と お話する機会があったり
いろんな達人レベルの美容師さんとも会えた。

 

これらの おかげで

それまで ぢ〜ぢの妄想だけだった
独自のパーマやヘアケア理論が体系化でき
整理して わかりやすくなった。。。

 

 

・・・・・・・

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今日の晒し者 友達ブログ記事

DO-Sシャンプーで 中間&毛先をあわパックの威力!!
髪が全然ちがいますね~♪

ビビリ毛になっても、大切な髪なんです♪

・・・・・・・

 

 

 

パーマは2液でかける!

 

ずいぶん前に 場末のぢ〜ぢが言った言葉。。。

ここらも

よくケミオタ美容師に突っ込まれたらしい(笑)

あいつらは ぢ〜ぢが怖いからか
直接言ってこないので 軽く無視だが。。。

あ コメントしても どうせ3秒削除じゃが(爆)

 

ま なにを言われようと

パーマは2液でかける!

この基本方針は ブレないけどね♩

 

 

んじゃってことで

ちょいと 数回になるけど
パーマでの酸化について 書いて行こう!

 

初回は DO-S式 どっかん酸化法

 

パーマをかけて 濡れてる時のウェーブと
乾いた時のウェーブの 差が少なければ
お客さんの手入れが楽になるんじゃないのか?

ブローが主流の時代から ドライが主流に変化し
手入れ(ホームスタイリング)から考えるパーマ

こいつには このウェーブギャップの
少なさが重要なんじゃないのか!?

 

 

どっかん酸化 誕生秘話

 

ずいぶん昔のお話になるが

お医者さんが 治療方法を
決めるのと同じように・・・

基本的に パーマの手法や種類について
お客さんに選択権を与えない
おまかせ美容師のぢ〜ぢは

作るヘアスタイルで
ぢ〜ぢが最適だと判断したパーマをする。

 

 

デジタルパーマが出来た頃は
当時のぢ〜ぢの作るヘアスタイルが
デジタルパーマ向きだったので

パーマをかけるお客さんの8割程度は
デジタルパーマでかけておったんよ。

 

当時のデジタルパーマは初期型で
ロッドが防水型ではなく 1剤後に乾燥させ

2剤と塗布する前に ロッドオフして
オキシの2剤をつけて シングルピンとかで
カール形状のまま固定していた。

その頃は なにも思わなかったんだが
これが どっかん酸化法 だったんだよね♩

 

濡れてる時と 乾いた時の
ウェーブギャップが少ないパーマ。。。

こいつを デジタルパーマで体験したのだ。

 

 

んで 10年以上前に タカラから
エアウェーブが登場した。。。

すぐに 導入したぢ〜ぢ
その時から パーマの8割は エアウェーブになった。

 

DSC07604

 

なぜ デジタルパーマから
エアウェーブに変化したのか?

 

これの 大きな理由は二つ。

場末のぢ〜ぢの作る髪型が
巻き髪っぽい カール形状から
ふわゆるウェーブっぽい
柔らかいウェーブに変わった。

 

あと

ヘアカラーが定番化していた影響からか

ヘアダメージが原因で
髪型が作りにくくなった人が多くなり

デジタルパーマの最大の欠点である
テストカールが出来ないという致命傷で

基本的に 過還元 だという事による
ヘアダメージの深刻化だ!

 

詳しくは ここらを読んでね

デジタルパーマとエアウェーブ その1

デジタルパーマとエアウェーブ その2

 

 

んで 酸化の話に戻すと・・・

 

タカラからエアウェーブが発売された当初は
タカラとロレアルの共同開発ということで
薬剤は ロレアル製のモノが使われていた。

当然 場末のぢ〜ぢも そいつを使用していたんだ。

そのロレアルのパーマ剤なんじゃけど
最初の数年間は 2剤が 過酸化水素水(オキシ)だった。

 

そして 数年後・・・

 

なぜかは しらんが

そのパーマシリーズの 2剤が

オキシから ブロム酸に変更になった!

 

当然 ディーラーさんから来る
場末のぢ〜ぢのとこのも
ブロム酸の2剤に変わるよね。

 

んで 1〜2ヶ月経過・・・

場末のぢ〜ぢの 指先が違和感を覚えた。。。

 

こりゃ わしの求めてる
エアウェーブじゃ〜ない!

濡れてる時と乾いた時の
ウェーブギャップが あるやないかい!

 

2剤以外は 変わってないのに変化した・・・

もしかして オキシからブロムに変わったからか?

ってか そうに違いない!!!

 

 

パーマの反応 と パーマ剤の反応は違うんだ

たとえば 1剤の還元剤の反応は
塗布したら 始まる・・・

 

ただし パーマの反応というのは
還元剤を使用して SS結合を切って
酸化剤をつけて再結合が開始した時から 始まる。。
これがパーマの反応というもんだよね。

 

濡れている時の反応は 濡れているときに出やすく
乾いた時の反応は 乾いた時に出やすい

 

オキシの反応は 早いが
ブロム酸の反応は 遅い・・・

ってことは

せっかく デジパーやエアウェーブで
2剤前に完全乾燥させても

液体であるブロム酸の場合は
反応するまでに ウェットの時間が長い。

 

だから 乾いた状態でせっかく塗布しても
あまり意味がないということになってしまう。

 

 

2剤の酸化前に

完全ドライした状態にし

そいつを 反応の早いオキシで

すばやく 酸化させていく!

 

 

そうして生まれたのが これだったんだね

DO-S式 ウェーブギャップの少ない酸化法

 

 

続く・・・

 

 

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コメント

  1. じゅんぺい より:

    最近耳にしたことで
    金属イオンで髪が痛むと?いわゆるゆすぎのお湯とかで?ほんとなんですか?教えて下さい。

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